2Dec
[最終更新日]2023/04/26
こんにちは、伊庭和高です。
自信がない自分から卒業し、
いつでも自信を生み出せる毎日を手に入れる。
仕事や人間関係などあらゆる場面において、
自信のある状態で振る舞う上では、
マイペースでの実践をしてはいけないということを、
これまで何度かお伝えしました。
学校で時間割が決められている様に、
特に実践を始めたばかりの段階では、
しっかりと組み立てられたプラグラムや方向性に沿って行動することが大切です。
そして先日、あるお客様からこの様な返信をいただきました。
お客様の声
====ここから=====
伊庭さん、こんにちは!
いつもありがとうございます。
伊庭さんはよく、マイペースでの実践はいけないとおっしゃります。
正直この前までは「自分のペースで進めれば良いじゃん」と思っていたのですが…
伊庭さんからの忘却曲線のメールを読んで、
マイペースだと上手くいかない理由がよくわかりました!
これまでの私がまさにマイペースで失敗していました。
例えばもう何年も前の就活。
自分と向き合うのが嫌で、つい後回しにしていました。
「3日に1回くらいのペースでやれば、
大学3年生からやれば何とかやるでしょ…」
こんなことを思っていた記憶があります。
でも気づけば自己分析は後回しになり、
時間ばかりが経過してしまいました。
友達が早々に内定を手に入れる中で、
私は何とかその場しのぎの就活で内定を決める状態。
今もその会社に勤めているのですが、
「もっとしっかり向き合えば良かったな」と後悔しています。
結局、マイペースでやっていたから、
その日にやったことも忘却曲線に従って忘れてしまう。
結果、ほとんど0からの状態で3日後に向き合う。
そんなことばかりしていた気がします。
仕事でも恋愛でもそしてやりたいことの実現も、
これ以上後回しにして自信が持てない人生は嫌です。
マイペースだと上手くいかない理由がストンと腑に落ちたので、
これからは気持ちを切り替え、毎日行動します。
いつも本当にありがとうございます。
=====ここまで=====
マイペースだと忘れる
このお客様は鋭いですね。
ちょうど以前、
人はその日に覚えたことを翌日には75%忘れてしまうとお伝えしました。
※エビングハウスの忘却曲線と言います。
ただ、忘れる割合は毎日復習をすることで下がるので、
特に実践し始めた段階では毎日の様に続けることこそ大切なのです。
マイペースで実践をしてしまうと、
その日に学んだこと・気づいたことも忘れ去った状態で、
また0から実践を始めなければいけなくなります。
いや…0からならまだマシです。
実践しながら上手くいかず悩みを抱えれば、
その分だけ自信がなくなってしまいます。
つまりマイナスの状態に逆戻りしてしまう可能性もあるのです。
私が継続して関わっているお客様には、
メールを返信することを通して実践した内容を定着していただいています。
私もそのメールを見ながら返信をしているのですが、
それだけ実践をし始めた段階では、
意識してマイペースな自分から脱却することが大切なのです。
もちろん、もしあなたが現時点で、
「マイペースになっていたな…」と思われても大丈夫です。
今日この瞬間から意識して実践をし始めれば良いのです。
過去は一切関係ありません。
大事なのは「今どうしたいのか」
あなたが一歩ずつ実践し、
本当に望む毎日が実現できる様に、
私も想いを込めて関わらせていただきます。
本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。