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声が小さいのが治らないのは自信のなさが原因です

[最終更新日]2025/02/18

こんにちは、伊庭和高です。

 

声が小さいことに悩む人は多いです。

 

「声が小さいのが治らない」という相談も、

定期的に私のもとに寄せられます。

 

仕事でもプライベートでも、

声が小さいと問題が発生しやすいです。

 

コミュニケーションが上手くいかず、

勘違いをさせてしまうこともあるでしょう。

 

声が小さくて聞き取りにくいことで、

相手をイライラもやもやさせることもあるでしょう。

 

声が小さいことに悩む現状は、

今すぐにでも抜け出す必要があるのです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

声が小さい人の心理背景や原因と克服法を解説します。

声が小さい人の心理背景

 

声が小さい人には3つの心理背景があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

周りの目を気にしている

「あの人にどう思われるのだろう…」

「変な風に思われたかも…」

「あの人に比べて劣っているのでは…」

 

この様に周りの反応や評価を気にするほど、

声が小さくなってしまいます。

 

自分の気持ちを脇に置いて、

周りの目を優先してしまうのです。

 

自分軸と他人軸という言葉がありますが、

まさに他人軸になっている状態です。

 

周りにどう思われるかが気になり、

小声になってしまうのです。

 

失敗を怖がっている

「間違えたらどうしよう…」

「怒られてしまわないか…」

「ミスをしない様にしなきゃ…」

 

この様に失敗を怖がるほど、

声が小さくなってしまいます。

 

声が小さくなるほど、

何を言っているかわからなくなるので、

堂々と発言した時に否定されるリスクを減らせます。

 

ただし相手に悪い印象を与えたり、

モヤモヤした気持ちを抱くでしょう。

 

その意味では失敗を恐れるのが、

実は最大の失敗だと言えます。

 

自分の気持ちがわからない

「何がしたいかわからない」

「言いたいことが出てこない」

 

この様に自分の気持ちがわからない人は、

声が小さくなってしまいます。

 

そもそも自分の気持ちがわからないので、

言葉が出てこず堂々と発言できないのです。

 

結果として周りの意見に流されたり、

何も言えず黙り込んでしまいます。

 

声が小さいのは自信のなさが原因です

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなだとお伝えしています。

 

声が小さくなってしまうのも、

自分の自信のなさが背景にあります。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば声が小さくなりません。

 

声量には個人差がありますが、

自分の中で大きな声で発言できる様になります。

 

周りの目を気にしたり、

失敗を怖がってしまったり、

自分の気持ちがわからないのも、

自信のなさが背景にあります。

 

また声が小さいのを治そうと思い、

ボイストレーニングや発声練習をする人もいます。

 

確かにその瞬間は声が出る様になるのですが、

いざ仕事やプライベートの場面に直面すると、

声が出なくなってしまうことも多いのです。

 

自信のなさというメンタル面に原因があるので、

声を出すスキルやテクニックを磨いても根本的な解決にならないことがあるのです。

 

また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

こちらも合わせてやってみてください。

 

幼少期の育ちも影響している

私たちの自信のなさは、

幼少期の育ちも影響しています。

 

生まれた時から自信がない人はいません。

 

泣きたい時に泣き、

笑いたい時に笑い、

欲しいものは欲しいと主張したり、

自分の思うままに振る舞えていました。

 

ですが成長し大人になるにつれ、

自信がなくなり声が小さくなるのです。

 

また私たちは親との関係が、

すべての人間関係のスタートです。

 

親と関わる中で自信のなさが形成され、

声が小さくなることもあるのです。

 

「親の顔色をうかがっていた」

「親に怒られることが多かった」

「親も声が小さかった」

 

たとえばこうした場合は、

子供にも影響が及んでしまいます。

 

悩みは繰り返される

異動や転職や引っ越しなど、

環境を変えると一時的に楽になれます。

 

ですが周りを変えても自分が変わらないと、

新たな環境でも声が小さくなるのです。

 

自信のなさと向き合わないと、

悩みは形を変えて繰り返されます。

 

声が小さいと悩む状況は、

時間が解決してはくれないのです。

 

だからこそ自信のなさと向き合い、

まず自分が変わることに意識を向ける必要があります。

 

声が小さいのを治す方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

声が小さいのを治す方法をお伝えします。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

声が小さい悩みは解決へ向かいます。

 

自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

声が小さいのが治らない人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、

頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に頭の中で考える事柄の9割が、

ネガティブな内容だと言われています。

 

ネガティブに考えるほど、

周りの目が気になり失敗を怖がります。

 

自分の気持ちがわからなくなるのも、

頭の中で考えを巡らせている時です。

 

独り言で構いませんので、

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を変える第一歩なのです。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

声が小さいのが治らない人ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に周りのことを考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

 

たとえばこれらは自分を主語にできておらず、

周りのことを先に考えている状態です。

 

周りにどう思われるか気にしたり、

周りに流されたり振り回されてしまうので、

他人軸になっている状態です。

 

また「どうしたい?」ではなく、

「どうすればいい?」と考えがちな人も、

声が小さくなる傾向があります。

 

「私はどうすればいいの?」という様に、

答えを周りに求め続けているので、

自信を持って発言できず小声になりやすいのです。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

声が小さいのを改善するために不可欠です。

仕事でもプライベートでも、

声が小さいままでは幸せな毎日は訪れません。

 

相手に誤解されてしまうことも増え、

人間関係がギクシャクするでしょう。

 

声が小さい自分が嫌になったり、

ストレスを感じやすくもなります。

 

声が小さくなるのは自信のなさが原因です。

 

自信のなさと向き合いながら、

2つの方法を実践することで、

声が小さいのを治すことができます。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば現状を変えられるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

三重県鈴鹿市出身。その後、千葉県千葉市で育つ。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで9年間で7000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。