13Aug
[最終更新日]2024/09/10
こんにちは、伊庭和高です。
感謝の気持ちが足りないことに、
悩んでいる人は意外と多いです。
感謝の気持ちを伝えられなかったり、
言葉だけの感謝しか伝えられなかったりするのです。
感謝が足りない自分が嫌になったり、
人間関係がギクシャクすることもあります。
今回はぬいぐるみ心理学の視点で、
感謝の気持ちが足りない人の共通点を解説します。
その上でどうすれば現状を好転できるのか、
独自の切り口から方法をお伝えします。
目次
感謝の気持ちが足りない人の共通点
感謝の気持ちが足りない人には、
3つの共通点があります。
どれか1つに該当することもあれば、
複数に当てはまることもあります。
「当たり前」の意識が強い
感謝の反対語は「当たり前」です。
してもらって当たり前という様に、
当たり前の意識が強くなる時ほど、
感謝の気持ちを忘れてしまうのです。
そして当たり前だと思うほど、
ダメ出しやできていない点に意識が向きます。
「してくれない」
「わかってくれない」
「上手くいかない」
この様に「〜がない」ばかり目につき、
ネガティブ思考でいっぱいになったり、
人間関係がギクシャクするのです。
自己肯定感が低い
そもそも自己肯定感が低い人は、
感謝の気持ちが足りなくなります。
「こんなことで感謝して良いのか…」
「まだ感謝が足りないのでは…」
何かにつけてネガティブにとらえてしまうのです。
また感謝の気持ちを意識するほど、
自己肯定感も高まる傾向があります。
裏を返せば感謝の気持ちが足りないと、
自己肯定感も低くなるのです。
周りの目を気にしている
「あの人にどう思われるのか…」
「変な風にとらえられたらどうしよう…」
「怒られないかな…」
この様に周りの目を気にしていると、
感謝の気持ちが足りなくなります。
自分の気持ちを脇に置いて、
周りにどう思われるかを優先してしまうのです。
これでは感謝に心がこもらなかったり、
感謝を伝えるタイミングを逃してしまいます。
自信のなさが背景にあります
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。
感謝の気持ちが足りないと感じるのも、
自信のなさが背景にあります。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自信があれば素直に感謝も表現できます。
自信がないから当たり前の意識が強くなり、
自己肯定感も低くなり、
周りの目も気になってしまうのです。
つまり感謝できる自分になるには、
自信の有無が重要なのです。
感謝の気持ちが足らないままだとどうなるのか?
感謝の気持ちが足りないままだと、
幸せな未来は待っていません。
感謝の気持ちが足りないことで、
周りの信頼を失ってしまったり、
人間関係がギクシャクしてしまいます。
感謝の気持ちが足りないことに、
自己嫌悪するかもしれません。
感謝の気持ちが足らないままでは、
仕事等でチャンスを逃しやすくもなります。
だからこそ自信のなさと向き合い、
今から現状を変えていく必要があります。
現状を好転する2つの方法
次にぬいぐるみ心理学の視点で、
現状を今から変えていく方法をお伝えします。
2つの方法を繰り返し実践することで、
感謝の言葉が自然と出てくる様になります。
自分で自分の気持ちを声に出す
まず最初に取り組むのは、
自分で自分の気持ちを声に出すこと。
感謝の気持ちが足りない人ほど、
自分の気持ちを声に出していません。
普段から声に出さず、頭の中で考えがちなのです。
私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、
ネガティブ思考が強まる習性があります。
一説では1日に考えることの9割が、
ネガティブな事柄だと言われています。
周りの目が気になったり、
自己肯定感が低くなったり、
当たり前の意識が出てしまうのも、
頭の中で考えている時です。
どんな気持ちでも大丈夫です。
まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、
現状を変える第一歩です。
ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、
ぬいぐるみを活用するのが効果的です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
意識してぬいぐるみに触れることは、
自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。
「どうしたい?」と問いかける
そして自分の気持ちを声に出した後は、
「どうしたい?」と問いかけます。
「どうしたい?」の主語は自分自身。
感謝の気持ちが足りない人ほど、
自分を主語に問いかけていません。
自分以外の誰かのことを考えています。
「した方がいい」
「するべきだ」
「しなければならない」
「してあげる」
「して欲しい」
たとえばこれらの言葉は、
自分以外の誰かのことを考えている時に浮かびます。
相手のことを考えるほど、
周りの目が気になったり、
当たり前の意識も強まります。
結果として感謝の気持ちが出てこなかったり、
感謝が口だけになってしまうのです。
また「どうしたい?」ではなく、
「どうすればいい?」と考えがちなのも、
感謝が足りない人の特徴です。
「私はどうすればいいの?」と考え、
答えを周りに求めてしまうので、
周りの目を気にし続けてしまいます。
「どうしたい?」と自分を主語に問いかけるのは、
感謝が足りない現状を変えるために不可欠です。
感謝の気持ちが足りないままでは、
幸せな未来は待っていません。
人間関係もギクシャクするでしょうし、
生きづらさを感じるでしょう。
感謝が足りない根本原因は自信のなさ。
自信のなさと向き合い、
2つの方法を実践することで、
現状を好転していきましょう。
「自信のなさとは何なのか?」
「どうすれば自信が持てる様になるのか?」
詳細は無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。