menu

産後に実母がストレスに感じる!うまくいかない原因と改善策

[最終更新日]2024/06/25

こんにちは、伊庭和高です。

 

産後の悩みを打ち明けられることは、

私もよくあります。

 

出産後はホルモンバランスも乱れやすく、

イライラもやもやしがちです。

 

ただし一時的なものではなく、

出産後も継続して悩みを抱いている場合は問題です。

 

今回取り上げるテーマの様に、

産後に実母にストレスを感じる人も多いです。

 

「産前よりも関係がうまくいかなくなった…」

「ストレスを早く手放したい」

 

こうした声も定期的に寄せられるので、

今回はぬいぐるみ心理学の視点で原因と改善策をお伝えします。

 

産後に実母がストレスに感じる原因

 

産後に実母がストレスに感じるのは、

大きく3つの原因があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

具体的に見ていきましょう。

 

あれこれ言われる

「こうした方がいい」

「その育て方ではダメだよ」

 

この様に産後にあれこれ小言を言われて、

ストレスを感じるケースは多いです。

 

確かに子育ての先輩ですし、

親としてほっとけない気持ちもあるのでしょう。

 

ですが産後は心の余裕もなくなりがちですし、

ホルモンバランスも乱れやすいです。

 

実母の言葉にイライラもやもやし、

ストレスをため込む人は多いのです。

 

自分の嫌な一面を見ている様に感じる

実母の姿を見て自分自身と重ね合わせる人もいます。

 

「何だか自分を見ているみたいだ…」

「自分の嫌な一面とそっくりだ…」

 

子供を持ち親と似た境遇になったことで、

子供の頃にされて嫌だった気持ちが蘇ったり、

自分が見て見ぬフリをしている課題を直視するかもしれません。

 

そんな状況では、実母を見てストレスも感じるでしょう。

 

恩着せがましく振る舞われる

「あなたのためを思ってやってあげたのに…」

 

実母から「〜してあげる」が出てきたら要注意。

恩着せがましい振る舞いをされています。

 

こちらが求めていないことでも、

「〜してあげたのに」と言われるので、

余計にイライラしてしまいます。

 

「〜してあげたんだから〜して欲しい」と、

見返りを求めてくるケースもあるので、

実母にイライラしてしまうかもしれません。

 

実母を変えることはできない

ここまで3つの原因を紹介しましたが、

実母を変えることができないのも確かです。

 

「母に変わって欲しい」と願っても、

母の行動はコントロールできません。

 

さらに言えば自分の子供時代から、

同じ様に振る舞いを繰り返していたかもしれません。

 

自分が親になって改めて実感しただけで、

これまでもストレスに感じる言動を取ってきたならば、

この先も母の変化に期待しても無駄なのです。

 

ただし1つ確かなことは、

実母(相手)を変えることはできませんが、

自分自身が変わることはできます。

 

自分が変われば自分の言動にも変化が生まれるので、

それを受けた母の態度が変わる可能性もあるのです。

 

悩みの根本原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

産後に実母がストレスに感じる背景には、

実母の自信のなさも影響しているのです。

 

実母の自信のなさのとばっちりが、

目の前にいた自分に飛んできているのです。

 

ただし人間関係は自分と相手がいて成り立つので、

実母の言動がストレスに感じる背景には、

自分の自信のなさも影響しています。

 

たとえば実母の顔色をうかがって、

言いたいことを飲み込んでいるかもしれません。

 

これでは実母はますます小言を言いますし、

ストレスも蓄積するでしょう。

 

悩みはこの先も繰り返される

実母がストレスに感じる状況は、

この先も繰り返されます。

 

直接会うにしても、電話越しでも、

何かとストレスを感じてしまうのです。

 

また実母がストレスに感じるだけでなく、

仕事やプライベートでも似た様なストレスを感じ、

悩み苦しんでしまうケースもあります。

 

ストレスを感じる状況は時間が解決してくれず、

場面や環境を変えても繰り返されるのです。

 

だからこそ、まずは自分自身が変わることです。

 

自信のなさと向き合いながら、

まず自分が変わることに意識を向ければ、

現状は今から変わり始めます。

 

現状を好転する2つの方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点から、

ストレスを感じる状況を好転する方法をお伝えします。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

うまくいかない状況は変わります。

 

自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

実母がストレスに感じる時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、

頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

ネガティブに考えるほど、

イライラもやもやが蓄積し、

ストレスを感じやすくなるのです。

 

どんな気持ちも声に出して受け止めるほど、

自分で気持ちの整理ができる様になります。

ここでポイントになるのが、

「まず自分で声に出すこと」

 

実母や家族や同僚や友人など周りの人に、

いきなり気持ちを吐き出さないでください。

 

自分の気持ちを吐き出せば、

確かにスッキリするでしょうが、

相手は良い気分になりません。

 

「また同じ悩みを聞かされている…」

「自分で何とかしてよ…」

 

最初は親身になってくれても、

何度も続けば相手も嫌な気持ちになり、

関係が悪化する可能性があるのです。

 

独り言で構いません。

どんな気持ちでも良いので、

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

ストレスを手放すための第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

実母にストレスを感じる時ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に相手のことを考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

 

たとえばこれらは自分を主語にできておらず、

相手のことを先に考えている状態です。

 

相手のことを先に考えるほど、

自分の気持ちがわからなくなり、

相手の言動に心が乱れやすくなります。

 

またストレスに悩まされる時は、

「どうしたい?」ではなく、

「どうすればいい?」と考えがちです。

 

「私はどうすればいいの?」という様に、

答えを周りに求め続けてしまうので、

いつまでも自分で結論が出せないのです。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

実母へのストレスを手放すために不可欠です。

産後に実母へのストレスを感じる状況は、

放置しても苦しいだけです。

 

母との関係がギクシャクしたり、

子育てにも悪影響が及ぶかもしれません。

 

ストレスに悩まされる根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践しながら、

現状を好転していきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば現状を変えられるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。