menu

恋愛が続かない人の3つの特徴|脱却ステップは2つ

[最終更新日]2025/10/30

こんにちは、伊庭和高です。

恋愛についての相談は毎日の様に寄せられます。

 

「また付き合ってもすぐ終わってしまう…」

「どうして私だけ恋愛が長続きしないのだろう?」

そんな悩みを抱えていませんか?

 

恋愛が続かないのは偶然ではなく、心理的な原因が深く関わっています。

 

過去の私も付き合って3ヶ月でフラれる恋愛を、

4人続けてしまったことがありました。

 

最初は「合わなかっただけだ」と思いましたが、

「これは自分に原因があるのでは?」と気づきました。

 

この記事ではぬいぐるみ心理学の視点で、

恋愛が続かない人の特徴や心理背景を解説します。

 

その上で長続きする恋愛ができる自分になるための方法をお伝えします。

 

恋愛の悩みの本質

そもそも恋愛は自分と相手がいて成り立ちます。

 

これは人間関係すべてに当てはまりますが、

自分と相手がいて関係が成り立つので、

悩みの原因は両方にあります。

 

恋愛が続かない悩みも、

自分と相手それぞれに振り返る点があるのです。

 

この点に気づかなければ、悩みは解決しません。

 

「自分だけが悪いのでは…」

「相手だけが悪い!」

 

どちらか片方のせいだと思い続けても、

現状は一向に良くならないのです。

 

ただし相手の行動を変えることはできません。

 

相手の行動は夫次第なので、

自分にはコントロールできないのです。

 

その一方で自分の行動は自分次第で変えられます。

 

自分が変わることへ意識を向けた方が、

現状は圧倒的に早く変わるのです。

 

自信のなさが根本原因です

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの根本原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

恋愛が続かない悩みが繰り返されるのも、

自信のなさが背景にあります。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば恋人と良い関係を築けます。

 

長続きしない恋愛ではなく、

関係を深めながら幸せな恋愛ができているのです。

 

その一方で自分に自信がないと、

恋愛でも相手に伝わり関係が長続きしません。

 

具体的にどんな自信のなさがあるのかは、

これから詳しく解説しますが、

恋愛の悩みを解決するには自信が必要なのです。

 

恋愛が続かない人の特徴

 

恋愛が続かない人には3つの特徴があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

①相手の顔色をうかがっている

「嫌われない様にしないと…」

「この提案をしたらどう思われるか…」

「相手が望む様な自分でいた方がいい」

 

この様に相手の顔色をうかがっていると、

恋愛が続かなくなります。

 

最初は好印象を与えられることがあっても、

次第に相手が不信感を抱くのです。

 

「何を考えているかわからない」

「本音を話してほしい」

 

自分の考えより相手を優先してしまうので、

関係が深まるほど上手くいかない確率が上がるのです。

 

あるいは相手の顔色をうかがった結果、

「何でも言うことを聞いてくれる人」だと勘違いされることもあります。

 

支配的になられたり要求が増えたりと、

関係を続けるのが苦しくなって別れるケースもあります。

 

ちなみに相手の顔色をうかがっている人は、

恋愛以外でも周りの評価や反応を気にしている傾向があります。

 

「周りにどう思われているのか…」

「親が反対しないか不安だ…」

 

自分軸と他人軸という言葉がありますが、

まさに他人軸になっている状態です。

 

まず他人のことを考えてしまうので、

自分の意志や感情が後回しになっているのです。

 

心理学ではこの状態が“他人の期待を基準に生きる”傾向とされ、

相手の反応や評価を過度に気にして言いたいことを言えなかったり行動を控えてしまいます。

 

②相手に求め過ぎている

「もっと話を聞いて欲しい」

「私の要求を受け入れてくれない」

 

このように「して欲しい」「してくれない」が浮かんだら要注意。

 

相手に期待する気持ちが強まっているので、

相手に求め過ぎてしまいます。

 

相手に期待してはいけないとは言いませんが、

どれだけ期待しても相手の行動は相手次第です。

 

期待した行動をとってくれないと、

イライラもやもやしてしまうのです。

 

その結果、相手と衝突してしまったり、

関係がギクシャクすることがあるのです。

 

これは心理学的には「期待の不一致」と呼ばれ、

恋愛で多いストレス要因の一つです。

 

期待のすれ違いが起こるのは、

理想と現実のギャップに悩んでいたり、

相手にも自分の価値観を理解して欲しいと求めている状態です。

 

