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「自己啓発本を読みすぎると転落する」理由をぬいぐるみ心理学で解説

[最終更新日]2022/06/15

 

 

こんにちは、伊庭和高です。

 

 

今朝インターネットで調べものをしていると、

「自己啓発本 読みすぎ 転落」という言葉を目にしました。

 

転落という言葉の意味は定かではありませんが、

ぬいぐるみ心理学の視点から見ても、

自己啓発本の読み過ぎはオススメしていません。

 

せっかく目についた言葉ですので、

今回は自己啓発本について取り上げます。

 

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自己啓発本を読みすぎると何が転落するのか

 

 

本屋さんへ行くと必ず一角には

「自己啓発」のコーナーがあります。

 

私も過去に買い漁っていたこともありますし、

今でもお気に入りの本は数冊家にあります。

 

ですので私自身、

自己啓発本を否定する気はまったくありません。

 

ですが自己啓発本を読み過ぎるのは、

個人的には危険だなと感じています。

 

 

突然ですが、「啓発」という言葉の意味をしっていますか?

 

 

「人々が気づいていない物事について気づかせること」

 

これが啓発の意味です。

 

 

言葉の意味だけを捉えるならば、

啓発とは「気づかせること」

 

「そんな方法があったんだ!」

「そんな考え方があったんだ!」

 

この様に気づかせることがゴールです。

 

 

気づいただけでは何も変わらない

 

 

ただし、よく考えてみてください。

気づいただけ、知っただけでは、

自分の人生は何も変わりません。

 

実際に行動しなければ、

当然ながら日常に変化は生まれないのです。

 

 

「それ、知ってるよ」

「それ、わかるよ」

 

過去の私もまさにこんなタイプだったのですが、

知ってる・わかっている、と「できる」は違います。

 

100の知識を知っているよりも、

1の知識を1できる様になった方が、

間違いなく変化は生まれるのです。

 

 

啓発本を読みすぎると、知識ばかりが増える

 

 

自己啓発本を読めば読むほど、

知識ばかりが増えます。

 

行動が伴っていれば良いのですが、

ただ知識が増えるだけの状態は危険です。

 

しかも「啓発」する本ばかり読んでいるので、

気づきばかりが増えている状態です。

 

 

「自己啓発本 読みすぎ 転落」

 

この言葉を見て最初に思ったのは、

「お金と時間を浪費するという意味で転落では」と感じました。

 

行動せずに気づきばかりが増える状態。

この状態で自己啓発本ばかりが増えれば、

その分だけお金と時間を費やすことになりますからね。

 

 

もちろん何度もお伝えする様に、

私は自己啓発を否定するつもりはありません。

 

実際、本当に素晴らしい啓発本は、

今でも数冊は私の自宅にあります。

 

 

ですが、あくまで「啓発」が趣旨なので、

読み過ぎる必要は一切ありません。

 

1冊の本を読んで気づき、

それをそのまま行動に移した方が結果が出るのは早いです。

 

 

知識を増やすのではなく、

まずはできることを1つ増やすこと。

 

これを是非、意識してみてくださいね。

 

本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。