menu

結婚してから自信がなくなった人へ【3つの原因と改善策】

[最終更新日]2025/04/08

こんにちは、伊庭和高です。

 

「結婚してから自信がなくなった」

この相談は定期的に寄せられます。

 

それまでは自信を持って行動できていたり、

毎日を楽しく充実して過ごせていたものの、

結婚後に自信がなくなるケースは多いです。

 

あるいは子どもを出産したことをきっかけに、

自信がなくなってしまう人もいます。

 

いずれにせよ現状を放置していても、

良いことは何もありません。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点から、

結婚してから自信がなくなる原因と解決策をお伝えします。

 

なぜ結婚後に自信がなくなるのか?

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの根本原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

結婚後に自信がなくなってしまうと、

結婚生活や仕事や子育てなど様々な場面で悩みが発生するのです。

 

実は結婚は自信がなくなる転機でもあるのです。

 

「一体なぜ結婚後に自信がなくなるのか?」

代表的な原因を紹介します。

 

自分の気持ちを抑え込んでいる

結婚後に自分の気持ちを抑え込む人は多いです。

 

「旦那(妻)の言う通りにしないと」

「我慢した方がいいから」

「わがままだと思われるかも」

 

この様に相手にどう思われるかを気にして、

自分の気持ちを抑え込んでしまうのです。

 

あるいは子どもがいる場合は、

子どものことを優先して考えるあまり、

自分の気持ちを抑え込むことがあります。

 

その結果として自分の気持ちがわからず、

自信を失ってしまうことがあります。

 

世間体を気にしている

結婚してから急に世間体が気になり、

自信をなくしてしまう人も多いです。

 

自分の親が世間体を気にしていたり、

同僚や友人の言動を受ける中で、

周りにどう思われるかを気にしているのです。

 

自分軸と他人軸という言葉がありますが、

まさに他人軸で過ごしている状態です。

 

ですがどれだけ世間体を気にしても、

世間が自分を幸せにしてくれることはありません。

 

世間体を気にし続ける限り、

ストレスをため込んでしまうのです。

 

見返りを求めている

結婚したことで見返りを求める人も多いです。

 

「我慢したんだから私の話も聞いてほしい」

「家事育児をしてるんだから幸せにしてほしい」

 

「してほしい」が浮かんだ時は要注意。

相手に見返りを求めています。

 

どれだけ相手に求めても、

相手の行動は相手次第です。

 

相手から期待した反応が返ってくるとは限りません。

 

無意識のうちに見返りを求めてしまい、

夫婦関係に悩んだり自信を失ってしまうのです。

 

悩みはこの先も繰り返される

結婚してから自信がなくなった現状は、

放置しても解決しません。

 

自信のないまま時間だけが過ぎ、

悩みを抱えてしまうのです。

 

またパートナーに変わって欲しいと思っても、

相手を変えることはできません。

 

相手の行動はコントロールできないので、

相手の変化を期待するほど悩みは深まるのです。

 

だからこそ大事なのは、まず自分が変わること。

 

自信のなさと向き合い自分が変わることで、

現状は今すぐ好転できます。

 

現状を好転する2つの方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

現状を好転する方法をお伝えします。

 

2つの方法を実践することで、

自信がない現状を克服できます。

 

自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

結婚後に悩みを抱える人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、

頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に頭の中で考える事柄の9割が、

ネガティブな内容だと言われています。

 

ネガティブに考えるほど、

自信もなくなってしまいます。

 

自分の気持ちを抑え込んだり、

世間体が気になったり、

見返りを求めてしまうのも、

頭の中で考えている時です。

ここでポイントになるのが、

「まず自分で声に出すこと」

 

パートナーや友達や同僚など周りの人に、

いきなり気持ちを吐き出さないでください。

 

自分の気持ちを吐き出せば、

確かにスッキリするでしょうが、

相手は良い気分になりません。

 

「また同じ悩みを聞かされている…」

「自分で何とかしてよ…」

 

最初は親身になってくれても、

何度も続けば相手も嫌な気持ちになり、

関係が悪化する可能性があるのです。

 

いきなり誰かに気持ちを吐き出すのは、

誰かに気持ちを聞いて欲しいと求めすぎている状態なのです。

 

独り言で構いませんので、

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

悩みを解決する第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

結婚後に悩みを抱える人ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に相手のことを考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

「してほしい」

「してあげる」

 

たとえばこれらは自分を主語にできておらず、

相手のことを先に考えている状態です。

 

相手のことを先に考えるほど、

相手に求める気持ちも強まりますし、

相手の反応も気になります。

 

パートナーのことを気にすることもあれば、

仕事やプライベートで関わる相手を気にすることもあります。

 

世間体を気にしてしまうのも、

不特定多数の相手を先に考えている状態です。

 

語尾を「〜したい」の形で問いかけることが、

結婚後に自信を持つための方法です。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

幸せな毎日を過ごすために不可欠です。

結婚後に自信がなくなった状態を放置しても、

幸せな未来は待っていません。

 

時間ばかりが過ぎる中で、

いつまでも現状が好転せず苦しいでしょう。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践しながら、

現状を好転していきましょう。

 

どのような状況でも、

今から自信を持つことはできます。

 

パートナーとの関係も良好になりますし、

自分で自分の心を満たせる様になります。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば現状を変えられるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

三重県鈴鹿市出身。その後、千葉県千葉市で育つ。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで9年間で7000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。