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目をそらす女性心理【実は理由があった!】

[最終更新日]2021/04/23

「なぜ目をそらすのか?」

「どんな心理背景があるのか?」

こんにちは、伊庭和高です。

本日は目をそらす女性心理について

ぬいぐるみ心理学の視点から解説します。

目をそらされて悩んでいる方もいれば、

目をそらしてしまい悩んでいる方もいるでしょう。

 

この記事では、

「目をそらしてしまい悩んでいる方」に向け、

目をそらす女性心理や原因、治す方法をお伝えします。

 

目をそらされて悩んでいる人にとっても、

目をそらす相手の心理を知ることができるので、

今後の生活に役立てることができます。

 

また私がぬいぐるみ心理学を通して

1500名以上のお客様と関わる中で、

目をそらしてしまう悩みを克服した

お客様の声も紹介します。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

目をそらす女性心理

 

「すべての悩みの背景には自信のなさがある」

私がぬいぐるみ心理学でお伝えしていることです。

 

実は目をそらす女性心理にも、

自信のなさがあったのです。

例えば異性と目を合わせていて、

3秒程で目をそらされたら

自分に脈があるという噂があります。

 

これも目を合わせながら

恥ずかしさや照れが出たからでしょう。

 

逆に自分に自信のある状態ならば、

どれだけ相手のことを見ていても、

心理的に動揺することはありません。

 

また職場で上司から指摘を受けたり、

叱られている場面で、

相手の顔を見ずにうつむき加減で

話を聞いているケースもあります。

 

これも自分に自信がないからこそ、

相手から目線をそらしてしまうのです。

ちなみに「目」は物を見るだけでなく、

相手の心を見る器官でもあります。

 

相手と目を合わせていると、

「私の心が読まれているのでは…」と

感じたことがあるかもしれません。

 

単に相手の顔を見ているのではなく、

相手の心の中も見られている様に感じるので、

つい目をそらしてしまうことがあります。

 

「自分に自信がないからこそ、

自分の心の中を隠した方が良い…」

 

こうした心理背景が働いています。

ちなみに今回は女性心理を取り上げてますが、

根本的な部分は男性にも当てはまります。

 

すべての悩みの原因は自信のなさであり、

自信のなさが原因で目をそらしてしまうのです。

 

目をそらすとその場はやり過ごせるが・・・

「そらす(逸らす)」という言葉の意味は、

『向かうべき方向・目標から脇の方へ向ける』です。

 

自分に自信があれば、

自分が本当に向かう方向や目標に意識が向けられます。

 

ですが自分の自信のなさが影響して、

本当に向かう方向や目標から脇にそれてしまうのでしょう。

 

確かに目をそらしていれば、

自信のなさに向き合わなくて良くなります。

 

上司から叱られていても、

目線をそらして聞いていれば、

いつかは怒りも収まるでしょう。

 

ですが本当に向かう方向から脇にそれているので、

その場を一時的にやり過ごせても

似た様な悩みが形を変えて繰り返してしまうのです。

例えばあなたの目の前に

リンゴがあるとしましょう。

 

ですがあなたは目をそらしていて、

リンゴが視界に入っていません。

 

目をそらしていれば、

リンゴを見ることはないわけです。

 

ですがあなたが目線をそらしても、

リンゴは目の前にありますよね。

 

日常の問題もリンゴと同じ。

目をそらして見ない様にしても、

一時的にやり過ごせたとしても、

問題はそこに存在します。

 

目をそらし続けると、

問題の解決を先延ばしにするだけです。

 

目をそらしてしまうことに悩んでいるなら、

悩みの解決に正面から向き合うこと。

これが今後の人生を変えます。

 

目をそらされた相手はどう思うのか?

もしあなたが目をそらしたとして、

そらされた相手はどう思うでしょうか?

 

目をそらされた相手がどう思うのか?

