menu

怒られると泣く人の末路は3つ!心理背景や原因を解説

[最終更新日]2023/10/31

こんにちは、伊庭和高です。

 

「怒られると泣いてしまう」

 

年齢や性別を問わず、

こうした相談はよく寄せられます。

 

大人になっても怒られて泣くのは、

恥ずかしさや情けなさも感じるでしょう。

 

本当は泣きたくないのに、

なぜか涙が流れてしまう状況を、

何とかして改善したいと思う人は多いのです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

怒られると泣いてしまう背景について、

詳しく特集します。

 

怒られると泣く末路

 

怒られて泣いてしまうままだと、

3つの結末が待っています。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもありますが、

どれも幸せな未来とは言えません。

 

信頼を失う

怒られて泣くのを繰り返すほど、

相手からの印象も悪くなります。

 

「また泣いてしまった…」

「この人は信頼できない…」

 

相手も関わる気力がなくなりますし、

次第に失望されてしまうのです。

 

仕事を任せてもらえなかったり、

自分抜きで大事な話が進んだりと、

疎外感を感じることもあるでしょう。

 

関係が深まらない

怒られて泣いたままだと、

相手との関係は深まりません。

 

相手の目線に立ってみれば、

泣かれてしまえばそれ以上の話ができません。

 

結果的に関係が深まらないのです。

 

信頼関係を築けなかったり、

恋愛でも関係が深まらず上手くいかないのです。

 

生きづらさを感じる

怒られて泣く状況がつらいのは、

泣いてしまう本人です。

 

本当は泣きたくないのに、

つい涙が流れてしまうのです。

 

「また泣いてしまった…」

「迷惑をかけているよね…」

 

自分で自分を責める気持ちも強まり、

生きづらさを感じやすくなります。

 

怒られると泣いてしまうのはなぜ?

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

怒られて泣いてしまうのも、

自分の自信のなさが根本原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば怒られても泣くことはありません。

 

相手の指摘を素直に受け止めたり、

意見があれば言い返すこともできます。

 

自信がないからこそ、

涙が流れてしまうのです。

 

相手の反応を気にしている

「具体的にはどんな自信のなさがあるのか?」

 

怒られた時に泣いてしまう人は、

相手の反応を気にしています。

 

「怒られない様にしないと…」

「変な風に思われたかな…」

 

この様に自分の気持ちを脇に置き、

相手にどう思われるかを優先して考えるのです。

 

相手が求めるであろう振る舞いをしたり、

自分を偽って過ごしている状態です。

 

だからこそ実際に怒られてしまった時に、

ショックで涙が流れてしまうのです。

 

相手の反応を気にしているのは、

それだけ相手の反応を怖がっている状態です。

 

怒られてしまったことで、

恐れていた事態が現実になったので、

泣いてしまうのです。

 

幼少期の経験も影響している

私たちの自信のなさは、

幼少期の記憶も影響しています。

 

生まれた時から自信のない人はいません。

 

成長して大人になるにつれて、

少しずつ自信がなくなるのです。

 

また私たちは親との関係が、

すべての人間関係のスタートです。

 

親と関わる中で自信のなさが形成され、

怒られて泣く様になってしまうのです。

 

「親の顔色をうかがっていた」

「親に怒られて泣いてしまいがちだった」

「親も怒られると泣く人だった」

 

たとえばこうした場合だと、

子供にも悪影響が及ぶのです。

 

悩みは形を変えて繰り返される

怒られて泣いてしまう状況は、

時間が解決してはくれません。

 

異動や転職や引っ越しなど、

環境や付き合う相手を変えても、

怒られたら泣いてしまうのです。

 

周りを変えても自分が変わらないと、

新たな環境でも同じ悩みに直面してしまいます。

 

怒られて泣く現状を放置しても、

幸せな未来は待っていないのです。

 

怒られて泣いてしまう原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

怒られても泣かない自分に変わることは大切なことです。

 

怒られて泣いてしまうのを克服する方法は、

こちらの記事で詳しく解説しています。

合わせて読んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。