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人に頼れないのは逆に迷惑?原因と心理背景を解説!

[最終更新日]2023/10/03

こんにちは、伊庭和高です。

 

仕事でもプライベートでも、

人に頼れず悩んでいる人は多いです。

 

自分で頑張りすぎてしまい、

後で状況が苦しくなることもあります。

 

「人に頼ると迷惑をかけるのでは?」

 

この様な思い込みを持った人もいますが、

実は真逆なのです。

 

人に頼れない状態が続く方が、

結果的に周りに迷惑をかけてしまいます。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

人に頼れない背景と解決策をお伝えします。

 

なぜ人に頼れないのか?

 

人を頼れない背景には2つの心理があります。

 

どちらか1つに当てはまることもあれば、

両方に該当することもあります。

 

相手の反応を気にしている

「怒られたらどうしよう…」

「見下されないかな…」

 

この様に相手の反応を気にするほど、

人に頼れなくなってしまいます。

 

自分の気持ちを脇に置いて、

相手の反応を優先してしまうのです。

 

頼りたい気持ちを我慢したり、

無理して相手に合わせてしまうこともあります。

 

自分でやった方が早いと思っている

「人を頼るより自分でやった方が早い」

 

こうした気持ちを持っている人もいます。

 

確かに自分がやった方が早かったり、

楽だと感じる一面もあるでしょう。

 

頼った相手がミスをした時に、

余計なイライラが生まれるかもしれません。

 

ですが自分一人でやれることには、

キャパシティーの限界もあります。

 

頑張り過ぎて体調を崩したり、

ある一定のライン以上ができなくなることもあります。

 

人に頼れない根本的原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

人を頼れない背景にも、

自分の自信のなさがあります。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば頼りたい時に人を頼れます。

 

周りの目を気にしてしまうのも、

自分の自信のなさが原因です。

 

自分がやった方が早いと考え続けるのも、

頼ることへの自信のなさも背景にあります。

 

人に頼れないままだと迷惑をかける

「人に頼るのは迷惑ではないか?」

 

この様な思い込みを持っている人もいますが、

逆に人を頼らないことで迷惑をかけてしまうこともあります。

 

「もっと早く相談して欲しかった」

「自分一人で進めたことで状況が悪化した」

 

こうした事態が生まれることもありますし、

逆に周囲に迷惑をかけてしまうのです。

 

頼りたい時は人を頼れる様になることが、

何事においても重要だと言えます。

 

悩みは形を変えて繰り返される

「転職すれば…」

「付き合う人を変えれば…」

 

この様に環境を変えることで、

現状が好転すると思い込む人もいます。

 

確かに一時的に気持ちはリセットされますが、

環境を変えても自分が変わらなければ、

新たな環境でも同じ悩みを繰り返してしまうのです。

 

人を頼れない状況は、

時間が解決してくれないのです。

 

自信のなさと向き合いながら、

頼りたい時に人を頼れる様になることが大事です。

 

人に頼れないのを克服する方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

現状を好転する方法を解説します。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

人に頼れないのを克服できます。

 

自分の気持ちを声に出す

まず最初の方法が、

「自分で自分の気持ちを声に出すこと」

 

人に頼れない時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず頭の中で考え込んでしまうのです。

 

私たち人間は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

ネガティブ思考が強まるほど、

相手の反応が気になったり、

無理して自分で頑張り過ぎてしまます。

 

一説では人間が1日に考える事柄の9割が、

ネガティブな内容だと言われています。

 

どんな気持ちも、まずは声に出して受け止めること。

これが現状を変える第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座で解説していますが、

意識してぬいぐるみを活用することは、

自分で気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

自分を主語にして問いかける

自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

人に頼れない時ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分よりも先に相手のことを考えているので、

自分を主語にして問いかけていないのです。

 

「した方がいい」

「しなければいけない」

「するべきだ」

「して欲しい」

「してあげる」

 

たとえばこれらの言葉が浮かんだ時は、

相手のことを先に考えています。

 

相手のことを先に考えるほど、

自分の気持ちに素直になれません。

 

人を頼れず、自分で抱え込んでしまうのです。

 

「どうしたいのか?」と問いかけ、

自分を主語に行動することは、

現状を変えるために不可欠です。

人に頼れないままでいると、

どこかで大きな壁に直面してしまいます。

 

人に頼らず行動したことで、

逆に迷惑をかけてしまうこともあるのです。

 

人を頼れない根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合いながら、

2つの方法に取り組むことで、

現状は今から変えられます。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。