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人間関係を断捨離する基準は「一緒にいたいか?」心理学で解説

[最終更新日]2023/12/26

こんにちは、伊庭和高です。

 

人間関係の断捨離について、

定期的に相談が寄せられます。

 

物の断捨離と同じ様に、

人間関係の断捨離が必要な瞬間もあります。

 

ですが闇雲に断捨離すればいいのではなく、

自分の中で明確に基準を持たないと、

断捨離をして後悔することもあるのです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

人間関係を断捨離する基準を解説します。

 

また間違った断捨離の特徴や、

現状をさらに好転する方法をお伝えします。

 

人間関係の断捨離のポイント

仕事、恋愛、友達、ご近所付き合いなど、

人間関係の断捨離の基準はシンプル。

 

「その人と一緒にいたいか?」と問いかけてください。

 

「自分がどうしたいのか?」を問いかけることで、

断捨離したいかどうか結論が出るのです。

 

「どうしたい?」の主語は自分自身。

 

自分を主語に問いかけることで、

本心で何を望んでいるのかが明らかになります。

 

もし今後も一緒にいたいのであれば、

断捨離する必要はありません。

 

ですが一緒にいたいと思えないのならば、

断捨離する必要があります。

 

これは人間関係だけに限らず、

語尾が「〜したい」になる対象は、

自分が本心から求めていると言えます。

 

間違った人間関係の断捨離とは?

「一緒にいたいか?」を問いかけることが、

人間関係の断捨離の基準です。

 

ただし誰彼かまわず断捨離すればいいわけではありません。

 

過去のお客様の中には、

人間関係の断捨離をしたものの、

悩みが繰り返されて苦しんでいる人も多いのです。

 

「周りを気にして良い子を演じている」

「自分を偽りながら過ごしている」

 

もし心当たりが少しでもあるならば、

この状態で人間関係の断捨離をするのは危険です。

 

良い子を演じたり自分を偽れば、

自分を犠牲にしたり無理して相手に合わせるでしょう。

 

人間関係のストレスばかり溜まり、

限界を迎えた時に人間関係を切りたくなるのです。

 

ですが人間関係を断捨離しても、

良い子を演じたり自分を偽る状況は変わりません。

 

職場を変えたり付き合う相手を変えても、

自分自身が変わっていないので再び同じ壁に直面します。

 

人間関係の断捨離をしても、

問題は何も解決しないのです。

 

これは間違った断捨離だと言えます。

 

人間関係の悩みの根本原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとおつたしています。

 

人間関係の悩みも根本原因は、

自分の自信のなさです。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信がないから良い子を演じたり自分を偽ります。

 

結果的に相手に誤解されてしまったり、

気疲れやストレスを抱え続けるのです。

 

限界を迎えて人間関係を断捨離しても、

自信のなさを抱えている限り根本解決しません。

 

新たな環境でも同じ悩みを繰り返すのです。

 

ただし冷静に考えてみれば、

生まれた時から自信がない人はいません。

 

良い子を演じたり自分を偽るのも、

生きていく中で後天的に身についたものです。

 

つまり生まれ持った性格ではないので、

誰でも今から現状をこうてんできます。

 

人間関係の悩みを解決する2つの方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

人間関係の悩みを解決する方法を紹介します。

 

2つの方法を実践することで、

人間関係の悩みを抱き続けることはなくなります。

 

間違った断捨離をせず、

正しい断捨離ができる様にもなります。

 

自分で自分の気持ちを声に出すこと

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

人間関係に悩んでいる時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず、頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

ネガティブに考えるほど、

人間関係のストレスを実感しますし、

良い子を演じたり自分を偽りやすくなります。

 

頭の中で考えている時ほど、

様々な悩みが生まれるのです。

ここでポイントなのが、

「自分で」声に出すこと。

 

愚痴をこぼす様に、

いきなり周りに吐き出さないでください。

 

周りに吐き出せばスッキリしますが、

周りは決して良い気分にならないですし、

結果として相手との関係が悪化しするかもしれません。

 

どんな気持ちでも良いので、

まずは自分の気持ちを声に出すことが、

現状を変える第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることで、

自分の気持ちを声に出しやすくなります。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

冒頭でもお伝えしましたが、

人間関係に悩んでいる人ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に相手のことを考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなければいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

「してくれない」

 

たとえばこれらの言葉は、

相手のことを考えている時に出てきます。

 

周りの目が気になったり、

自分の気持ちを犠牲にしやすいのです。

 

どれだけ周りのことを考えても、

周りの気持ちはわかりません。

 

正解のわからない問題を解いている様に、

いつまでも結論が出ないのです。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

現状を変えるために不可欠です。

人間関係を断捨離する基準は、

「一緒にいたいかどうか?」です。

 

ただし自分を偽ったり良い子を演じている人は、

人間関係の断捨離をするよりも前に、

自分自身を変える必要があります。

 

人間関係の悩みの原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

本当に望む人間関係を築ける様になります。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。