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甘えられない原因は幼少期にある!悩みを解決する方法を解説

[最終更新日]2023/05/28

こんにちは、伊庭和高です。

 

「甘えたいのに甘えられない」

「そもそも甘え方がわからない」

 

こうした声は私のもとによく寄せられます。

 

甘えられないことで悩みを抱いたり、

相手との関係がギクシャクすることがあります。

 

必要以上に気を使ってしまったり、

自分の中でため込みがちにもなります。

 

甘えられない状況が続いても、

良いことはないのです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

甘えられない原因と解決策をお伝えします。

 

甘えられない原因は幼少期にある

そもそも私たちは生まれた時は、

自然と甘えられていました。

 

思考力も発達せず感情のまま過ごしていたので、

甘えたい気持ちも表現できていたのです。

 

ですが少しずつ成長するにつれて、

甘えたい気持ちにブレーキをかけてしまうのです。

 

そして私たちにとって親との関係が、

すべての人間関係のスタートです。

 

幼少期の親との関わりの中で、

甘えてはいけないと思い込むケースが多いです。

 

「親がよく怒る人だった」

「親が忙しそうで構ってくれなかった」

「甘えても無視された」

 

たとえばこうした状況だと、

甘えることを止めてしまいます。

 

そして親との関係だけにとどまらず、

友達、恋愛など様々な人間関係にも影響を与えるのです。

 

自信がないから甘えられない

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

甘えられない原因も、自分の自信のなさです。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信が持てなくなるほどに甘えられなくなってしまいます。

 

幼少期の経験の中から自信のなさが生まれ、

ありのままに振る舞うことを止めてしまうのです。

 

相手にどう思われるかを気にしている

そして甘えられない人ほど、

相手にどう思われるかを気にしています。

 

「嫌われたら…」

「怒られたら…」

「迷惑がられたら…」

 

この様に相手の反応を気にするほど、

自分の気持ちを抑えて関わる様になります。

 

自分軸ではなく他人軸で振る舞うことも増え、

甘えたい時に甘えられなくなるのです。

 

その結果、甘えるという感覚も忘れてしまいます。

 

甘えられない原因は幼少期になりますが、

大人になってからの人生にも影響を与えているのです。

 

甘えられない現状を変える方法

 

ここからは甘えられない現状を変える方法を、

ぬいぐるみ心理学の視点で解説します。

 

3つのステップになっており、

順に実践することで変化を実感できます。

 

ステップ1:自分の気持ちを声に出す

まず最初のステップが、

「自分で自分の気持ちを声に出すこと」

 

甘えることができない人は、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず頭の中で考え込んでしまうのです。

 

私たち人間は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

頭の中でネガティブ思考が強まり、

相手の反応を気にして甘えられなくなるのです。

 

どんな気持ちも、まずは声に出して受け止めること。

これが第一歩です。

 

ステップ2:自信のなさと向き合う

自分の気持ちを声に出した後は、

自信のなさと向き合っていきましょう。

 

「なぜ甘えられないのか?」

 

「いつから甘えられなくなったのか?」

 

「どんな場面で甘えられないのか?」

 

浮かんだ言葉を、1つずつ問いかけていきましょう。

 

自信のなさに向き合わないと現状は変わりません。

 

自信を持って行動できる様になることで、

現状を克服できる様になります。

 

ステップ3:「どうしたいのか?」と問いかける

そして最後のステップは、

「どうしたいのか?」と問いかけます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

甘えられない悩みを抱えている人ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分よりも先に相手のことを考え、

相手ありきで行動してしまうのです。

 

甘えることにブレーキを踏んでしまいます。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

甘えられない自分を変える上で不可欠です。

甘えたいのに甘えられない状況はつらいです。

 

自分の気持ちを抑え込みがちになるので、

人間関係の悩みを抱きやすくなります。

 

自信のなさと向き合いながら、

3ステップに取り組むことで、

現状は今から変えることができます。

 

自分の気持ちに素直に行動しながら。

甘えたい時に甘えられる様になります。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。