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親に感謝できない人の特徴!幼少期の経験が影響しています

[最終更新日]2022/05/20

こんにちは、伊庭和高です。

 

「親に感謝できない」という声は、

私も元にも時おり届いています。

 

親に感謝できないことに対して、

悩みや罪悪感を抱いている人もいます。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

親に感謝できない人の特徴を解説します。

 

その上で、どうすれば現状が好転するのかを、

独自の視点で紹介していきます。

 

なぜ親に感謝できないのか?

「そもそも私たちはいつから親と一緒にいるのか?」

 

記憶を振り返れば、

生まれた瞬間から親と一緒にいるわけです。

 

生まれた時は親のことは気にせず、

自分の思うがままに振る舞えていました。

 

泣きたい時に泣き、

笑いたい時に笑いと

自分らしく過ごしていたのです。

 

ですが次第に成長する中で、

親の影響を受ける様になります。

 

「親が怒りっぽかった」

「親が自分の言いなりにしてきた」

「親がかまってくれなかった」

「親の目を気にしていた」

「親が何かにつけ否定してきた」

 

たとえばこうした記憶があると、

親と衝突することが増えたりと、

親にネガティブな気持ちを抱きやすくなります。

 

もちろん表面上は良い子を演じる人もいますが、

心の中では親へのネガティブな感情が蓄積されています。

 

幼少期に親にされたことを引きずって、

感謝できない気持ちが生まれているのです。

 

親に感謝できなくても良い

ですが結論をお伝えすると、

必ずしも親に感謝できなくても良いです。

 

「親に感謝できない」ことに悩んでいる声も聞きますが、

親に感謝しないといけないことはありません。

 

過去にされたことを引きずったりと、

感謝できないのには理由があります。

 

無理してポジティブに考えたりと、

感謝の気持ちを意識するほど、

逆に感謝できない気持ちが増幅してしまうのです。

 

もちろん感謝したければすれば良いですが、

そうでない場合は無理に感謝しなくても良いです。

 

後半で3ステップを紹介しますが、

この3ステップを繰り返し実践することで、

親に感謝できないことにとらわれることがなくなります。

 

すべての悩みの原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

親に感謝できない気持ちにとらわれ、

今も悩み続けているのであれば、

自信のなさが背景にあります。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信を持って生きていれば、

親に感謝できないことにとらわれなくなります。

 

過去のことに影響を受けず、

今この瞬間を大切に生きていけます。

 

ですが自分に自信が持てていないと、

何かにつけて過去の記憶を思い出してしまいます。

 

親とのネガティブな記憶を思い出し、

モヤモヤしやすくなってしまうのです。

 

ちなみに私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

こちらも合わせてやってみてください。

 

現状を好転させる3ステップ

 

ここからはぬいぐるみ心理学の視点で、

現状を好転させる方法を解説します。

 

3ステップになっており、

順番に実践することで変化を実感できます。

 

自分の気持ちを声に出す

まず最初のステップは、

自分で自分の気持ちを声に出すことです。

 

親に感謝できない気持ちにとらわれている人は、

自分の気持ちを声に出せていません。

 

声に出さず頭の中で考え続けているのです。

 

私たち人間は頭の中で考えていることの、

約90%がネガティブな事柄だと言われています。

 

つまり頭の中で考えるほど、

ネガティブな気持ちが増大してしまうのです。

 

自分の気持ちを抑え込み、

過去の記憶にネガティブな影響を受けやすくなります。

 

どんな気持ちでも構わないので、

まずは自分の気持ちを声に出すことが、

現状を好転させる第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみと意識して関わるのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

ぬいぐるみと意識して関わることは、

悩みを解決する上で役立ちます。

 

「本当はどうしたかったのか?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出したら、

「本当はどうしたかったのか?」と自分に問いかけます。

 

先ほどもお伝えした通り、

親に感謝できず悩んでいるのは過去の記憶が影響しています。

 

過去のネガティブな感情を受け止める上でも、

「本当はどうしたかったのか?」という問いかけが大事です。

 

過去の出来事は変えられませんが、

過去から引きずっている感情を手放すことはできます。

 

「どうしたかったのか?」と問いかけ、

抑え込んできた気持ちを1つずつ受け止めていきます。

 

「これからどうしたいのか?」と問いかける

そして最後のステップは、

「これからどうしたいのか?」と問いかけることです。

 

「本当はどうしたかったのか?」と問いかけ、

過去からの気持ちを1つずつ受け止められたら、

これから先の未来に意識を向けます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

自分を主語にして問いかけることで、

自分が本当に望む選択ができます。

 

過去の感情に悩まされている人ほど、

「どうしたいのか?」と問いかけていません。

 

あるいは過去のことばかりにとらわれ、

未来のことを考えられていないのです。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

感謝できない気持ちを手放す上で不可欠です。

親に感謝できない気持ちを引きずっていても、

幸せな未来は待っていません。

 

過去の記憶にも影響を受け続けますし、

生きづらさを抱え続けてしまいます。

 

自信のなさと向き合いながら、

3ステップを繰り返し実践することで、

親に感謝できない気持ちにとらわれることがなくなります。

 

過去に影響を受け続けるのではなく、

未来を幸せなものにできる様になります。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説していますので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。