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同棲してるのに寂しいと感じる理由を分析

[最終更新日]2020/12/06

 

こんにちは、伊庭和高です。

 

さて、以前から何度か結婚に関する記事を書いてきました。

 

スピード結婚や30代から付き合い始めることについて、

お互いのことを深く知り合えてないことが、

愛情が深められない原因だと、ぬいぐるみ心理学の視点から伝えました。

 

今回のテーマである「同棲」は、

そんなネガティブな要素を消し去るには最適です。

ただ、一部では「同棲したのに愛を感じない」といった声もあります。

 

同棲すれば必然的に多くの時間を一緒に過ごすので、

相手の素の部分も見えてくる様に思いがちです。

 

また、一緒にいる時間が増えるからこそ、

寂しさを感じることも少なくなるだろうと考えがちです。

 

ですが、ただ同棲をすれば良いわけではありません。

同棲をして、さらに次のステップを踏まなければ、

お互いにより深くつながれません。

 

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本音で話す

夫婦 お金 不安 画像さて、同棲をしたからといって

相手と心から愛し合えるわけではありません。

 

本音で話すことが必要不可欠です。

「いや、そんなの当たり前じゃん!」

 

こう思われた人も多いでしょう。

 

ですが、当たり前の様に見えて、

同棲しているカップルであっても、意外とできていません。

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基本的に付き合い始めは、自分を良く見せたいものです。

 

当然ですよね?

 

相手に自分のダメな面を見せたら、

付き合えないかもしれませんから。

 

付き合い始めたとしても、この傾向が続くことはよくあります。

あげくの果てには、結婚してからも続いてしまった人の苦悩については、

こちらの記事でまとめています。

 

つまり同棲したとしても、

お互いに素の自分をさらけ出さなければ、

深く愛情を感じ合えないのです。

 

同棲してから寂しいと感じる人も、

時間は共有しているものの、「つながれてる感覚が薄い」

これが原因であることがほとんどです。

 

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しかも、男性であれば同棲した女性に

このような態度をとりがちです。

 

はるか昔から男性は狩りの文化で育って来たので、

獲物は手に入れておしまい。

それ以上のことは何も考えないわけです。

 

一方で女性は、常に愛を注いで欲しい。

話したいし気にかけて欲しい。

毎日水を与えて欲しいわけです。

 

これは脳科学の分野で証明されています。

 

男女の恋愛が上手くいかない理由の1つに、

この認識の違いがあるのです。

しかも、同棲といえば、付き合っている時以上に、

男性は女性を自分のものにしたという感覚になりやすいです。

 

これでは時間をいくら共有しても、

寂しさがつのるわけです。

 

もちろん、だからといって

同棲をするなと言いたいのではありません。

同棲をしながらも、本音で語り合うことこそ重要なのです。

 

最後に

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では、どうすれば本音で語り合えるのか。

 

ぬいぐるみ心理学では、

あなたの現状に合わせた最適な方法をお伝えしています。

 

寂しさを感じない同棲生活を送る上で、

ぜひ活用してみてください。

 

あるいは、他の記事でも何度も言っている様に、

まず自分から本音を語って下さい。

 

自分が本音を語らなければ、

相手も本音を語りません。

 

せっかく同棲してるわけです。

相手もそれだけあなたに真剣に向き合いたいはずです。

 

あなたがキッカケを作れば、

きっと上手くいきます。

PS

この話をすると、「ケンカして別れるのが怖い」

という声をもらうことがあります。

 

もちろんその気持ちもわかりますが、

ケンカするくらい本音を伝え合わないと、

長い結婚生活やっていけません。

 

むしろ、ぶつかり合わずに表面的な関係を続ける方が、

一生寂しい想いをするのでよっぽどつらいと思います。

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。