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寂しさの間違った解消方法とは?正しい方法は2つ!

[最終更新日]2022/06/14

こんにちは、伊庭和高です。

 

寂しさに悩まされるという声は、

私の元にもよく寄せられます。

 

ネガティブな気持ちに支配され、

苦しい状態が続くだけです。

 

そこで今回はぬいぐるみ心理学で、

寂しさの解消法について取り上げます。

 

実は多くの人が間違った方法をして、

余計に寂しさを募らせているのです。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

寂しさの間違った解消法

 

・寂しさを埋める

・寂しさを紛らわす

・寂しさを発散する

 

これらが間違った寂しさの解消法です。

 

一時的にスッキリするでしょうが、

すぐに寂しさが襲ってきます。

 

現実逃避になっており、

寂しさを感じる原因に向き合えていません。

 

「具体的にどんな行動が間違った解消法なのか?」

 

代表例を紹介します。

 

誰かに気持ちを吐き出す

「私の気持ちを受け止めて欲しい」

 

電話やLINE、直接会ってでも、

誰かに寂しさを吐き出すのは間違った解消法です。

 

確かに吐き出したらスッキリします。

 

ですが誰かに吐き出しても、

寂しさを感じる原因は解決していません。

 

しかも吐き出されている相手も、

次第に嫌な気持ちになってしまいます。

 

「また同じ話か…」

「何度も聞き飽きたな…」

 

関係が疎遠になってしまったり、

相手が嫌気が差してしまうこともあります。

 

それに自分が望んだ反応が返ってこないと、

余計に寂しさに襲われてしまいます。

 

食に走る

ついお菓子を食べてしまったり、

お酒を飲みすぎてしまったり、

食に走るのも間違った解消法です。

 

「口が寂しい」という言葉がある様に、

食べたくて食べているのではなく、

寂しさを埋めるために食べているのです。

 

寂しさから食に走った場合、

罪悪感を抱くこともあります。

 

美味しいと思って食べるのではなく、

単に満たされない気持ちを埋めるために食べてしまいます。

 

体に悪いとわかっていながら、

つい食べすぎてしまうのも、

寂しさを紛らわせているだけかもしれません。

 

ショッピング

寂しさに襲われた時に、

買い物で気を紛らわせる人もいます。

 

つい散財してしまったり、

「自分へのご褒美」を連発するのです。

 

この場合、買った瞬間に満足し、

実際にはほとんど使わないことも多いです。

 

またネットショッピングで、

つい購入ボタンを押してしまうのも、

寂しさを感じている人に多いです。

 

「衝動買い」という言葉がある様に、

寂しさを埋めるために衝動的に買ってしまいます。

 

ネットやSNSを何となく見る

ネットやSNSの情報を見て、

寂しさを紛らわしている人もいます。

 

受け身のままで情報が入って来るので、

一時的に気持ちを埋めてくれるのです。

 

気づけば時間を忘れて、

無目的に見続けてしまうこともあります。

 

ですが時間が経過するほど、

ネットやSNSは寂しさを増大させます。

 

近年の研究で明らかになっている通り、

ネットやSNSはネガティブな感情を増大させます。

 

寂しさを感じる原因に対処できていない

ここまで具体的な行動を紹介しましたが、

そもそも寂しさを解消しようとするのが間違いです。

 

解消とは、一時的にスッキリするだけ。

マイナスからゼロに戻る様なものです。

 

マイナスからゼロに戻っても、

寂しさを感じる原因に向き合えていないので、

プラスに転じることができません。

 

再びマイナスに落ちてしまい、

マイナスとゼロの往復をしてしまいます。

 

大事なのは、解消ではなく「解決」です。

 

寂しさを感じる原因と向きあい、

寂しさに悩まされる状況を克服することです。

 

寂しさの正体は依存心

以前の記事でも解説しましたが、

寂しさの正体は依存心です。

 

寂しさを感じている時は、

同時に依存心も出て来るのです。

 

誰かや何かに依存したい気持ちが生まれ、

寂しさを解消する方法に走ってしまいます。

 

また私は12個の質問(二択)に答えるだけで、

自分の寂しがり屋度が判定する心理テストも作りました。

 

自分の寂しがり屋度を知りたいという場合は、

ぜひやってみてください。

 

寂しさに悩まされる根本原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。

 

寂しさに悩まされてしまうのも、

根本原因は自信のなさです。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば依存心にも流されません。

 

寂しい気持ちを感じても、

自分で向き合い対処できる様になります。

 

一方で自分に自信が持てないから、

寂しさに襲われ悩んでしまいます。

 

依存心にも負けてしまい、

寂しさを紛らわす行動をとってしまうのです。

 

寂しさの正しい向き合い方

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

寂しさの正しい向き合い方を解説します。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

寂しさを根本的に解決できる様になります。

 

自分の気持ちを声に出す

まず最初の方法が、

「自分で自分の気持ちを声に出すこと」

 

寂しさに襲われている時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず頭の中で考え込んでしまうのです。

 

私たち人間は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

つまり頭の中で考えるほど、

寂しい気持ちが増大するのです。

 

結果的に寂しさに耐えきれなくなり、

現実逃避に走ってしまいます。

 

寂しい気持ちも、まずは声に出して受け止めること。

これが現状を変える第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座で解説していますが、

意識してぬいぐるみを活用することは、

自分の気持ちを受け止める上でも役立ちます。

 

自分を主語にして問いかける

自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

寂しさに襲われている時は、

「どうしたいのか?」と問いかけられていません。

 

「どうしたいのか?」ではなく、

「どうしたらいいのか?」と考え、

誰かに助けや救いを求めてしまうのです。

 

これでは寂しさと向き合えず、

現実逃避に走ってしまいます。

 

「どうしたいのか?」を問いかけることは、

寂しさに流されないために不可欠です。

寂しさを解消し続けても、

幸せな未来は待っていません。

 

定期的に寂しさに襲われ、

その度に悩み続けてしまいます。

 

寂しさを解消するのではなく、

寂しさを感じる原因に向き合うこと。

 

自信のなさと向き合いながら、

2つの方法を実践することで、

寂しさに悩まされない自分に変わりましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。