相手の価値観を変えようとしている状態なので、

恋愛が長続きしなくなります。

 

③過去の失敗体験による心理的抵抗

「以前に拒否された」

「デート中に気まずい思いをした経験がある」

 

そんな記憶があると、

それが無意識に「自分はダメかも」と予測させ、

ネガティブ思考へとつながります。

 

心理学的にはこれを“学習性の心理的不安全感”と捉え、

過去の経験が現在の行動抑制を生むとされています。

 

たとえば結婚を考えていた恋人に振られたら、

次の恋愛に進む上でも気後れが生じます。

 

「また振られて傷ついたらどうしよう…」など、

過去に振られた経験がブレーキになってしまうのです。

 

その結果、付き合うことができなかったり、

付き合っても過去の記憶を思い出し関係が深められなくなります。

 

恋愛の悩みを放置するとどうなるのか?

恋愛が続かない現状を放置しても、

幸せな未来は待っていません。

 

この先も同じ悩みを繰り返すので、

恋愛が上手くいかない未来が待っています。

 

もし上手くいって結婚できても、

結婚後も同じ悩みを繰り返すケースは多いです。

 

先ほど紹介した3つの特徴は、

結婚したから克服できるわけではありません。

 

結婚しても自分が変わらなければ、

結婚後も同じ悩みを繰り返してしまうのです。

 

その意味で恋愛が続かない悩みは、

時間が解決してはくれません。

 

自信のなさと向き合いながら、

まず自分自身が変わることへ意識を向ける必要があります。

 

恋愛の悩みを解決する方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

現状を好転する方法をお伝えします。

 

2つの方法を実践することで、

恋愛が続かない悩みは解決へと向かいます。

 

小手先のテクニックではなく、

自分の自信のなさと向き合う本質的な方法です。

 

自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

恋愛で悩む人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、

頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に頭の中で考える事柄の9割が、

ネガティブな内容だと言われています。

 

ネガティブに考えるほど、

自信のなさが出てきます。

 

相手の顔色をうかがったり、

過去の恋愛の失敗経験を思い出したり、

相手に求め過ぎたりするのも、

頭の中で考えている時です。

ここでポイントになるのが、

「まず自分で声に出すこと」

 

家族や恋人や友達や同僚など周りの人に、

いきなり気持ちを吐き出さないでください。

 

自分の気持ちを吐き出せば、

確かにスッキリするでしょうが、

相手は良い気分になりません。

 

「また同じ悩みを聞かされている…」

「自分で何とかしてよ…」

 

最初は親身になってくれても、

何度も続けば相手も嫌な気持ちになり、

関係が悪化する可能性があるのです。

 

いきなり誰かに気持ちを吐き出すのは、

悩みが解決しない間違った方法なのです。

 

独り言で構いませんので、

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を変えるために必要なことです。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

恋愛で悩んでいる人ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に相手のことを考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

「してくれない」

 

たとえばこれらは自分を主語にできておらず、

相手のことを先に考えている状態です。

 

相手のことを先に考えるほど、

相手の顔色をうかがったり、

相手に求め過ぎてしまいます。

 

相手に自分の価値観を押し付けようとしたりと、

他人軸になってしまうのです。

これでは恋愛が長続きしません。

 

また恋愛だけでなく仕事や友達との関係でも、

相手のことを先に考えてしまっているかもしれません。

 

「どうしたいのか?」と問いかけ、

自分がしたいことを行動に移すことが現状を変える方法です。

 

言いたいことを言ったり、

聞きたいことを聞いたり、

やりたいことをやったりと、

自分がしたいことを選択していきましょう。

 

自分がどうしたいかで行動することで、

相手に求め過ぎることもなくなりますし、

相手の顔色をうかがうこともなくなります。

 

自分の気持ちを大切にしながら、

相手のことも尊重できるので、

信頼関係を深めることができるのです。

恋愛が長続きしない悩みは、

自分次第で今から変えられます。

 

これは7,000名以上のお客様を見てきた中で、

確信を持って言えることです。

 

恋愛が続かない根本原因は自信のなさ。

 

一時的に気持ちが楽になりたいのではなく、

現状を根本的に変えていきたい場合は、

自信のなさと向き合い2つの方法を実践してみてください。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば現状を変えられるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

自信の専門家。三重県鈴鹿市出身。その後、千葉県千葉市で育つ。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで9年間で7000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
2025年9月にPHP研究所より『大人だって、ぬいぐるみに癒されたい!』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。