これは大きく2つのタイプに分かれます。

まず1つ目のタイプが、

「あなたの本心がわからず困惑すること」

 

目をそらされたということは、

自分の本心を隠そうとしているわけです。

 

「この人は何を思ってるのか?」と、

相手も疑問に思ってしまうでしょう。

「私は本心を隠しているけど、

あなたは本音を伝えてね!」

 

逆の立場になれば、

これは無理だと言うことに気づくでしょう。

 

目をそらしたまま関われば、

相手もあなたから目をそらします。

 

相手も自分の本心を隠すので、

お互いに距離のある関係が生まれます。

そして2つ目のタイプは、

「自分の思い通りに支配しようとすること」

 

目をそらすということは、

自分の気持ちを意思表示していない状態。

 

「自分の言うことを聞いているのかな?」

と相手に勘違いされてしまうこともあります。

 

やたら自分の行動を操作しようとしたり、

感情をひたすらぶつけられたりと、

勘違いした状態で関わって来ます。

 

また恋愛に例えれば、

「この人は自分に気があるのかな?」

と勘違いされてしまうかもしれませんね。

ここまで2つのタイプを紹介しましたが、

どちらのタイプも嫌ですよね。

 

選択肢は2つ!

「地獄と地獄、どちらへ行きますか?」

と提示されている様なものです。

 

自信のなさと向き合わずに、

目をそらす言動を続けてしまうと、

どう転んでも悩みを抱えてしまいます。

 

 自分の気持ちから目をそらさないこと!

・目をそらす女性心理や特徴

・目をそらしてしまう根本原因

・目をそらされた相手はどう思うのか?

 

ここまでの記事で解説して来ました。

 

ここからは具体的に、

目をそらしてしまう悩みを解決する方法をお伝えします。

ですが何より大事なことは、

自分の気持ちから目をそらさないこと。

 

目は心を見る器官だと

先ほどお伝えしました。

 

目をそらす悩みと向き合う上では、

自分の心と向き合っていくこと。

 

今まで見て見ぬフリをして来た

感情や記憶が出て来ることもあります。

 

ですが自分の気持ちから目をそらせば、

いつまで経っても悩みは解決しません。

 

「自分の気持ちから目をそらさない」

この気持ちを忘れないことが大切です。

 

ステップ1:自分の気持ちを声に出すこと

まず最初にやることは

自分の気持ちを声に出すことです。

 

目をそらしてしまう女性の多くが、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出して伝えるのではなく、

目をそらすことを選んでしまうのです。

とはいえいきなり相手に対して

声に出すのは勇気もいるでしょう。

 

まずは自分で自分の気持ちを声に出すこと。

独り言で構いません。

 

ステップ2:自信のなさに向き合う

自分の気持ちを声に出した上で、

自信のなさに向き合ってください。

 

「なぜ目をそらしてしまうのか?」

「目をそらす様になったのはいつからか?」

「誰に対してよく目をそらすのか?」

 

例えばこうした問いかけを

自分に向けて行って下さい。

 

上手くいかない現象について、

その原因を掘り下げることで、

悩みは解決へと向かいます。

なお自分に問いかける上では、

「5W1H」を意識してください。

 

「なぜ?」

「何が?」

「いつ?」

「どこで?」

「誰に?」

「どうやって?」

 

5W1Hを意識して問いかけると

向き合いやすいですし、

自分の気持ちに気づきやすくなりますよ。

 

ステップ3:自分の本心に気づく

目をそらしてしまう心理背景には、

周りの目を気にする自信のなさがあります。

 

周りを気にすることがなければ、

そもそも目をそらしませんよね?

