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褒められたい症候群の原因は自信のなさ!原因と改善策を紹介

[最終更新日]2024/10/15

こんにちは、伊庭和高です。

 

仕事でもプライベートでも、

褒められたいと思う人は多いです。

 

褒められれば嬉しいですが、

褒められたい気持ちが強くなるほど、

イライラもやもやしてしまいます。

 

人間関係が上手くいかなかったり、

自己嫌悪の気持ちも強まるのです。

 

褒められたい気持ちが強まることを、

褒められたい症候群とも呼びます。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

褒められたい症候群の心理背景と改善策をお伝えします。

 

褒められたい症候群の原因

 

褒められたい症候群の原因は、

大きく4つに分けられます。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

承認欲求が強い

心理学には承認欲求という言葉があります。

 

仕事でもプライベートでも、

承認欲求が強いほど褒めて欲しいと周りに求めてしまいます。

 

ですが褒めてくれるかどうかは、

相手次第でコントロールできません。

 

思ったほど褒めてくれなかったりと、

相手の反応が望んだものでなければ、

感情が乱されてしまうでしょう。

 

自分で自分を満たせていない

自分で自分を満たせていない人ほど、

誰かに満たしてもらおうとします。

 

褒められることで、

自分の心を満たそうとしているのです。

 

この状態をたとえるならば、

栄養ドリンクを飲み続けている様なもの。

 

栄養ドリンクがないと元気になれず、

不安定な状態なのです。

 

周りと自分を比べている

「あの人に負けない様に…」

「あの人と比べて自分は…」

 

この様に周りと自分を比べがちな人は、

褒められたい気持ちが強まります。

 

劣等感を感じない様に、

あるいは優越感を感じるために、

周りから褒めてもらうことを欲するのです。

 

ですが一時的に褒めてもらえたとしても、

周りと自分を比べる癖はなくなりません。

 

常に周りとの比較を続けるので、

メンタル的にも疲れやすいのです。

 

寂しがり屋

寂しがり屋な人ほど、

相手に褒めてもらおうと考えます。

 

褒めてもらうことで、

寂しさを埋めているのです。

 

ですが一時的に寂しさを埋められても、

相手がいなければ再び寂しくなります。

 

マイナスとゼロを往復する様なもので、

いつまでも寂しさを感じ続けてしまいます。

 

自信のなさが原因です

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

褒められたいと思い悩む状況も、

自分の自信のなさが根本原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば周りに褒められたいと思うことはありません。

 

自分で自分を褒めたりと、

褒めて欲しい気持ちが強まらないのです。

 

先ほど紹介した4つの原因も、

自信のなさが背景にあります。

 

悩みは繰り返される

褒められたいと思い続けて悩む状況は、

時間が解決してはくれません。

 

付き合う相手や環境が変わっても、

褒められたい気持ちに悩まされるのです。

 

自分自身が変わらなければ、

褒められたい症候群に悩まされ続けるのです。

 

自信のなさと向き合いながら、

自分自身が変わる必要があります。

 

褒められたい症候群の改善策

 

次にぬいぐるみ心理学の視点から、

褒められたい症候群の改善策をお伝えします。

 

2つの方法を実践することで、

褒められたいと相手に求め続けることがなくなります。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

まず最初に取り組むのは、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

褒められたいと周りに求める時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、頭の中で考えがちなのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に考えることの9割が、

ネガティブな事柄だと言われています。

 

承認欲求が強くなったり、

相手に満たしてもらおうと考えたり、

周りと自分を比べてしまったり、

寂しさに悩まされるのも、

頭の中で考えている時です。

 

どんな気持ちでも大丈夫です。

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を変える第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたい?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたい?」と問いかけます。

 

「どうしたい?」の主語は自分自身。

 

褒められたいと周りに求める時ほど、

自分を主語に問いかけていません。

 

自分以外の誰かのことを考えています。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなければならない」

「してあげる」

「して欲しい」

 

たとえばこれらの言葉は、

自分以外の誰かのことを考えている時に浮かびます。

 

まさに他人軸になっているので、

周りに褒めて欲しい気持ちが強まります。

 

また「どうしたいのか?」ではなく、

「どうすればいいのか?」と考えがちな人も、

褒められたいと周りに求める傾向があります。

 

「私はどうすればいいの?」という様に、

答えを周りに求め続けてしまうので、

褒めて欲しい気持ちも強まるのです。

 

「どうしたい?」と自分を主語に問いかけるのは、

褒められたい症候群を抜け出すために不可欠です。

仕事でもプライベートでも、

褒められたいと周りに求め続けるのは苦しいです。

 

人間関係に悩んだり、

自己嫌悪の気持ちに襲われたりと、

生きづらさを感じる様になります。

 

悩みやストレスを定期的に感じてしまい、

幸せな未来は待っていないのです。

 

褒められたい症候群の根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

現状を好転していきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。