2May
[最終更新日]2023/05/02
こんにちは、伊庭和高です。
今回はお客様の声を紹介したいと思います。
茨城県在住の君嶋さん(女性・仮名)は、
人を見下してしまうのが癖になっていました。
本当は見下したいわけではないのに、
つい見下した言動を取ることに悩んでいたのです。
===ここから===
「こんなこともできないの?」
「あの人よりも優れているはず…」
仕事でも私生活でも、
見下した気持ちが出てしまいます。
実際に口に出すことは控えていても、
つい態度に出てしまう自分が嫌になります。
人間関係がギクシャクしますし、
変に気を張って過ごすことも増え、
帰宅後にドッと疲れてしまいます。
「人を見下す原因は自信のなさ」
伊庭さんの言葉を聞いて、
図星を突かれた気がしました。
自分に自信がないことで、
無意識に相手より上に立とうとして、
相手のダメな点を探していました。
また相手に見下されるのが怖くて、
先に相手を見下していました。
記憶を振り返れば子供の頃から、
親にダメ出しをされたことがあり、
自分を守るために見下した態度を取っていたのかもしれません。
自信のなさと向き合わないと、
悩みは形を変えて繰り返されるのは、
今までの人生でも経験してきました。
「もう人を見下すのをやめたい」
心の中で強く思いました。
===ここまで===
私は君嶋さんのお話を聞きながら、
ブログやメルマガでも定期的に紹介している、
現状を変えるための方法をお伝えしました。
また君嶋さんの現状を踏まえて、
個別に取り組むメニューも作成しました。
ぬいぐるみ心理学を実践して数週間で、
君嶋さんに変化が生まれました。
===ここから===
どんな気持ちも声に出すことを、
ひたすら意識しました。
以前までは友達や恋人に吐き出し、
気持ちを受け止めてもらっていました。
これは間違った方法だと知れ、
まず自分で声に出す様にしました。
見下してしまう気持ちも、
まず自分で声に出す様にしたのです。
するとイライラや不安が消え去り、
冷静に対処できる様になりました。
かつての私は声に出さず、
頭の中で考え続けていたので、
相手を見下す気持ちが強まっていたのだと思います。
そして自分を主語に問いかけると、
見下した態度を取ることがなくなりました。
「本当は、見下したいと思う人はいません」
伊庭さんが話していましたが、
自分がどうしたいか?を問うと、
周りがどうかを気にせず、
自分のやりたいことに気づける様になりました。
見下さずに会話ができる様になり、
気を張って過ごすことも激減し、
より良い関係が築けています。
肩の荷が降りた様に、
ストレスフリーに過ごせています。
===ここまで===
人間関係は生きている限り、
常に存在します。
相手や環境を変えながら、
私たちは人と関わり続けるのです。
人を見下してしまうのは、
自信のなさが原因です。
人を見下さずに関われる様になると、
人間関係のストレスもなくなり、
今より心地よい関係を築ける様になります。
自信のなさと向き合いながら、
人間関係の悩みも解決していきましょう!
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。