1Aug
[最終更新日]2023/08/01
こんにちは、伊庭和高です。
「自分に厳しくしてしまう…」
年齢や性別を問わず、
こうした悩みはよく寄せられます。
自分に厳しいままだと、
息苦しさやプレッシャーばかり感じます。
仕事でもプライベートでも、
上手くいかない場面が出てくるのです。
今回はぬいぐるみ心理学の視点から、
自分に厳しい人の背景を特集します。
自分に厳しい人の末路
自分に厳しい人の末路は3つであり、
どれも幸せな未来ではありません。
どれか1つに該当することもあれば、
複数に当てはまることもあります。
周囲を頼れない
「こんなことで頼っていいのか?」
「自分でやらなければ…」
この様に自分に厳しい人ほど、
周囲を頼れなくなります。
自分でハードルを上げてしまい、
1人で抱え込んでしまうのです。
完璧主義になってしまったり、
周りの顔色をうかがう人ほど、
この傾向は強く出てしまいます。
人間関係が上手くいかない
自分に厳しい振る舞いをしていると、
人間関係にも悪影響が出ます。
無理している様に思われたり、
相手への要求も厳しくなってしまいます。
「もうついていけない…」
「本音を伝えて欲しい…」
この様な気持ちを抱かれ、
関係が悪化してしまうこともあるのです。
仕事でもプライベートでも、
自分に厳しくし続けた人間関係は、
決して幸せなものではありません。
心身の体調を崩す
そして自分に厳しい状態が続くと、
心身の体調を崩してしまいます。
頑張り過ぎてしまったりと、
心身に悪影響が出てしまうのです。
メンタルの不調に襲われたりと、
良いことは何もありません。
自分に厳しくしたツケは、
健康面にも及ぶのです。
なぜ自分に厳しくなるのか?
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。
自分に厳しくしてしまうのも、
自信のなさが背景にあります。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自信があれば必要以上に自分に厳しくなりません。
頼りたい時は周囲を頼れたり、
無理して頑張りすぎることもありません。
ですが自分に自信が持てずにいると、
必要以上に厳しくなってしまいます。
結果として体調を崩したり、
人間関係が悪化してしまうこともあるのです。
悩みは形を変えて繰り返される
「異動すれば…」
「付き合う人を変えれば…」
この様に環境を変えることで、
現状が好転すると思い込む人はいます。
ですが環境を変えたところで、
自分自身が変わらなければ、
悩みは形を変えて繰り返されます。
自分に厳しくしてしまうのは、
他でもない自分自身に原因があるのです。
「時間が解決してくれるかも…」と思っても、
根本的な解決にはつながらないのです。
自分に厳しい状況は変えられる
とはいえ冷静に考えてみると、
生まれた時から自分に厳しい人はいません。
生まれ持った性格ではなく、
後天的に身についたものなので、
誰でも今から現状は変えられます。
自分に厳しいのをやめる方法は、
合わせて読んでみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。