28Nov
[最終更新日]2023/11/28
こんにちは、伊庭和高です。
打たれ弱さに悩む人は、
年齢や性別を問わず多いです。
打たれ弱いのを放置していると、
仕事でも私生活でも悩みが発生します。
今回はぬいぐるみ心理学の視点で、
打たれ弱い人の心理背景や原因を解説します。
打たれ弱い人の末路
打たれ弱いまま生きていても、
幸せな未来は待っていません。
これから紹介する3つの未来のうち、
いずれか1つが待ち受けることもあれば、
複数の未来が待ち受けるかもしれません。
信頼を失う
打たれ弱いままだと、
周りも気を使ってしまうでしょう。
「あまり強く言うといけない」と思い、
距離を取られてしまうこともあるのです。
あるいは打たれ弱い姿を見て、
かえって厳しく接する人も出てきます。
いずれにせよ打たれ弱いままでは、
相手の信頼を失ってしまいます。
仕事でもプライベートでも、
信頼されない状況はつらいです。
体調を崩す
打たれ弱いままだと、
心身に悪影響が及びます。
体調を崩してしまったり、
メンタルが弱ってしまうのです。
打たれ弱いということは、
それだけダメージを受けている状態です。
打たれ弱い状況を放置しても、
健康に良くないのです。
やりたいことが実現しない
打たれ弱いままでは、
何事も行動に移せません。
「自分には無理だ…」
「どうせできない…」
こうした気持ちが浮かび、
やりたいことができなくなってしまいます。
次第にやりたいこともわからなくなり、
流されて生きている感覚を抱くこともあるのです。
なぜ打たれ弱くなるのか?
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。
打たれ弱くなってしまうのも、
根本原因は自分の自信のなさです。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自信があれば打たれ弱い状況は抜け出せます。
自信がないから打たれ弱く、
ネガティブな状況に自分を追い込んでしまいます。
「具体的にはどんな自信のなさがあるのか?」
これから2つ紹介します。
周りの反応を気にしている
「あの人にどう思われるのか?」
「あの人と比べて自分は…」
「嫌われない様にしないと…」
この様に周りの反応を気にするほど、
打たれ弱くなってしまいます。
自分の気持ちを脇に置き、
相手にどう思われるかを優先してしまうのです。
無理して相手に合わせたり、
言いたいことを我慢したりと、
苦しい状況が続いてしまいます。
自分で自分を責めている
「どうして自分はダメなのか…」
「あの時の決断のせいで…」
自分で自分を責めてしまう人ほど、
打たれ弱くなってしまいます。
自分を責めているのは、
自分で自分を攻撃している状態です。
ますます打たれ弱くなりますし、
自信も持てなくなってしまうのです。
悩みは形を変えて繰り返される
異動や転職や引っ越しなど、
環境を変えれば気持ちもリセットできるでしょう。
ですが一時的に楽になっても、
自分自身が変わらなければ、
打たれ弱い状況が再び発生します。
その意味で打たれ弱い悩みは、
時間が解決してはくれないのです。
周りの環境を変えるのではなく、
まず自分が自信のなさと向き合い、
現状を変えていくことが大切です。
打たれ弱いのを改善する方法は、
こちらの記事で詳しく解説しています。
合わせて読んでみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。