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テイカーの末路とは?奪う人が孤立する理由

[最終更新日]2026/03/17

こんにちは、伊庭和高です。

 

テイカーになってしまい悩んでいる人は多いです。

 

「あの人、都合がいい時だけ近づいてくるな」

「いつも要求ばかりで、与えていない人だ」

「結局、周りから人が離れている」

 

周りはテイカーに対してこの様な思いを抱きます。

 

仕事でもプライベートでも、

テイカーのままでは良いことはないのです。

 

また今までは自覚がなかったものの、

「もしかして自分もテイカーかもしれない」と不安を抱く人もいます。

 

この記事ではテイカーの人の心理背景や、

どうすればテイカーを抜け出せるのか詳しく解説します。

 

 

テイカーとは何者か?ギバーとの決定的な違い

心理学では人の関係性を、

次の3タイプで捉えることがあります。

 

・ギバー:まず与える

・テイカー:先に受け取る

・マッチャー:バランスを取る、見返りを求める

 

テイカーは「自分の利益」を最優先にします。

 

ただし重要なのは、

「テイカー=性格が悪い人」ではないという点です。

 

普段は良い人なのに無意識にテイカーの言動を取ってしまう人もいます。

 

テイカーになってしまう心理的背景

テイカーになってしまう人には、

3つの心理背景があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

①満たされない不安

「自分には足りない」

「まだ十分ではない」

「自分が得たものを奪われるかもしれない」

 

こうした感覚を持っていると、

テイカーの行動を取ってしまいます。

 

心が満たされない不安を解消するために、

自分の利益を優先して行動してしまうのです。

 

②自己価値の低さ

自己価値や自己肯定感が低い人ほど、

テイカーの行動を取りやすくなります。

 

誰かに与えてもらうことで、

自己価値を感じようとしているのです。

 

心理学では承認欲求という言葉がありますが、

承認欲求は自己承認と他者承認に分けられます。

 

自分で自分を認めるのが自己承認で、

誰かに認めてもらうのが他者承認です。

 

テイカーの人は自己承認ができず、

他者承認ばかり求める傾向があります。

 

③過去の欠乏体験

「家族から愛された実感がない」

「ショックな失恋経験をした」

「大きな失敗をしたことがある」

 

この様に過去の欠乏体験から、

テイカーの行動を取り始める人もいます。

 

心理学ではトラウマとも呼びますが、

過去のトラウマが影響してテイカーになる人も多いのです。

 

テイカーの末路とは?

テイカーの末路は3つであり、

どれも幸せなものではありません。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

①人間関係が静かに壊れる

テイカーの末路は、

突然やってくるわけではありません。

 

「仕方ない」

「今だけだろう」

 

最初は周囲も我慢します。

 

しかし少しずつ、

「頼られなくなる」

「本音を言われなくなる」

「距離を取られる」

といった反応が生まれるのです。

 

こうして人間関係は静かに終わっていきます。

 

②信頼が積み上がらない

テイカーは要求や期待はするし、

当然の様に受け取るものの、

自分から与えようとはしません。

 

しかし信頼は「与え合い」の中でしか育ちません。

 

結果として信頼が積み上がらず、

・チャンスが回ってこない

・本当に大切な話をされない

という状態になります。

 

③困った時に誰も助けてくれない

本当に困った時に孤立するのも、

テイカーにありがちな傾向です。

 

普段から与えていない人は、

助けを求めても人が動いてくれません。

 

これは罰ではなく、

人間関係の自然な結果です。

 

自分がテイカーだと自覚しにくい理由

テイカーの怖さは、

自分では気づきにくい点です。

 

「自分は被害者だと思っている」

「これくらい普通だと思っている」

「周りが冷たいと感じている」

 

そのため同じ問題を何度も繰り返します。

 

たとえ自覚がなくてもネガティブな現象は起こります。

 

どこかで自分がテイカーだと認識しない限り、

現状は好転しないのです。

 

自信のなさが原因です

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

テイカーになってしまう人も自信のなさが背景にあります。

 

先ほど紹介した3つの心理背景も、

自信のなさが影響しています。

 

自信がないから自分の利益を優先し、

まず相手に与えてもらおうと考えます。

 

経営者や管理職など立場や影響力がある人でも、

自信のなさが心の中にある人はいます。

 

また仕事や恋愛や夫婦関係など特定の場面で、

自信がなくなってしまう人もいるのです。

 

テイカーを抜け出すためには、

自信の有無が必要なのです。

 

テイカーを抜け出す2つの方法

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

現状を好転する方法を解説します。

 

2つの方法を実践することで、

テイカーを抜け出すことができます。

 

自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

テイカーの人ほど自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、

頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に頭の中で考える事柄の9割が、

ネガティブな内容だと言われています。

 

頭の中で考えている時ほど、

相手に求める気持ちが強まります。

 

また心が満たされなかったり、

過去の欠乏体験を思い出すのも、

決まって頭の中で考えている時です。

 

独り言で構いませんので、

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を変える第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

テイカーの人は自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に相手のことを考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

 

たとえばこれらは自分を主語にできておらず、

相手のことを先に考えている状態です。

 

「相手に〜して欲しい」

「相手が〜してくれない」

 

こうした言葉も相手に求めるから出てくるので、

まさにテイカーの思考なのです。

 

また相手のことを先に考えるほど自己価値も低くなります。

 

自分軸と他人軸という言葉がありますが、

まさに他人軸になっている状態です。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

現状を改善するために不可欠です。

 

自分がしたいことへ意識を向け行動するほど、

自分の気持ちを大切に行動できる様になります。

 

まず相手に利益を求めることなく、

自分で自分の心を満たせる様になるので、

テイカー的な行動を取らなくなるのです。

 

大事なので繰り返しお伝えしますが、

テイカーのままでは幸せな未来は待っていません。

 

周囲からの信頼を失ったり、

いつまでも心が満たされなかったりと、

長い目で見て良いことはないのです。

 

そしてテイカーの行動を取る根本原因は自信のなさ。

 

根本原因である自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践しながら、

現状を好転していきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば現状を変えられるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

自信の専門家。三重県鈴鹿市出身。その後、千葉県千葉市で育つ。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで9年間で7000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
2025年9月にPHP研究所より『大人だって、ぬいぐるみに癒されたい!』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。