menu

疲れたから別れたいと言われた人へ|3つの原因と改善策

[最終更新日]2025/10/16

こんにちは、伊庭和高です。

 

恋愛についての相談は毎日のように私の元へ寄せられます。

 

「もう疲れたから別れたい」

このように言われてしまうのはショックですよね。

 

過去の私も3ヶ月で別れる恋愛を、

4人続けて繰り返したことがありました。

 

すべて相手に振られて別れたのですが、

「もう疲れたから」と言われたこともありました。

 

「自分と付き合っていて疲れるのか…」とショックを受けたこともあります。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

疲れたから別れたいと言われてしまう原因を解説します。

 

その上で幸せな恋愛をする方法を独自にお伝えします。

 

疲れたから別れたいと言われるのはなぜ?

恋愛を始め人間関係の悩みは、

自分と相手の両方に原因があります。

 

そもそも人間関係は自分と相手がいて成り立ちます。

 

お互いが影響を与え合っているので、

どちらか片方だけが100%悪いことはありません。

 

「自分だけが悪いのでは…」

「相手だけが悪い!」

 

この様にどちらか片方のせいだと考えていると、

恋愛の悩みは解決しません。

 

状況が悪化してしまったり、

付き合う相手を変えても同じ問題が繰り返されます。

 

ただし相手の行動を変えることはできません。

 

相手に変わって欲しいと思っても、

相手の行動をコントロールできないので、

時間ばかりが過ぎてしまいます。

 

その一方で自分の行動は自分次第で変えられます。

 

だからこそ恋愛の悩みも、

自分の原因を振り返り解決することが、

現状を好転する近道なのです。

 

自信のなさが根本原因です

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

疲れたから別れたいと言われてしまうのも、

自分の自信のなさが原因です。

 

仕事や友達付き合いなど普段は自信があっても、

恋愛になると自信がなくなる人も多いです。

 

自信のなさから相手が疲れを感じる状況を作り出し、

別れへとつながっていくのです。

 

「具体的にはどんな自信のなさがあるのか?」

代表例を2つ紹介します。

 

相手の顔色をうかがっている

「嫌われない様にしなきゃ…」

「意見を伝えてどう思われるのだろう…」

「気を悪くしないかな…」

 

この様に相手の顔色をうかがっていると、

次第に相手を疲れさせてしまいます。

 

相手のことばかり考えるあまり、

自分が何を考えているか相手に伝わらなくなるのです。

 

自分軸と他人軸という言葉がありますが、

まさに他人軸で恋愛をしている状態です。

 

お互いが気を使って関わったりと、

心理的に距離が生まれてしまうので、

次第に相手が疲れてしまうのです。

 

相手に求め過ぎている

「もっと気持ちを受け止めて欲しい」

「早く連絡を返して欲しい」

「寂しさを埋めて欲しい」

 

この様に「して欲しい」が浮かんだら要注意。

 

相手に求め過ぎています。

 

どれだけ相手に求めても、

相手が応えてくれるかは相手次第です。

 

最初は応えてくれても、

次第に相手が疲れてしまいます。

 

やたら要求を押し付けたり、

相手に求め過ぎていると、

どこかで相手が限界を迎えてしまうのです。

 

悩みは形を変えて繰り返される

自信のなさと向き合わずにいても、

悩みは解決しません。

 

付き合う相手を変えたり、

環境を変えたとしても、

恋愛がうまくいかない状況が繰り返されます。

 

自分自身が変わらなければ、

自分の振る舞いや言動が変わらないので、

疲れたから別れたいと言われてしまうのです。

 

つまり恋愛の悩みは、時間が解決してはくれないのです。

 

自信のなさと向き合い、

まず自分が変わることへ意識を向けることが、

恋愛の悩みを解決するために不可欠です。

 

幸せな恋愛をする2つの方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

幸せな恋愛をするための方法をお伝えします。

 

2つの方法を実践することで、

疲れたから別れたいと言われた状況は好転できます。

 

自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

恋愛の悩みを抱える人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、

頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

ネガティブに考えるほど、

相手の顔色をうかがったり、

相手に求め過ぎてしまったり、

自分の要求を押し付けてしまいます。

ここでポイントになるのが、

「まず自分で声に出すこと」

 

恋人や友達や同僚など周りの人に、

いきなり気持ちを吐き出さないでください。

 

自分の気持ちを吐き出せば、

確かにスッキリするでしょうが、

相手は良い気分になりません。

 

「また同じ悩みを聞かされている…」

「自分で何とかしてよ…」

 

最初は親身になってくれても、

何度も続けば相手も嫌な気持ちになり、

関係が悪化する可能性があるのです。

 

独り言で構いません。

どんな気持ちでも良いので、

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

幸せな恋愛をするための第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

恋愛の悩みを抱える人ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に相手のことを考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

 

たとえばこれらは自分を主語にできておらず、

相手のことを先に考えている状態です。

 

相手のことを先に考えるほど、

相手の反応が気になったり、

相手に求め過ぎてしまいます。

 

自分軸と他人軸という言葉がありますが、

他人軸で恋愛をしているのです。

 

その結果、相手を疲れさせてしまいます。

 

語尾を「〜したい」の形で問いかけることが、

幸せな関係を築く方法です。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

恋愛がうまくいくために不可欠なのです。

疲れたから別れたいと言われる状況は、

すぐにでも改善する必要があります。

 

相手を変えることはできないものの、

自分が変わるのは自分次第で今からできます。

 

恋愛の悩みの根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践しながら、

現状を改善していきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば現状を変えられるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

三重県鈴鹿市出身。その後、千葉県千葉市で育つ。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで9年間で7000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
2025年9月にPHP研究所より『大人だって、ぬいぐるみに癒されたい!』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。