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[最終更新日]2024/12/03
こんにちは、伊庭和高です。
過去を清算できず悩んでいる人は、
年齢や性別を問わず多いです。
仕事、恋愛、夫婦関係、未練、目標など、
さまざまな対象において過去を精算できずにいるのです。
過去を清算できないままでは、
人生において良いことはありません。
どこかで過去を引きずってしまったりと、
ネガティブな印象を持ち続けてしまいます。
今回はぬいぐるみ心理学の視点から、
過去を清算できない心理背景と解決策をお伝えします。
目次
過去を清算できない心理背景
過去を清算できない人には、
3つの心理背景があります。
どれか1つに該当することもあれば、
複数に当てはまることもあります。
過去の記憶にすがっている
「あの時は頑張ったな」
「あの頃は良かったな」
この様に過去の記憶にすがっていると、
いつまでも過去を清算できません。
成功体験や幸せな記憶に引きずられ、
過去を思い出してしまうのです。
まさに過去の記憶にすがっている状態です。
他人軸で行動している
自分軸と他人軸という言葉があります。
他人軸で生きてきた人ほど、
過去を清算できなくなってしまいます。
自分の気持ちを脇に置き、
周りを気にして決断してきたのです。
誰かに言われたから行動したり、
相手に認められるために行動したりと、
行動の基準が相手ありきになっています。
もし上手くいかないことがあると、
自分軸で決断してこなかったために過去を後悔し続けるのです。
現実逃避している
目の前の物事から現実逃避をするために、
過去の記憶を思い出す人もいます。
過去を思い出すことで、
一時的に目の前の物事を遠ざけられるのです。
過去を清算できずにいることで、
現実逃避ができるメリットがあるとも言えます。
ただし注意が必要なのは、
思い出した過去も悩んでいたかもしれないのです。
過去に意識を向けることで、
今の悩みやストレスから現実逃避しているだけですが、
現状が改善されるわけではありません。
自信のなさが根本原因です
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。
過去を清算できずにいるのも、
自分の自信のなさが背景にあります。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自信があれば過去を清算し未来へ意識を向けられます。
自信がないからいつまでも過去を引きずり、
気持ちの整理がつけられないのです。
先ほど紹介した3つの心理背景も、
自信のなさが原因だと言えます。
過去を清算できないままだとどうなるのか?
過去を清算できずにいても、
幸せな毎日は送れません。
何かにつけて過去に気持ちが戻され、
ネガティブな気持ちになってしまうのです。
過去を清算できないことで、
仕事や人間関係に悪影響が出ることもあります。
自信のなさと向き合いながら、
現状を変えていく必要があります。
過去を清算するための3つの方法
次にぬいぐるみ心理学の視点で、
過去を清算するための方法を解説します。
3つの方法を繰り返し実践することで、
過去に引き戻されることはなくなります。
自分で自分の気持ちを声に出す
まず最初の方法は、
自分で自分の気持ちを声に出すこと。
過去を清算できずにいる人ほど、
自分の気持ちを声に出していません。
声に出さずに頭の中で考えています。
私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、
ネガティブな気持ちが強まる特性があります。
つまり頭の中で考えていると、
過去に引き戻されやすくなるのです。
どんな気持ちでもOKです。
普段から自分の気持ちを意識的に声に出すと、
過去を清算し前を向いて進める様になります。
ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、
ぬいぐるみを活用するのが効果的です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
ぬいぐるみと意識して関わるほど、
自分の気持ちを声に出しやすくなります。
「本当はどうしたかった?」と問いかけます。
過去の清算できない事柄に対して、
「本当はどうしたかった?」と問いかけましょう。
過去の出来事を変えることはできませんが、
私たちは過去の感情を引きずっています。
「本当はどうしたかった?」と問いかければ、
過去の感情を受け止め手放すことができます。
現実的かどうかは考える必要はなく、
「本当はどうしたかった?」と自分の気持ちに素直になりましょう。
「これからどうしたい?」と問いかける
過去を振り返った後は、
未来へと意識を向けます。
「これからどうしたい?」と問いかけてください。
「どうしたい?」の主語は自分自身。
自分を主語に問いかけるからこそ、
自分軸で行動を選択できる様になります。
過去を清算できない人ほど、
自分を主語に問いかけていません。
自分よりも先に誰かのことを気にしてしまうのです。
また「どうしたい?」ではなく、
「どうすればいいのか?」と考えがちな人も、
過去を清算できない傾向があります。
「私はどうすればいいの?」という様に、
答えを自分で出すことができないのです。
「どうしたい?」と問いかけるのは、
過去を清算し未来へ意識を向けるために不可欠です。
過去を清算するほど、
自分が望む毎日を生きれる様になります。
過去のことを思い出して悩むのではなく、
未来へ意識が向けられるのです。
自信のなさと向き合いながら、
3つの方法を実践することで、
現状を今から変えていきましょう。
「自信のなさとは何なのか?」
「どうすれば自信が持てる様になるのか?」
詳細は無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。