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人と深く関わるのが怖いのは自信のなさが原因です

[最終更新日]2024/10/22

こんにちは、伊庭和高です。

 

「人と深く関われない」

「人と深く関わるのが怖い」

こうした相談はよく寄せられます。

 

仕事、友達、恋愛など様々な場面で、

人と深く関係を築くことができないのです。

 

当たり障りない表面的な関係は築けても、

どこかで壁を作ってしまいます。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点から、

人と深く関わるのが怖い原因と解決策をお伝えします。

 

人と深く関わるのが怖い原因は自信のなさ

私はよく、すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えします。

 

人と深く関わるのが怖いのも、

自分の自信のなさが影響しています。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信がないから気づかぬうちに線を引き、

人との関わりを怖がってしまうのです。

 

「具体的にはどんな自信のなさがあるのか?」

代表例を3つ紹介します。

 

失敗を怖がっている

たとえば自信がない人ほど、

失敗するのを怖がってしまいます。

 

「嫌われたらどうしよう…」

「傷ついたらどうしよう…」

「否定されたらどうしよう…」

 

この様に最悪の事態を怖がって、

深く関係を築けないのです。

 

表面的な関係で済ませていれば、

恐れている事態は起こらないでしょう。

 

ですが同時に関係が深まることもありません。

 

その意味では失敗を怖がり続けるのが、

実は最大の失敗とも言えます。

 

周りの目や評価を気にしている

また自信がない時ほど、

周りの目や評価を気にします。

 

評価が下がらない様に考えたり、

周りにどう思われるかを気にしたり、

勝ち負けや優劣にとらわれてしまいます。

 

自分軸と他人軸という言葉がありますが、

まさに他人軸で人と関わっているのです。

 

自分の気持ちを我慢したり、

周りに合わせて良い子を演じたりしてしまいます。

 

自分の気持ちがわからない

そして人と深く関われないのは、

自分の気持ちがわからないからでもあります。

 

「何がやりたいかわからない」

「自分の感情がわからない」

 

この様な状態では自己開示もできず、

本音を伝えてコミュニケーションが取れません。

 

「何を考えているのかわからない」

「言いたいことを言って欲しい」

 

周りからこの様に思われてしまえば、

信頼関係は築けないのです。

 

人と深く関わるのが怖い末路とは?

もちろん人と深く関われなくても生きていくことはできます。

 

ただし信頼を深められないので、

人間関係で同じ悩みに直面します。

 

職場で上手く連携が取れなかったり、

信頼して仕事を任せてもらえなかったり、

同僚の言動にイライラもやもやする瞬間が増えます。

 

恋愛で言えば付き合うことができなかったり、

付き合っても短期間で別れてしまいます。

 

傷つくのを怖がり自分から関係を離すこともあれば、

相手に愛想を尽かされてしまうこともあります。

 

いずれにせよ現状を放置しても、

幸せな未来は待っていないのです。

 

自信のなさと向き合いながら、

自分自身が変わる必要があります。

 

現状を好転する2つの方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点から、

現状を好転する方法をお伝えします。

 

2つの方法を実践することで、

人と深く関わるのが怖い現状を改善できます。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

まず最初に取り組むのは、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

人と深く関わるのが怖い人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、頭の中で考えがちなのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に考えることの9割が、

ネガティブな事柄だと言われています。

 

失敗を怖がってしまったり、

周りの目や評価を気にしたり、

自分の気持ちがわからなくなるのも、

頭の中で考えている時です。

 

また自分の自信のなさが出てきた時に、

気づいて立ち止まれる様になることも重要です。

 

「今、嫌われるのを怖がっているな」

「他人軸で物事を考えはじめているな」

 

この様に声に出しながら気づくことができれば、

現状を一歩引いて見つめられる様になります。

 

どんな気持ちでも大丈夫です。

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を変える第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたい?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたい?」と問いかけます。

 

「どうしたい?」の主語は自分自身。

 

人と深く関わるのが怖い人ほど、

自分を主語に問いかけていません。

 

自分以外の誰かのことを考えています。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなければならない」

「してあげる」

「して欲しい」

 

たとえばこれらの言葉は、

自分以外の誰かのことを考えている時に浮かびます。

 

まさに他人軸になっているので、

周りの目や評価が気になったり、

失敗を怖がってしまうのです。

 

「どうしたいのか?」と自分軸で問いかけることで、

人間関係でも主体的に関われる様になります。

 

自分の本音に気づいて表現できる様になるので、

自然と関係が深まり始めます。

仕事でもプライベートでも、

人と深く関われないままでは生きづらさを感じます。

 

人間関係も上手くいかなくなったりと、

人生に行き詰まってしまいます。

 

「一人の時間が好き」という人もいますが、

もし人と深く関われない状態であれば、

決して人の時間が好きとは限りません。

 

自信のなさから一人の時間に逃げてしまっていることもあるのです。

 

人と関わりたい時は関わり、

一人でいたい時はいることができる様に、

自信があればどちらも自分の意思で選択できます。

 

一人の時間しか自分を出せないことはなく、

一人でも誰かといても自分を出せる様になるのです。

 

人と関わるのが怖い根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

現状を好転していきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。