10Aug
[最終更新日]2021/08/10
こんにちは、伊庭和高です。
「傷つきやすい自分を変えたい」
「傷つかない人の特徴を知りたい」
こうした声は私のもとに多く届いています。
仕事、恋愛、夫婦、子育て、友達…
さまざまな場面で傷つきやすいと、
ネガティブな影響ばかり現れます。
相手との関係がギクシャクしたり、
モヤモヤを引きずり続けてしまいます。
今回はぬいぐるみ心理学の視点で、
傷つきやすい人と傷つかない人の違いを解説します。
過去に7,000名以上のお客様と関わる中で、
両者には決定的な違いが4つあることがわかりました。
目次
傷つきやすい人と傷つかない人の4つの違い
傷つきやすい人と傷つかない人には、
決定的な違いが4つあります。
「4つ全部に当てはまっていました!」
こうした声も時に聞こえてきます。
どれか1つに当てはまっているか、
複数に該当するか、
ぜひ振り返ってみてください。
違い1:周りを気にしている
傷つきやすい人は、
周りにどう思われるかを気にしています。
自分の気持ちを優先する前に、
周りありきで行動してしまうのです。
「嫌われたら…」
「怒られたら…」
「変に思われないかな…」
これだけ周りを気にしているのに、
予期せぬことを言われてしまうと、
ショックを受けやすいのです。
「これだけ周りのことを考えているのに…」
「どうして上手くいかないのか…」
こうした気持ちが湧き上がり、
心の傷が深まってしまいます。
一方で傷つかない人は、
必要以上に周りを気にしません。
自分の気持ちを大切に行動しているので、
どんな結果でも動じずにいられるのです。
違い2:口癖は「すみません」
傷つきやすい人の口癖は「すみません」
何かにつけて「すみません」と言っているのです。
すみませんとは、自分を低く見せる言葉。
使うほどに自分に自信が持てなくなるので、
その分だけ傷つきやすくなります。
一方で傷つかない人の口癖は「ありがとう」
すみませんと謝るのではなく、
感謝の気持ちを伝えるのが習慣になっています。
感謝を伝えれば伝えるほど、
お互いの幸福感も高まると言われています。
違い3:被害者意識があるかどうか
傷つきやすい人の特徴として、
被害者意識を抱きやすいことがあります。
「なんで私だけ…」
「嫌なことを言われた…」
悲劇のヒロインであるかの様に、
上手くいかないことを嘆きやすいのです。
被害者意識を抱いているということは、
その分だけ傷ついている状態です。
一方で傷つかない人は、
誰かや何かのせいにしようとしません。
自分にも原因があると気づき、
現状を冷静に受け止められるので、
必要以上に傷つくことがないのです。
違い4:認められたい
「褒められたい」
「評価されたい」
「かわいがられたい」
この様に傷つきやすい人は、
周りから認められたいと思っています。
周りから認められることで、
自分を満たそうとしているのです。
だからこそ周りが認めてくれないと、
気持ちが不安定になってしまいます。
周りありきで行動しているので、
認めてくれないと傷ついてしまうのです。
一方で傷つかない人は、
周りに認めてもらおうと思っていません。
自分で自分を認めようとするので、
周りの反応はどちらでも良いと思えています。
周りから認められたいのか…
それとも自分で自分を認められているのか…
傷つきやすさ決める重要なポイントだと言えます。
傷つきやすい心理的原因
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさであるとお伝えしています。
傷つきやすくなっているのも、
自分の自信のなさが原因です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自信があれば必要以上に傷つきません。
すぐに立ち直ることもできますし、
自分の気持ちに素直に行動できます。
自信が持てていないからこそ、
傷つきやすい一面が出てしまうのです。
また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。
12個の質問(二択)に答えるだけで、
自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。
合わせてやってみてください。
傷つきやすいのは克服できる
ですが冷静に考えると、
生まれた時から傷つきやすい人はいません。
大人になるにつれ自信が持てなくなり、
傷つきやすくなってしまうのです。
生まれ持った性格でも何でもなく、
後天的に身についてしまっただけなので、
誰でも今から現状を変えられます。
傷つきやすい悩みも、今から克服できるのです。
そして傷つかない人とは、
一切傷つかないのではなく、
傷ついてもすぐに立ち直れる人です。
たとえショックで傷つくことがあっても、
すぐに気持ちを立て直せる人のことです。
傷つきやすいのを治す2つの方法
ここからは具体的に、
傷つきやすいのを治す方法を解説します。
2つの方法を実践することで、
傷つきやすい悩みは克服できます。
自分の気持ちを声に出す
まず最初の方法が、
「自分で自分の気持ちを声に出すこと」
傷つきやすい人ほど、
普段から自分の気持ちを声に出していません。
声に出さず頭の中で考え込んでしまうのです。
私たち人間は頭の中で考えるほど、
ネガティブ思考が強まる習性があります。
頭の中で考えるほど、
傷つく気持ちが増大するのです。
過去のお客様を見ていても、
傷つきやすい悩みを抱える人は、
ほぼ100%頭の中で考え続けていました。
どんな気持ちも、まずは声に出して受け止めること。
これが現状を変える第一歩です。
ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、
ぬいぐるみを活用するのが効果的です。
詳細は無料メール講座で解説していますが、
意識してぬいぐるみを活用することは、
傷つきやすいのを克服する上で重要です。
自分を主語にして問いかける
自分の気持ちを声に出した後は、
「どうしたいのか?」と問いかけます。
「どうしたいのか?」の主語は自分自身。
先ほどもお伝えした様に
傷つきやすい人ほど、
周りにどう思われるかを気にしています。
自分を主語にして問いかけず、
周りありきで振る舞ってしまうのです。
自分を主語にして問いかけることは、
傷つきやすい状況を変える上で不可欠です。
傷つきやすいまま生きていても、
幸せな未来は待っていません。
常に心が不安定な状態で、
周りを気にして生きづらさを抱えてしまいます。
傷つきやすい原因は自信のなさ。
自信のなさと向き合いながら、
2つの方法に取り組むことで、
現状を変えることができます。
「自信のなさとは何なのか?」
「どうすれば自信が持てる様になるのか?」
詳細は無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。