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【自己啓発=自己投資とは限らない!】見極めるポイントを解説

[最終更新日]2021/08/12

こんにちは、伊庭和高です。

今日は自己啓発について取り上げます。

 

今回紹介する内容は、

まさに過去の私もやってしまっていました。

 

自己啓発=自己投資とは限らない

本屋さんへ行くと一角を占めている

「自己啓発」コーナー。

 

一時期私も多くの本を読みましたし、

言葉の通り「啓発」させられることもあり感謝しています。

 

現在私はぬいぐるみ心理学を通して、

自信がない自分から卒業し、

いつでも自信を生み出せる毎日を手に入れるためのサポートをしています。

 

これまで5,000名以上のお客様と関わる中で、

実は自己啓発が自己投資になっていないケースが存在することに気づきました。

 

「自分を高めるためにお金と時間を使っているなら自己投資じゃないの?」

 

こんな疑問を持たれたかもしれませんし、

過去の私も同じ様に思っていました。

 

今回の記事では自己啓発が自己投資にならないケースについて、

具体例を挙げながら取り上げます。

 

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自己啓発が自己投資にならない具体例

まず1つ目のケースが、

「一向に行動につながっていない場合」

 

こちらの記事でも詳しくお伝えしましたが、

自己啓発とはあくまで「啓発」が目的。

 

「やる気になったぞ!」

「この法則に気づいたぞ!」

 

あくまで啓発されただけなので、

行動に移さなければ日常は変化しません。

 

日常で継続的に行動することをせず、

自己啓発本や講演会へかけるお金と時間ばかりが増えている状態。

 

これは自己投資につながっていません。

 

知識太りについて別の記事で解説していますが、

自己啓発が知識太りになっていては成果が出ないのです。

そして2つ目のケース。

1つ目とも関連してきますが、

日々のストレスから逃げているケースです。

 

===

上司へ意見を言えず不満をためこんで、

とりあえずストレス発散に飲み会だ!

===

 

===

夫が全然私の気持ちをわかってくれないから、

エステで気分転換しよう!

===

 

これらを否定するつもりはありませんが、

根本的な問題は何も解決していません。

 

そしてこれと同じ現象が、

自己啓発にも起こっています。

 

=====

上司に意見を言えず不満がたまってるから、

自己啓発本を読んでやる気を出そう!

=====

 

これも、上司に意見を言えなかった根本的原因は解決していません。

そのため、気づけば自己啓発本ばかり増える可能性もあるのです。

 

「〜した方が良い」は自己投資ではない

そして3つ目のケース。

「〜した方が良い」で自己啓発を行った場合、

これは自己投資につながらないことが多いのです。

 

「上司が読んだ方が良いって言うから」

「キャリアアップにつながるって言うから」

 

これらは「〜した方が良い」で行動していますよね。

 

キッカケが「〜した方が良い」で、

心の底から「〜したい」と思える様になれれば良いですが、

「〜した方が良い」のままの気持ちだと、自己投資につながりません。

 

「だって上司が言ったから」

「だってキャリアアップにつながるって言われたから」

 

もし上手くいかないと、

この様な理由をつけて行動を止めてしまうケースがあるためです。

 

実際、私が開催している個別相談では、

「〜したい」と「〜した方が良い」の違いを明確にし、

その場で体感していただきます。

 

自分では「〜したい」と思い込んでいても、

気づけば「〜した方が良い」になっているケースもあります。

 

自己啓発が必ずしも自己投資につながるとは限りません。

 

ぜひ、今までの行動を振り返って、

自己投資につながる自己啓発だけに絞り込んでいただけたらと思います。

 

本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。