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言うことがコロコロ変わる人の心理背景【自信のなさが原因】

[最終更新日]2023/01/31

こんにちは、伊庭和高です。

 

人間関係の相談は、

私の元にもよく寄せられます。

 

「言うことがコロコロ変わる」

 

今回のテーマですが、

当事者から自分の性格を変えたいという声もあれば、

言うことがコロコロ変わる人に悩んでいる声もあります。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

言うことがコロコロ変わる人の心理背景や原因を解説します。

 

なぜ言うことがコロコロ変わるのか?

 

言うことがコロコロ変わるのは、

3つの心理背景があります。

 

どれか1つに当てはまることもあれば、

複数に該当することもあります。

 

周りの反応を気にしている

「嫌われたらどうしよう…」

 

「怒られたらどうしよう…」

 

「変に思われたらどうしよう…」

 

この様に周りの反応を気にするほど、

言うことが変わりやすいです。

 

相手の顔色を伺って、

自分の主張を変えているのです。

 

自分の気持ちよりも先に、

相手のことを考えている状態です。

 

他人軸で生きていると、

言うこともコロコロ変わってしまいます。

 

責任を取るのが怖い

「自分の発言に責任を取るのが怖い…」

 

こうした意識があると、

言うことが変わりやすいです。

 

いざ自分の意見を言えば、

上手くいかない時に自分のせいになります。

 

また実際に行動へ移したりと、

責任が発生します。

 

責任を回避するためにも、

その時々で言うことを変えているのです。

 

あるいは相手の発言に同調し、

「私もそう思っていた」と合わせることもあります。

 

もし上手くいかなくても、

「あの人が言ってたから…」と責任逃れができるのです。

 

あまのじゃく

常に反対側の立場を取ることを、

あまのじゃくと言います。

 

意見がコロコロ変わるのも、

その場の空気や相手の言動を受けてのものです。

 

あまのじゃくな人の心理背景は、

別の記事でも詳しく解説しています。

 

あまのじゃくな言動を続ければ、

信頼を失い物事も前に進まないのです。

 

根本原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。

 

言うことがコロコロ変わるのも、

根本原因は自信のなさです。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば発言に一貫性があります。

 

周りの目を気にしたり、

責任を取るのが怖いのも、

自分に自信がないからです。

 

また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

こちらも合わせてやってみてください。

 

信頼を失う

言うことをコロコロ変えても、

幸せな未来は待っていません。

 

発言に一貫性がないと思われ、

信頼を失うことも多いです。

 

仕事でもプライベートでも、

人間関係の悩みが生まれ、

ストレスを感じやすくなります。

 

自信を付けることこそ、

現状を好転させるポイントです。

 

言うことがコロコロ変わる自分を変える方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

言うことがコロコロ変わる自分を変える方法を解説します。

 

2つの方法を実践することで、

現状は今から変えられます。

 

自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

言うことがコロコロ変わる人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず、頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

ネガティブに考えるほど、

周りの目が気になりますし、

責任回避をしようとします。

 

どんな気持ちでも良いので、

まずは自分の気持ちを声に出すことが、

自信を付ける第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることで、

自分の気持ちを声に出しやすくなります。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

言うことがコロコロ変わる人ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に相手のことを考えてしまうのです。

 

自分軸ではなく他人軸が強まるので、

言うことがコロコロ変わってしまいます。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

 

たとえば上記の言葉は、

相手のことを先に考えている状態です。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

言うことがコロコロ変わるのをやめるために不可欠です。

「言うことがコロコロ変わるのをやめたい」

 

こうした相談は多いですが、

誰でも今から現状を変えられます。

 

根本原因の自信のなさと向き合いながら、

2つの方法を実践することで、

発言に一貫性が出てきます。

 

結果として人間関係も良好になり、

物事が順調に進みやすくなります。

 

「自信のなさとは何なのか?」


「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。