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好きな人のことばかり考えてしまうのをやめたい人へ!心理背景と解決策を解説

[最終更新日]2024/06/18

こんにちは、伊庭和高です。

 

恋愛についての相談は、

私の元によく寄せられます。

 

「好きな人のことばかり考えてしまう…」

 

年齢や性別を問わず、

こうした悩みも多いです。

 

仕事が手につかなくなったり、

自分の生活を犠牲にしてしまったりと、

恋愛のことばかり考えても良いことはありません。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

好きな人のことばかり考えてしまう心理背景を解説します。

 

その上で現状を改善する方法を、

独自の切り口でお伝えします。

 

2週間以上続いたら要注意!

付き合い始めた頃に、

好きな人のことばかり考えるのは、

ある意味で自然なことです。

 

付き合えたからこそ、

相手のことを毎日の様に考えてしまうのです。

 

ただし2週間以上続いたら、

好きな人のことばかりを考えた結果、

自身や日常生活に悪影響が出やすいです。

 

もしまだ付き合っていない状態でも、

好きな人のことを2週間以上考え続けていたら要注意です。

 

ちなみに2週間以上とは、

トータルの期間だと考えてください。

 

1週間考えて、少し落ち着いて、

来週から1週間も考えてしまった場合は、

合計で2週間考えていることになります。

 

それでは一体なぜ、

好きな人のことばかり考えてしまうのか?

 

4つの心理背景を解説します。

 

相手にどう思われるか気にしている

「あの人は自分のことをどう思っているのだろうか…」

「良く思ってくれているといいのだけれど…」

 

この様に相手にどう思われるかを気にするほど、

相手のことばかりを考えてしまいます。

 

自分の気持ちを脇に置き、

相手の気持ちばかり気にするのです。

 

どれだけ相手のことを考えても、

相手の気持ちはわかりません。

 

正解がわからない問題を解いている様に、

いつまでも結論が出ず時間だけが過ぎてしまうのです。

 

マイナス思考を続けている

「自分には魅力がないのでは…」

「嫌われたらどうしよう…」

「ネガティブな印象を与えたかな…」

 

この様にマイナス思考を続けていると、

相手のことばかり考えてしまいます。

 

恋愛においてマイナス思考になる人は多いです。

 

マイナス思考になれば気分も下がりますし、

相手のことを考えて時間だけが過ぎてしまいます。

 

自分で自分を満たせていない

普段から自分で自分を満たせていないと、

誰やか何かを通して自分を満たそうとします。

 

好きな人のことを考えることで、

満たされない気持ちを埋めているのです。

 

心理学には承認欲求という言葉がありますが、

好きな人で承認欲求を埋めている感覚です。

 

あるいは恋愛が承認欲求を満たす手段になっている人もいます。

 

依存心が強くなっている

依存心が強くなるほど、

好きな人のことばかり考えてしまいます。

 

好きな人のことを考えたり、

相手から好かれるのを実感することで、

自分の心を保っている様なものです。

 

そのため好きな人が予想外の反応を示したり、

マイナスの反応を示した場合は、

心が動揺してしまうのです。

 

依存心が強まるほど、幸せな恋愛ができないのは確かです。

 

恋愛の悩みの根本原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

好きな人のことばかり考えてしまうのも、

自分の自信のなさが原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば好きな人のことばかり考えません。

 

自分で自分の気持ちを満たすことができ、

自分のことに集中できるのです。

 

仕事やプライベートを自分で満足させながら、

恋愛でもさらに心が満たされるのです。

 

ですが自分に自信が持てないと、

相手にどう思われるかを気にしたり、

マイナス思考でいっぱいになってしまいます。

 

自信がないから自分で自分を満たせず、

相手に満たしてもらおうと考えたり依存心も強まります。

 

また私は12個の質問に答えるだけで、

恋愛に悩む現状を診断する心理テストも作りました。

 

診断結果の画面では、

恋愛の悩みを克服した方のエピソードも紹介しています。

こちらも合わせてやってみてください。

 

悩みは形を変えて繰り返される

私は良く、悩みは形を変えて繰り返されるとお伝えします。

 

付き合う人を変えても、

好きな人が変わっても、

環境を変えても、

根本的な解決につながらないのです。

 

一時的に気分がリセットされることがあっても、

好きな人のことばかり考える状況が繰り返されるのです。

 

自信のなさと向き合いながら、

まず自分自身が変わることに意識を向ける必要があります。

 

好きな人のことばかり考えるのをやめる2つの方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

好きな人のことばかり考えるのをやめる方法を解説します。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

現状を変えることができます。

 

自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

好きな人のことばかり考える時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、

頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

マイナス思考が強まる習性があります。

 

相手の反応を気にしたり、

依存心が出てきたりと、

好きな人のことばかり考え始めてしまうのです。

ここでポイントになるのが、

「まず自分で声に出すこと」

 

彼氏や友達など周りの人に、

いきなり気持ちを吐き出さないでください。

 

自分の気持ちを吐き出せば、

確かにスッキリするでしょうが、

相手は良い気分になりません。

 

「また同じ悩みを聞かされている…」

「自分で何とかしてよ…」

 

最初は親身になってくれても、

何度も続けば相手も嫌な気持ちになり、

関係が悪化する可能性があるのです。

 

独り言で構いません。

どんな気持ちでも良いので、

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

好きな人のことばかり考えるのをやめる第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

好きな人のことばかり考える時ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に相手のことを考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

 

たとえばこれらは自分を主語にできておらず、

相手のことを先に考えている状態です。

 

相手のことを先に考えるほど、

相手の反応が気になったり、

相手に求め過ぎてしまいます。

 

自分軸と他人軸という言葉がありますが、

まさに他人軸で恋愛をしてしまうのです。

 

語尾を「〜したい」の形で問いかけることが、

幸せな恋愛をするための秘訣です。

好きな人のことばかり考える現状を放置しても、

幸せな未来は待っていません。

 

好きな人の言動にモヤモヤしたり、

不安や寂しさに襲われたり、

いつも関係が上手くいかなくなったりと、

良いことはないのです。

 

好きな人のことばかり考える根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践しながら、

現状を好転していきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば現状を変えられるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。