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言い方がきつい人は育ちに原因がある?解決策を解説!

[最終更新日]2023/11/07

こんにちは、伊庭和高です。

 

「言い方がきつくなってしまう…」

 

年齢や性別を問わず、

こうした相談はよく寄せられます。

 

仕事でもプライベートでも、

言い方がきついままだと壁に直面します。

 

どこかで上手くいかなくなり、

息苦しさを感じてしまうのです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

言い方がきつい人の心理や原因を解説します。

 

その上で言い方のきつさを直す方法を、

独自の切り口でお伝えします。

 

なぜ言い方がきつくなるのか?

 

一体なぜきつい言い方になってしまうのか?

 

心理背景を2つ解説します。

 

自己主張をしている

きつい言い方をすることが、

自己主張につながると思い込む人もいます。

 

その場で存在感を示したり、

注目を浴びようとする人もいます。

 

きつい言い方をすれば、

周囲も自分のことが気になるでしょう。

 

ですがきつい言い方をしなくても、

本来は自己主張ができます。

 

次第にきつい言い方が敬遠され、

トラブルにつながることもあるのです。

 

周りとの優劣を気にしている

「あの人より劣っているかも…」

「あの人に負けない様にしないと…」

 

この様に周りと自分を比べるほど、

きつい言い方になってしまうことがあります。

 

きつい言い方をすることで、

自分が下に見られない様にしたり、

自分を上に見せようとしているのです。

 

「マウントを取る」という言葉がありますが、

まさにマウントを取っている感覚です。

 

しかし周りと自分を比べていると、

相手は「攻撃された」と感じやすいです。

 

結果的に相手に悪い印象を与え、

関係がギクシャクしやすいのです。

 

言い方がきつくなる根本原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

言い方がきつくなってしまうのも、

自分の自信のなさが根本原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば必要以上にきつい言い方はしません。

 

周りと自分を比べることもなく、

自己主張で言い方がきつくもなりません。

 

つまり自信の有無が、

言い方にも反映されるのです。

 

幼少期の育ちにも原因がある

私たちの自信のなさは、

幼少期の経験も影響されます。

 

言い方がきつい赤ちゃんはいません。

 

誰しも生まれた時は、

自分の気持ちに素直に振る舞えていました。

 

それが成長する中で自信がなくなり、

きつい言い方になってしまうのです。

 

また私たちは親との関係が、

すべての人間関係のスタートです。

 

親と関わる中で自信のなさが生まれ、

言い方がきつくなることもあるのです。

 

「親の顔色を伺っていた」

「親に否定されることがあった」

「親も言い方がきつかった」

 

たとえばこうした場合だと、

子供にも影響が出てしまいます。

 

そして友達・恋人・同僚など、

さまざまな人間関係で言い方がきつくなってしまうのです。

 

悩みは形を変えて繰り返される

「相手が悪いんだ…」

「職場が悪いんだ…」

 

この様に周りのせいにして、

環境を変えたくなる気持ちも出てくるでしょう。

 

異動や転職や引っ越しなど、

付き合う相手を変えれば一時的にリセットされます。

 

ですが周りを変えても自分が変わらなければ、

新たな環境でも言い方がきつくなってしまいます。

 

自分の自信のなさと向き合わなければ、

悩みは形を変えて繰り返されるのです。

 

その上で言い方がきつい状況は、

時間が解決してはくれません。

 

言い方のきつさを改善する方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点から、

現状を好転する方法をお伝えします。

 

2つの方法を順番に実践することで、

言い方のきつさは改善されます。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

まず最初の方法が、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

言い方がきつくなってしまう時ほど、

自分の気持ちを声に出せていません。

 

声に出さず、頭の中で考え続けてしまうのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が増大する傾向があります。

 

声に出さず頭の中で考えていると、

周りと自分を比較したりと、

言い方がきつくなる原因が生まれやすいのです。

 

どんな気持ちもまずは、

自分でブツブツ声に出すこと。

 

考えが整理されていなくてOKですし、

実況中継するイメージで声に出してみてください。

 

声に出すほど気持ちが軽くなり、

言い方がきつくならずに済みます。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

ぬいぐるみと意識して関わることで、

自分の気持ちに気づきやすくなります。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

言い方がきつくなってしまう時ほど、

自分を主語に問いかけておらず、

自分以外の誰かのことを気にしているのです。

 

・した方がいい

・するべきだ

・しなければいけない

・して欲しい

・してあげる

 

たとればこれら5つの言葉は、

自分を主語にできていない時に浮かびます。

 

誰かのことを先に考えている状態なのです。

 

相手のことが気になり、

強い口調になってしまうことがあります。

 

あるいは周囲の反応を気にして、

自己主張が強めの口調になることもあります。

 

「どうしたいのか?」と問いかけ、

自分を主語に考えることは、

言い方のきつさを克服するために不可欠です。

仕事でもプライベートでも、

言い方がきついまま過ごしていると、

どこかで必ず壁に直面します。

 

コミュニケーションに悩んだり、

思わぬ誤解を与えたり、

信頼を失ってしまうこともあるのです。

 

言い方のきつさに悩む状況は、

今から変えられます。

 

根本原因の自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

現状を好転していきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信のない状況を変えられるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。