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人との距離の縮め方がわからない!原因と改善策を紹介

[最終更新日]2024/07/30

こんにちは、伊庭和高です。

 

仕事、恋愛、友達、初対面の相手など、

人との距離の縮め方がわからず悩んでいる人は多いです。

 

「距離を取ってしまう…」

「うわべだけの関係になってしまう…」

 

関係が深まらず気を使い続けたりと、

人間関係でストレスを感じてしまいます。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点から、

人との距離が縮められない原因と解決策を紹介します。

 

人との距離の縮め方がわからない人の心理背景

 

人との距離の縮め方がわからない人は、

3つの心理背景があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

相手の反応を気にしている

「上手く伝わるかな…」

「気を遣わせてしまうかも…」

「変な風に思われるかも…」

 

この様に相手の反応を気にしていると、

人との距離が縮められなくなります。

 

相手にどう思われるのかが気になり、

自分を出せなくなったり、

距離を取ろうとしてしまうのです。

 

自分軸と他人軸という言葉がありますが、

まさに他人軸で人間関係を築いてしまいます。

 

嫌われるのを怖がっている

嫌われるのを怖がっていると、

人との距離は縮められません。

 

嫌われるのを怖がるあまり、

無意識に距離をとってしまうのです。

 

嫌われるのを怖がり続ければ、

距離を取るので確かに嫌われないでしょうが、

同時に好かれることもないのです。

 

当たり障りのない関係しか築けません。

 

・怒られるのが怖い

・否定されるのが怖い

・傷つけられるのが怖い

 

こうした気持ちを抱いている人も、

同様に距離の縮め方がわからずにいるケースが多いです。

 

自分の気持ちがわからない

そもそも自分の気持ちがわからないと、

相手との距離は縮められません。

 

「何がしたいかわからない」

「言いたいことがわからない」

「自分の感情がわからない」

 

こうした場合は自分のことがわからず、

相手とどう関われば良いのかもわからないのです。

 

結果的に距離感が生まれてしまい、

人間関係にも悪影響が出てしまいます。

 

人との距離を縮められないとどうなるのか?

仕事でもプライベートでも、

人との距離が縮められないままでは苦しいです。

 

意思疎通が上手く取れず、

誤解を生んでしまうこともあるでしょう。

 

恋愛で言えば付き合うことができなかったり、

付き合っても短期間で別れてしまうでしょう。

 

人間関係は生きている限り一生続きますが、

人との距離を縮められなければ関係が深まらないのです。

 

自信のなさが根本的な原因です

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

人との距離を縮められないのも、

自分の自信のなさが根本原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば人との距離を縮められます。

 

自分がどう関わりたいかに気づき、

自分の気持ちに素直に人間関係が築けるのです。

 

相手の反応が気になったり、

嫌われるのを怖がったり、

自分の気持ちがわからないのも、

自信のなさが背景にあります。

 

また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

こちらも合わせてやってみてください。

 

悩みは形を変えて繰り返される

自信のなさと向き合わなければ、

悩みは形を変えて繰り返されます。

 

異動や転職や引っ越しなど、

環境や付き合う相手を変えれば、

一時的に楽になるでしょう。

 

ですが周りを変えても自分が変わらないと、

新たな環境でも人との距離が縮められずに悩んでしまうのです。

 

人との距離が縮められない悩みは、

時間が解決してはくれません。

 

人との距離を縮められる自分に変わる方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

人との距離を縮められる自分に変わる方法をお伝えします。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

現状を今から好転できる様になります。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

まず最初に取り組むのは、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

人との距離を縮められない人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、頭の中で考えがちなのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に考えることの9割が、

ネガティブな事柄だと言われています。

 

周りの目が気になったり、

失敗を怖がってしまったり、

自分の気持ちがわからなくなるのも、

頭の中で考えている時です。

 

どんな気持ちでも大丈夫です。

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を変える第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたい?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたい?」と問いかけます。

 

「どうしたい?」の主語は自分自身。

 

人との距離を縮められない人ほど、

自分を主語に問いかけていません。

 

自分以外の誰かのことを考えています。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなければならない」

「してあげる」

「して欲しい」

 

たとえばこれらの言葉は、

自分以外の誰かのことを考えている時に浮かびます。

 

相手のことを考えても、

相手の気持ちはわかりません。

 

正解がわからない問題を解いている様に、

いつまでも結論が出ず悩んでしまいます。

 

また「どうしたい?」ではなく、

「どうすればいい?」と考えがちなのも、

人との距離を縮められない人の特徴です。

 

「私はどうすればいいの?」と考え、

周りのことばかり気にしてしまうので、

いつまでも自分の気持ちがわからないのです。

 

「どうしたい?」と自分を主語に問いかけるのは、

人との距離を縮められないのを変えるために不可欠です。

仕事でもプライベートでも、

人との距離を縮められないままだと幸せな未来は待っていません。

 

人間関係もギクシャクするでしょうし、

生きづらさを感じるでしょう。

 

自分の人生の主人公は自分自身なのに、

自分の人生を生きている実感が持てなくなるのです。

 

人との距離を縮められない根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

現状を好転していきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。