menu

恋愛で情緒不安定になる直し方とは?原因と克服法を解説

[最終更新日]2024/01/16

こんにちは、伊庭和高です。

 

恋愛についての相談は、

数多く私の元に寄せられます。

 

恋愛で情緒不安定になってしまう悩みは、

年齢や性別を問わず多いのです。

 

情緒不安定なのは苦しいですし、

恋愛も上手くいかなくなります。

 

相手との関係がギクシャクしたり、

ネガティブな気持ちも生まれやすいです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

恋愛で情緒不安定になる心理背景を解説します。

 

その上で情緒不安定を克服する方法を、

独自の切り口からお伝えします。

 

なぜ恋愛で情緒不安定になるのか?

 

恋愛で情緒不安定になってしまうのは、

3つの心理背景があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

相手にどう思われるかを気にしている

「LINEの返事が遅いのはなぜだろう…」

「変な風に思われていないか…」

「嫌われたり怒らせたらどうしよう…」

 

この様に相手の反応を気にするほど、

気持ちも乱れてしまいます。

 

どれだけ相手のことを考えても、

相手の本心はわかりません。

 

超能力でもあれば別ですが、

相手の心を読み解くことはできません。

 

それなのに相手の反応を気にするのは、

一生正解がわからない問題を解いている様なもの。

 

いつまでも心が不安定になるのです。

 

相手に満たしてもらおうとしている

もし自分で自分を満たせておらず、

相手に満たしてもらおうとしていると、

恋愛で情緒不安定になります。

 

相手に幸せにしてもらおうと考えたり、

相手に求める気持ちが強まるほど、

期待した反応がないと感情が乱れます。

 

相手がいないと心が満たされないのは、

行き過ぎると依存になります。

 

自分で自分の気持ちを満たしたり、

感情を落ち着かせる様にならないと、

恋愛で定期的に情緒不安定になるのです。

 

寂しがり屋

寂しがり屋な人も、

情緒不安定になりがちです。

 

寂しさや孤独感を埋めるために、

恋愛をしてしまうのです。

 

「話を聞いて欲しい」

「寂しさを埋めて欲しい」

「わかって欲しい」

 

この様に「〜して欲しい」が出てきたら要注意。

 

相手に求める気持ちが強まっています。

 

寂しさを埋めることはできても、

時間が経てば再び寂しさに襲われます。

 

マイナスとゼロを往復している様に、

いつまでも寂しさに悩まされるのです。

 

寂しさを定期的に感じたり、

かまってちゃんの傾向がある人は、

恋愛で情緒不安定になりがちです。

 

情緒不安定になる根本原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

恋愛で情緒不安定になるのも、

自分の自信のなさが根本原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば情緒不安定になりません。

 

自分で自分の気持ちを落ち着けたり、

相手の反応に心乱されることがなくなるのです。

 

ですが自分に自信が持てない時ほど、

何かにつけて情緒不安定になります。

 

相手の反応が気になったり、

相手に満たしてもらおうとしたり、

寂しがり屋な人にも、

自信のなさが背景にあるのです。

 

恋愛で特に情緒不安定になる人もいる

仕事や友達関係は大丈夫なものの、

恋愛だけで情緒不安定になる人も多いです。

 

恋愛とは「愛情」につながるので、

無意識に素の自分を出そうとします。

 

良い子を演じたり自分を偽ったりと、

普段はごまかすことができても、

恋愛では自信のなさはごまかせません。

 

どうしても素の自分が出たり、

素の自分を出そうとするのです。

 

また普段から押さえている感情が、

恋愛だと特に出てきやすいです。

 

仕事や人間関係でストレスを感じたり、

満たされない気持ちがあるならば、

恋愛で相手に求め過ぎてしまいます。

 

「私の気持ちもわかって欲しい」と、

相手に求めれば求めるほど、

相手の反応が期待と違えば情緒不安定になります。

 

また私は12個の質問に答えるだけで、

恋愛に悩む現状を診断する心理テストも作りました。

 

診断結果の画面では、

恋愛の悩みを克服した方のエピソードも紹介しています。

こちらも合わせてやってみてください。

 

悩みは形を変えて繰り返される

恋愛で情緒不安定になるのは、

時間が解決してはくれません。

 

その場で気持ちが落ち着いても、

再び何かが起こると情緒不安定になるのです。

 

付き合う相手を変えたり、

環境を変えたところで、

根本的な解決にはなりません。

 

相手や環境を変えるのではなく、

自分自身が変わろうとしなければ、

いつまでも同じ悩みに直面するのです。

 

情緒不安定を直す方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

情緒不安定の克服法を解説します。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

恋愛で感情が乱れることがなくなります。

 

自分の気持ちを声に出す

まず最初の方法が、

「自分の気持ちを声に出すこと」

 

情緒不安定になる時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず、頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

ネガティブに考えるほど、

相手の反応を気になったり、

寂しさや孤独感が増大します。

 

感情が乱れてしまうのは、

決まって頭の中で考え続けている時です。

ここでポイントなのが、

「自分で」声に出すこと。

 

愚痴をこぼす様に、

いきなり周りに吐き出さないでください。

 

周りに吐き出せばスッキリしますが、

周りは決して良い気分にならないでしょう。

 

「私の話に共感して欲しい」というように、

相手に求め過ぎてしまうのです。

 

相手との関係が悪化したり、

相手に避けられてしまったりと、

良いことはありません。

 

どんな気持ちでも良いので、

自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を変える第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることで、

自分の気持ちを声に出しやすくなります。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

情緒不安定になる時ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に相手のことを考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなければいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

「してもらう」

 

たとえばこれらの言葉は、

相手のことを考えている時に出てきます。

 

相手の反応を気にしたり、

相手に満たしてもらおうとしてしまいます。

 

あるいは「どうしたいのか?」ではなく、

「どうしたらいいのか?」と問いかけています。

 

「私はどうしたらいいの?」という様に、

いつまでも結論が出ずつらいのです。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

情緒不安定を克服するために不可欠です。

 

自分を主語に問いかけることで、

幸せな恋愛ができる様にもなります。

恋愛で情緒不安定になるのは苦しいです。

 

自分で自分が嫌になったり、

相手に迷惑をかけることもあります。

 

情緒不安定になるほど、

恋愛もうまくいかないのです。

 

恋愛で情緒不安定になる原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

自分で自分の気持ちを整えられる様になります。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。