3Apr
[最終更新日]2023/05/25
こんにちは、伊庭和高です。
今回のテーマである恋愛については、
年齢や性別や境遇を超えて多くの相談が寄せられます。
その中でも承認欲求に振り回され、
恋愛がうまくいかなくなってしまうケースがあります。
今回はぬいぐるみ心理学の視点で、
承認欲求で恋愛がうまくいかない原因と克服法を解説します。
目次
承認欲求で恋愛がうまくいかない原因
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。
承認欲求で恋愛がうまくいかないのも、
自分の自信のなさが原因です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自信があれば承認欲求に振り回されません。
自分の気持ちに素直に行動しながら、
幸せな関係を築いていけます。
ですが自分に自信が持てていないと、
承認欲求に飛びつき振り回されてしまうのです。
また私は、承認欲求の強さを診断する心理テストを開発しました。
12個の質問(二択)に答えるだけで、
承認欲求をどれだけ感じているかが判明します。
こちらも是非やってみてください。
他者承認ばかり求めてしまう
「具体的にどんな自信のなさがあるのか?」
自分に自信がない人は、
他者承認を求めてしまいます。
相手に承認されることを求めて、
恋愛がうまくいかないのです。
「褒められたら…」
「認められたら…」
「好きって言ってくれたら…」
「愛されたら…」
この様に相手に自分を満たしてもらうのを、
他者承認と言います。
相手に満たしてもらえれば嬉しいですが、
満たしてもらえないと心が乱されてしまいます。
相手の言動1つで一喜一憂する、
非常に不安定な状態だと言えます。
その意味で承認欲求が強い人は、
他者承認が強いと言えます。
いつまでも承認欲求は満たされない
相手に満たしてもらおうとするほど、
幸せな恋愛はできません。
たとえ一時的に満たしてもらえても、
次の瞬間には満たされない気持ちを抱きます。
自分で自分を満たすことができず、
相手に満たしてもらうばかりなので、
すぐにエネルギー切れを起こしてしまいます。
まるで栄養ドリンクを飲んでいる状態で、
栄養ドリンクがなければ元気になれないのです。
いつまでも承認欲求は満たされず、
不安や寂しさや孤独感を抱き続けるのです。
大事なのは、自分で自分を満たせる様になること。
承認欲求に振り回されないためには、
他者承認ではなく自己承認をすることです。
相手に満たしてもらおうとせず、
自分で自分を満たせる様になることで、
幸せな関係を築ける様になります。
恋愛で承認欲求に振り回されない方法
ここからは具体的に、
恋愛で承認欲求に振り回されない方法を解説します。
2つのステップを実践することで、
幸せな関係を築ける様になります。
その前に多くの人がやりがちな、
間違った方法を紹介します。
間違った対処法
恋愛で承認欲求に振り回された時、
多くの人がやってしまう対処法があります。
実はこの方法は間違っており、
根本的には何も解決しないのです。
その方法とは「誰かに話を聞いてもらうこと」
恋愛でうまくいかなくなり、
友達や同僚や家族などに話を聞いてもらうのです。
先ほどもお伝えした様に、
恋愛でうまくいかない人ほど、
他者承認を求めてしまいます。
恋愛で他者承認を求められず、
他の相手に満たしてもらおうとしているだけなのです。
「話を聞いてくれたら…」
「心配してくれたら…」
「共感してくれたら…」
不安や寂しさや愚痴を吐き出し、
受け止めてもらうことで他者承認を満たしているのです。
これでは相手を変えて同じことを繰り返しているだけです。
また最近ではSNSへ投稿することも、
他者承認を満たす行動の1つです。
特定の誰かだけでなく、
不特定多数の人のコメントやいいねを通して、
他者承認を満たそうとしています。
他者承認を求める構造が変わっていないので、
恋愛がうまくいかない状況は変わりません。
それどころか次第に周りの人が疲れ果て、
自分から離れていくこともあります。
「いい加減、話を聞くのに嫌気がさした」
「何度も同じ話をされるのは辛い」
この様に相手が感じていれば、
次第に距離を取られてしまいます。
誰かに話すことは、長い目でみて良いことがないのです。
<ステップ1>自分の気持ちを声に出す
ここからは具体的に、
正しい方法を解説します。
2つのステップを実践することで、
恋愛で承認欲求に悩まされなくなります。
まず最初の方法が、
「自分で自分の気持ちを声に出すこと」
承認欲求に振り回される時ほど、、
自分の気持ちを声に出していません。
声に出さず頭の中で考え込んでしまうのです。
私たち人間は頭の中で考えるほど、
ネガティブ思考が強まる習性があります。
相手に満たしてもらえず悩む時も、
声に出さず頭の中で考え込んでしまいます。
そして溜め込んだ気持ちが爆発し、
不安や寂しさや孤独感に襲われてしまうのです。
どんな気持ちも、まずは声に出して受け止めること。
これが承認欲求に振り回される現状を抜け出す第一歩です。
ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、
ぬいぐるみを活用するのが効果的です。
詳細は無料メール講座で解説していますが、
意識してぬいぐるみを活用することで、
現状を好転させられる様になります。
<ステップ2>自分を主語にして問いかける
自分の気持ちを声に出した後は、
「どうしたいのか?」と問いかけます。
「どうしたいのか?」の主語は自分自身。
恋愛がうまくいかない時ほど、
自分を主語にして問いかけられていません。
相手に満たしてもらうことばかり考え、
自分を主語にできていないのです。
「相手にしてもらいたい」とは、
「どうしたいのか?」と問いかけた答えとして不適切です。
相手の言動はコントロールできませんが、
相手に求め続けている状態だと言えます。
自分を主語にして問いかけることは、
幸せな恋愛をするために不可欠です。
他者承認ではなく、
自分で自分を満たせる様になるには、
「どうしたいのか?」と問いかけていきましょう。
悩みは相手を変えて繰り返されます。
恋愛がうまくいかないのは、
相手を変えても繰り返されます。
つまり相手に原因があるのではなく、
自分に原因があると言えます。
承認欲求に振り回されるのは、
自分の自信のなさが原因です。
自信のなさと向き合い、
2つのステップを実践することで、
幸せな関係を築ける様になります。
過去のお客様を見てきても、
確信を持って言えます。
「自信のなさとは何なのか?」
「どうすれば自信が持てる様になるのか?」
詳細は無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。