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寂しがり屋は性格じゃない!自信のなさが原因です

[最終更新日]2024/12/24

こんにちは、伊庭和高です。

 

寂しがり屋に悩んでいる人は多いです。

 

寂しがってしまう現状を、

何とか改善しようとしているのです。

 

どんな人間関係においても、

寂しがり屋のままだと壁に直面します。

 

関係が続かなかったり、

ケンカばかりしてしまったりと、

寂しがり屋に良いことはないのです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

寂しがり屋の心理背景と克服法を解説します。

 

寂しがり屋は性格ではない

「寂しがり屋は性格だから変えられないのでは?」

 

この様に思われている人もいますが、

寂しがり屋は性格ではありません。

 

生まれた瞬間から寂しがり屋な人は、

どう考えてもいないのです。

 

寂しがり屋とは成長する中で、

後天的に身についたものです。

 

だからこそ自分次第で今から、

寂しがり屋を克服することはできます。

 

また寂しさについて相談を受けることが多いので、

寂しがり屋度を診断するテストを作りました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで寂しがり屋度を判定できますので、

気になる場合はやってみてください。

 

自分で自分を満たせていない

ちなみに寂しがり屋な人は、

自分で自分を満たせていない傾向があります。

 

自分で自分を満たせていないので、

誰かに満たしてもらおうと考えます。

 

寂しさを誰かに埋めてもらうのです。

 

確かに一時的に寂しさが埋まっても、

次の瞬間には再び寂しさに襲われます。

 

栄養ドリンクを飲んでいる感覚で、

一時的には元気になれるものの、

自分だけの力で元気になれない状態です。

 

また寂しさが出てくるほど、

誰かや何かで寂しさを埋めようとします。

 

つまり誰かや何かに依存してしまうのです。

 

相手に求めすぎる

寂しがり屋な人の特徴として、

相手に求め過ぎてしまいます。

 

「私の気持ちを受け止めて欲しい」

「かまってくれない」

 

「して欲しい」や「してくれない」は、

相手に求めすぎている時に浮かぶので要注意です。

 

どれだけ相手に求めても、

相手の行動は相手次第です。

 

自分ではコントロールできないので、

相手の行動にいちいち振り回されるでしょう。

 

寂しがり屋の原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの根本原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

寂しがり屋になってしまうのも、

自分の自信のなさが原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば寂しさに悩まされません。

 

自分で自分の心を満たしながら、

穏やかに過ごせる様になるのです。

 

相手に求めすぎることもなくなるので、

より良い・健全な関係を築けます。

 

悩みは繰り返される

付き合う人や環境を変えれば、

一時的に楽になるでしょう。

 

ですが周りを変えても自分が変わらないと、

新たな場面でも再び寂しさに襲われてしまいます。

 

「恋愛で相手を変えて寂しさに悩まされている」

「人間関係が変わっても寂しがり屋なままだ」

 

こうした相談は年齢や性別を問わず、

私の元に数多く寄せられます。

 

寂しがり屋で悩む状況は、

時間が解決してはくれないのです。

 

「寂しがり屋は性格だから」と割り切れば、

少しは楽になるでしょうが、

根本的に何も解決していません。

 

寂しがり屋は性格ではなく、

自分の自信のなさが原因です。

 

自信のなさと向き合い、

まず自分が変わることへ意識を向けると、

寂しさに悩まされることはなくなります。

 

寂しがり屋を卒業する方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

寂しがり屋を卒業する方法を解説します。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

寂しさに悩まされることはなくなります。

 

自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

寂しがり屋に悩まされる時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、

頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に頭の中で考える事柄の9割が、

ネガティブな内容だと言われています。

 

ネガティブに考えるほど寂しさが募り、

相手に求めすぎる様にもなります。

ここでポイントになるのが、

「まず自分で声に出すこと」

 

恋人や友達や同僚など周りの人に、

いきなり気持ちを吐き出さないでください。

 

自分の気持ちを吐き出せば、

確かにスッキリするでしょうが、

相手は良い気分になりません。

 

「また同じ悩みを聞かされている…」

「自分で何とかしてよ…」

 

最初は親身になってくれても、

何度も続けば相手も嫌な気持ちになり、

関係が悪化する可能性があるのです。

 

いきなり誰かに気持ちを吐き出すのは、

誰かに気持ちを聞いて欲しいと求めすぎている状態なのです。

 

独り言で構いませんので、

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

寂しさに悩まなくなる第一歩なのです。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

寂しがり屋に悩む時ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に相手のことを考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

 

たとえばこれらは自分を主語にできておらず、

相手のことを先に考えている状態です。

 

相手のことを先に考えるほど、

相手に求め過ぎてしまったり、

寂しさが募る様になります。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

現状を好転するために不可欠です。

 

自分がしたいことを選択することで、

寂しがり屋を克服できます。

寂しさに悩む状況はつらいです。

 

ネガティブな気持ちばかり感じ、

毎日を楽しめませんし、

人間関係もうまくいきません。

 

寂しがり屋なままでは、

幸せな未来は訪れないのです。

 

寂しがり屋の根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践しながら、

現状を好転していきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば現状を変えられるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。