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体調悪いアピールをする人の心理とは?原因と改善策まとめ

[最終更新日]2024/07/02

こんにちは、伊庭和高です。

 

仕事でもプライベートでも、

体調が悪いアピールをする人がいます。

 

「また体調が悪いのか?」

「一体どういうことなのか?」

 

やたら体調が悪いアピールをする人に、

嫌気が差してしまうかもしれません。

 

あるいは体調悪いアピールをする本人が悩んでいるケースもあります。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

体調が悪いアピールをする人の心理背景を解説します。

 

体調が悪いアピールをするのはなぜ?

 

体調が悪いアピールをするのは、

3つの心理背景があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

責任回避しようとしている

体調が悪いと伝えることで、

責任を回避できます。

 

大事な仕事が回って来なかったり、

「なら他の人にしよう」と役割から逃れられるのです。

 

仕事でもプライベートでも、

体調の悪い人に無理にお願いすることはしませんよね。

 

体調悪いアピールをすれば、

楽ができたり負担を軽減できると思っているのです。

 

かまって欲しい

体調が悪いと言われれば、

その人のことが多少は気になるでしょう。

 

つまり体調悪いアピールをすることで、

周りの注目を集めようとしているのです。

 

かまってちゃんという言葉がありますが、

かまって欲しい気持ちが体調悪いアピールに出ることもあります。

 

心理学には承認欲求という言葉がありますが、

まさに自分の承認欲求を満たすために、

体調悪いアピールをしているのです。

 

やりたくない

やりたくないと思っているから、

体調が悪いと伝える人もいます。

 

本当は体調が悪くなくても、

体調が悪いと相手に伝えることで、

やりたくない願望を叶えることができます。

 

やりたくないなら直接、

やりたくないと伝えてもいいはずです。

 

ただし相手の反応を気にして、

体調が悪いという言葉を使っていることが多いです。

 

体調悪いアピールを続けた末路

一度や二度であれば、

周りも心配してくれるでしょう。

 

ですが体調悪いアピールを続けると、

周りからの信頼を失ってしまいます。

 

「自己管理ができていない」

「絶対に嘘をついている」

 

仕事でもプライベートでも、

周りから人が離れていったり、

冷たい対応をされてしまいます。

 

また体調悪いアピールをする自分が嫌になるかもしれません。

 

どこか逃げている様に感じてしまい、

自己嫌悪に陥ることもあるのです。

 

体調悪いアピールをする根本原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

体調悪いアピールをしてしまうのも、

自分の自信のなさが根本原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば体調悪いアピールはしません。

 

本音を堂々と伝えながら、

周囲と信頼関係を築けるでしょう。

 

かまって欲しいと周りに求めずに、

自分で自分を満たせる様になります。

 

先ほど紹介した3つの心理背景も、

自信のなさが原因なのです。

 

現状を放置しても幸せな未来は待っていないので、

自信のなさと向き合い今から現状を変える必要があります。

 

体調悪いアピールをする現状を改善する方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

現状を改善する方法をお伝えします。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

体調悪いアピールをすることがなくなります。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

まず最初に取り組むのは、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

体調悪いアピールをする時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず頭の中で考えがちになります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる傾向があります。

 

一説では1日に考える事柄の9割が、

ネガティブな内容だと言われています。

 

ネガティブに考えるほど、

体調が悪いと周りに伝えやすくなります。

 

どんな気持ちでも大丈夫です。

ブツブツと実況中継をする感覚です。

 

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を変える第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたい?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたい?」と問いかけます。

 

「どうしたい?」の主語は自分自身。

 

体調悪いアピールをする時ほど、

自分を主語に問いかけていません。

 

自分以外の誰かのことを考えています。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなければならない」

「してあげる」

「して欲しい」

 

たとえばこれらの言葉は、

自分以外の誰かのことを考えている時に浮かびます。

 

かまって欲しいと求めたり、

相手の反応を気にしてしまうのは、

自分を主語に問いかけていないからです。

 

また「どうしたい?」ではなく、

「どうすればいい?」と考えがちなのも、

体調悪いアピールをする人の特徴です。

 

「どうすればいい?」と考えると、

答えを周りに求めてしまうので、

周りを気にして苦しんでしまいます。

 

「どうしたい?」と自分を主語に問いかけるのは、

現状を改善するために不可欠なのです。

仕事でもプライベートでも、

体調悪いアピールをしても良いことはありません。

 

その瞬間は良い結果が得られても、

長い目で見て状況が悪化するのは間違いないのです。

 

体調悪いアピールをする根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

現状を好転していきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。