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人の不幸を喜ぶのをやめたい!原因と改善策を独自に解説

[最終更新日]2024/06/05

こんにちは、伊庭和高です。

 

つい人の不幸を喜んでしまうことに、

悩んでいる人は意外と多いです。

 

身近な人から有名人まで、

本当なら喜びたくないのに、

つい心の中で喜んでしまう。

 

そしてそんな自分に自己嫌悪してしまうのです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点から、

人の不幸を喜んでしまう原因と解決策をお伝えします。

 

人の不幸を喜ぶのはなぜ?

 

人の不幸を喜んでしまうのは、

3つの原因があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

嫉妬心が強い

普段から嫉妬心が強い人ほど、

誰かの不幸を喜んでしまいます。

 

「うらやましいな…」

「あの人だけずるいな…」

「何だか気に食わないな…」

 

こうした気持ちがあるから、

人の不幸を喜んでしまうのです。

 

誰かが幸せになるのが気に食わなかったり、

素直に喜べないのです。

 

自分の方がマシだと思える

「あの人よりはマシな状態だ…」

 

この様に人の不幸を喜ぶ人は、

自分と誰かを無意識に比較しています。

 

そして不幸になった相手よりも、

自分の境遇がマシだと思い安心するのです。

 

ただし自分と相手を比較しても、

幸せを感じることはできません。

 

マシな地獄とヒドい地獄の二択をして、

自分はマシな地獄にいるからとホッとしている状態です。

 

選択肢が地獄と地獄になっているのです。

 

ストレス発散

仕事やプライベート等のストレス発散で、

人の不幸を喜んでしまうことがあります。

 

たとえばテレビやネットやSNSで、

有名人のゴシップや不祥事を見聞きして、

どこか喜んでしまうこともあります。

 

日頃のストレスを発散する上でも、

誰かの不幸は絶好のターゲットなのです。

 

とはいえストレスを一時的に発散しても、

ストレスを感じる原因は解決していないので、

ストレスを溜め込む状況が繰り返されてしまいます。

 

人の不幸を喜ぶ根本原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

人の不幸を喜んでしまうのも、

自信のなさが根本原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば人の不幸は喜びません。

 

自信がないから嫉妬心が強まったり、

あの人よりマシだからと安心してしまいます。

 

ストレスを人の不幸で発散してしまうのも、

自信のなさが背景にあります。

 

悩みは形を変えて繰り返される

異動や転職や引っ越しなどで、

環境を変えれば気分もリフレッシュできるでしょう。

 

ですが付き合う相手や職場を変えても、

人と関わり続けるのです。

 

周りを変えても自分自身が変わらないと、

人の不幸を喜ぶ現象は繰り返されます。

 

つまり人の不幸を喜んでしまう悩みは、

時間が解決してはくれないのです。

 

自信のなさと向き合い自分が変わることが、

人の不幸を喜ぶのをやめるために不可欠です。

 

現状を好転する2つの方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

人の不幸を喜ぶのをやめる方法をお伝えします。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

現状を今から好転できる様になります。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

まず最初に取り組むのは、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

人の不幸を喜んでしまう時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず、頭の中で考えがちなのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に考えることの9割が、

ネガティブな事柄だと言われています。

 

嫉妬心が強まったり、

あの人よりもマシだと考えたり、

ストレスを溜め込んでしまうのも、

頭の中で考えている時です。

 

どんな気持ちでも大丈夫です。

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を変える第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたい?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたい?」と問いかけます。

 

「どうしたい?」の主語は自分自身。

 

人の不幸を喜んでしまう時ほど、

自分を主語に問いかけていません。

 

自分以外の誰かのことを考えています。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなければならない」

「してあげる」

「して欲しい」

 

たとえばこれらの言葉は、

自分以外の誰かのことを考えている時に浮かびます。

 

誰かのことを考えても、

相手の気持ちはわかりません。

 

正解がわからない問題を解いている様に、

いつまでも結論が出ないのです。

 

また「どうしたい?」ではなく、

「どうすればいい?」と考えがちなのも、

人の不幸を喜ぶ人の特徴です。

 

「どうすればいい?」と考えると、

答えを周りに求めてしまいますし、

周りと自分を比べて一喜一憂しやすくなります。

 

「どうしたい?」と自分を主語に問いかけるのは、

人の不幸を喜ぶのをやめるために不可欠なのです。

人の不幸を喜んでいても、

幸せな未来は待っていません。

 

人間関係も悪化するでしょうし、

人の不幸を喜ぶ自分が嫌になるかもしれません。

 

人の不幸を喜ぶ根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

現状を好転していきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。