 

周りが気になってしまい、

自分の本心に気づけない様になっているのです。

声に出し、自信のなさと向き合った後は、

「自分はどうしたいのか?」と問いかけてください。

 

主語を自分にして問いかけることで、

自分の本心に気づける様になります。

 

 

ここまで紹介した3ステップを

素直に実践していただければ、

目をそらす現状は改善します。

 

お客様の事例を紹介します

広島県在住の本田さん(女性)は、

つい目をそらしてしまうことに対して

悩んでいました。

 

悩みの相談をしながら、

目をそらす機会が多いことに気づき、

現状を変えたいと強く思いました。

=====ここから=====

 

子どもの頃から周りを気にして、

どこか良い子を演じて振る舞っていました。

 

「嫌われない様に」

「失敗しない様に」

「傷つかない様に」

 

マイナスの状態にならない様にと思い、

自分より先に周りを考える日々。

 

次第に自分の行動も窮屈になっていきました。

 

ですがどれだけ頭を巡らせても、

相手の気持ちは相手にしかわかりません。

 

良い子を演じて振る舞いながらも、

人間関係で上手くいかないことがあると、

目をそらすことが多かったです。

 

友達関係でも…

彼氏との関係でも…

職場の人間関係でも…

 

目をそらす態度を見て、

「あなたの気持ちがわからない」と

言われたことは何度もありました。

 

同じ課題を繰り返していて、

この先も繰り返し続けるのかと思うと、

今このタイミングで変わりたいと強く思いました。

 

=====ここまで=====

本田さんの言葉の中で、

「マイナスにならない様に」という言葉が出ました。

 

マイナスにならない様にを意識すると、

プラスになることはありません。

 

嫌われない様に意識をしていると、

嫌われることはないかもしれませんが、

相手に好かれることもありません。

 

自分を抑えて関わっているので、

自分の魅力は相手に伝わりにくい状態です。

 

「好き」という状態にまでは

到達しないのでしょうね。

 

本田さんに起こった変化

私は本田さんの話を聞きながら、

悩みの原因が自信のなさだと伝えました。

 

同時に3ステップを紹介し、

まずは実践する様に伝えました。

 

また本田さんの話を聞きながら、

本田さんが個別に気をつける部分も

宿題として伝えました。

 

宿題を実践しながら

本田さんにどの様な変化が起こったか。

 

本田さんの声を紹介します。

=====ここから=====

 

今までの私は上手くいかないと、

すぐに目をそらしていました。

 

相手の反応を気にして、

自分の気持ちを抑えて黙ってばかり。

 

自分で自分の気持ちを声に出すことは、

まったく意識して来ませんでした。

 

もちろん意識し始めた頃は、

なかなか言葉にできませんでした。

 

目をそらしてその場を終えたことも、

何度もありました。

 

ですが目をそらしてしまった後に、

「あの時どう感じていたのか?」を

ゆっくり声に出して振り返りました。

 

「本当はどうしたかったのか?」

「何を伝えたかったのか?」

 

自分の気持ちに気づけただけなのに、

言葉にできない安心感がありました。

また自信のなさと向き合う中で、

相手から意見を言われたり

否定されることに対する恐れを

抱いていたと気づきました。

 

自信のなさに向き合いながら、

自分がどうしたいのかを問いかける。

 

意識して実践し始める内に、

目をそらすことがなくなりました。

 

相手の顔を見て関われる様になり、

自分の気持ちも伝えられる様になりました。

 

「本田さんの意見がわかって安心した」

 

上司からもこうした言葉をかけてもらえ、

自分でも自分の変化を実感しています。

目をそらすことが激減したことで、

自然と笑えることも増え、

自然体な自分で過ごせる様になりました。

 

素直に実践を続けたことで、

大きな変化を実感しています。

 

=====ここまで=====

 

目をそらす自分から卒業する

すべての悩みの原因は自信のなさ。

目をそらしてしまう背景にも、

自分の自信のなさが存在します。

 

目をそらす自分から卒業すれば、

自分らしく自然体で振る舞いながら

過ごすことができます。

 

仕事でもプライベートでも、

自分の気持ちを伝えながら

周囲と信頼関係を築いていけます。

 

人間関係は一生続きます。

だからこそ、今この瞬間から向き合えば、

その後の人生が変わると言っても

決して過言ではありません。

自信のなさと向き合い

目をそらす現状から卒業する上で、

まずは無料メール講座で学び、

内容を実践いただけたらと思います。

 

本日も最後まで読んで下さり、

ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。