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虚言癖を治したい人へ〜何が問題でどうすればいいのか?

[最終更新日]2025/01/14

こんにちは、伊庭和高です。

 

「虚言癖を治したい」という相談は、

定期的に私の元へ寄せられます。

 

自分では悪気がないのに、

なぜか嘘をついてしまうことがあります。

 

仕事でもプライベートでも、

虚言癖のままでは壁に直面します。

 

相手の信用を失ってしまったり、

自分が望まない方向へ進んでしまいます。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点から、

虚言癖になる原因や心理をお伝えします。

 

その上で虚言癖を治す方法を、

独自の切り口からお伝えします。

 

虚言癖の心理背景

 

虚言癖の人には3つの心理背景があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

周りの評価を気にしている

「評価を下げない様にしないと…」

「もっと評価されるために…」

「どんな評判が立つのだろう…」

 

この様に周りの評価を気にするほど、

虚言癖になってしまいます。

 

評価を高めるために、

あるいは評価を下げたいために、

何かにつけて嘘をついてしまうのです。

 

そもそも周りの評価を気にしなければ、

嘘をつく必要もありません。

 

心理学では承認欲求という言葉がありますが、

承認欲求が強くなると嘘をつきやすくなります。

 

怒られるのが怖い

仕事でもプライベートでも、

怒られるのを怖がるほど虚言癖になります。

 

怒られない様に嘘をつくのです。

 

確かにその場はやり過ごせても、

嘘をついたことはどこかでバレます。

 

結果的にさらに怒られたりと、

良いことは何もないのです。

 

また嘘をついた自分に罪悪感を抱き、

ストレスを抱え込むかもしれません。

 

かまってほしい

相手の気を引くために、

嘘をついてしまいます。

 

嘘をつくことで注目を集めたり、

かまってもらおうとするのです。

 

一時的にかまってもらえても、

かまってもらうために嘘をつき続けなければいけません。

 

嘘をついていることがバレれば、

一気に信用も失ってしまうでしょう。

 

虚言癖の原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

虚言癖になってしまうのも、

自分の自信のなさが根本原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば嘘はつきませんし、

堂々と振る舞うことができています。

 

周りの評価が気になったり、

怒られるのを怖がったり、

かまってほしいと思うのも、

自信のなさが背景にあるのです。

 

虚言癖が治らないとどうなるのか?

虚言癖を改善しないままでは、

幸せな未来は待っていません。

 

人間関係も上手くいきませんし、

嘘をつく自分が嫌になるでしょう。

 

そして虚言癖に悩む状況は、

時間が解決してはくれません。

 

環境や付き合う相手を変えても、

自分が変わらないと同じことを繰り返すのです。

 

自信のなさと向き合いながら、

まず自分が変わることに意識を向ける必要があります。

 

虚言癖を治す方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

虚言癖を治す方法をお伝えします。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

今から虚言癖は改善できます。

 

自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

虚言癖に悩む人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、

頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に頭の中で考える事柄の9割が、

ネガティブな内容だと言われています。

 

ネガティブに考えるほど、

周りの評価が気になったり、

怒られるのが怖くなったり、

かまって欲しくなります。

 

自信のなさに飲み込まれてしまうのは、

決まって頭の中で考えている時なのです。

 

独り言で構いませんので、

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を変える第一歩なのです。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

虚言癖に悩む人ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に周りのことを考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

 

たとえばこれらは自分を主語にできておらず、

周りのことを先に考えている状態です。

 

周りのことを考えるから、

とっさに嘘をついてしまうのです。

 

自分軸と他人軸という言葉がありますが、

まさに他人軸になっている状態です。

 

また「どうしたい?」ではなく、

「どうすればいい?」と考えがちな人も、

虚言癖に悩む傾向があります。

 

「私はどうすればいいの?」という様に、

答えを周りに求め続けているので、

いつまでも自分で結論を出して行動できないのです。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

現状を改善するために不可欠です。

 

他人軸ではなく自分軸で問いかけているので、

嘘をつかずに振る舞うことができます。

虚言癖を放置したままでは、

悩みやストレスを定期的に感じます。

 

仕事でもプライベートでも、

決して幸せな未来は待っていないので、

今から現状を改善する必要があります。

 

虚言癖の根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合いながら、

2つの方法を実践することで、

現状を今すぐ変えていきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば現状を変えられるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。