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寂しがり屋は病気ではなく自信のなさが原因です!

[最終更新日]2023/07/18

こんにちは、伊庭和高です。

 

寂しさについての悩みは、

毎日の様に私の元へ届きます。

 

「寂しさが止まらない…」

「寂しがり屋な私は病気なのでは…」

 

年齢や性別を問わず、

こうした声は多いのです。

 

まず結論からお伝えすると、

ぬいぐるみ心理学の視点で言えば、

寂しがり屋は性格でも病気でもありません。

 

今から自分自身と向き合うことで、

誰でも寂しさに悩まされなくなります。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

寂しさに悩む心理背景を解説します。

 

寂しがり屋の心理背景

 

寂しがり屋に悩む人には、

3つの心理背景があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

相手に求め過ぎている

「わかって欲しい」

「言う通りにして欲しい」

「寄り添って欲しい」

 

この様に寂しがり屋の人ほど、

相手に求め過ぎてしまいます。

 

「〜して欲しい」という言葉が、

口癖の様に浮かんでいるのです。

 

どれだけ相手に求めても、

相手が期待に応えてくれるかはわかりません。

 

相手の言動をコントロールするのは、

どう考えても無理なのです。

 

それなのに相手に求め過ぎれば、

寂しさが増大してしまいます。

 

自分で自分を満たせていない

そして寂しがり屋な人ほど、

自分で自分を満たせていません。

 

自分を大切にしたり、

自分を認めることができていないのです。

 

その結果として相手に求め過ぎ、

寂しさに振り回されています。

 

相手に自分を満たしてもらおうと考えているのです。

 

だからこそ相手が満たしてくれた時は安心し、

そうでない時に不安な気持ちに襲われます。

 

周りに合わせがち

「嫌われない様にしないと…」

「相手の意見に合わせた方がいい…」

「怒られたらどうしよう…」

 

この様に相手にどう思われるかを気にし、

相手に合わせがちな人ほど、

寂しさに悩まされやすいです。

 

相手に合わせていると、

自分の気持ちを犠牲にしてしまいます。

 

良い子を演じて振る舞ったり、

当たり障りない関わりをするのです。

 

その場を上手くやり過ごせることはあっても、

自分より相手の気持ちを優先しているので、

ふとした瞬間に寂しさに襲われるのです。

 

寂しがり屋の根本原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

寂しがり屋に悩まされるのも、

自分の自信のなさが根本原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば寂しさに悩まされません。

 

たとえ寂しさに襲われても、

自分で気持ちを整えられるのです。

 

そして自信がないからこそ、

相手に求め過ぎたり、

自分で自分を満たせなくなります。

 

また寂しがり屋について相談を受けることが多いので、

寂しがり屋度を診断するテストを作りました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで寂しがり屋度を判定できます。

 

現状の寂しがり屋度を測定する上でも、

ぜひ一度やってみてください。

 

幼少期の記憶も影響している

私たちの自信のなさは、

幼少期の記憶が影響しています。

 

生まれた時から自信がない人はいません。

 

泣きたい時に泣き、

笑いたい時に笑い、

欲しい物は欲しいと主張できていました。

 

ですが大人になるにつれて、

少しずつ自信が持てなくなり、

寂しさに悩まされる様になったのです。

 

また私たちは親との関係が、

すべての人間関係のスタートです。

 

親と関わる中で自信のなさが形成され、

寂しがり屋になってしまうこともあります。

 

「親がかまってくれなかった」

「親の顔色を伺っていた」

「親も寂しがり屋だった」

 

たとえばこうした場合だと、

子供にも悪影響が及ぶのです。

 

悩みは形を変えて繰り返される

「付き合う相手を変えても…」

「職場や住む場所を変えても…」

 

寂しさに悩まされる状況は続きます。

 

一時的に気持ちがリセットされても、

自分の自信のなさが変わらない限り、

新たな環境でも寂しがり屋な一面が出てしまいます。

 

「恋愛を繰り返す度に寂しさに悩まされている…」

 

「大人になっても寂しがり屋なままだ…」

 

こうした声もよく届きますが、

寂しがり屋な状態は、

時間が解決してくれることはないのです。

 

寂しがり屋を克服するために

寂しさに悩まされ続けても、

幸せな未来は待っていません。

 

心が不安定な状態が続き、

人間関係の悩みも抱きやすくなります。

 

ネガティブに考えることも増え、

物事が上手くいかなくなりやすいのです。

 

寂しがり屋の根本原因は自信のなさ。

 

本当の意味で自信が持てる様になることは、

寂しさに悩まされないために必要なことです。

 

寂しがり屋を克服する方法は、

こちらの記事で詳しく特集しています。

 

寂しさに悩まされなくなった

お客様のエピソードも紹介しているので、

合わせて読んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。