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機嫌をとる心理背景と対策を解説!

[最終更新日]2022/05/20

こんにちは、伊庭和高です。

 

仕事でもプライベートでも、

相手の機嫌を取ってしまうことはあります。

 

その場をやり過ごせたり、

相手から評価されることもありますが、

機嫌を取るほど気疲れも感じます。

 

常に相手のことを気にしないといけず、

ストレスを溜め込みやすいのです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

人の機嫌を取る心理背景をお伝えします。

 

どうすれば機嫌を取るのをやめられるのかも、

合わせて解説をします。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

機嫌を取る人の心理背景

 

「なぜ相手の機嫌を取ってしまうのか?」

 

ここでは心理背景を解説します。

 

どれか1つに当てはまることもあれば、

複数に該当することもあります。

 

相手の反応を気にしている

相手にどう思われるのかを気にすると、

相手の機嫌を取りやすくなってしまいます。

 

「機嫌を取る」ということは、

機嫌を取る相手の存在を前提としています。

 

もし相手の反応を一切気にしない状況なら、

機嫌を取ろうとする人はいないでしょう。

 

相手ありきで過ごしている人ほど、

機嫌を取るのが癖になってしまうのです。

 

怒られるのが怖い

怒られるのが怖い時ほど、

怒られない様に機嫌を取るのです。

 

怒られるのを回避したい気持ちが、

心理背景にあるのです。

 

過去の私も怒られるのを怖がり、

親や先生や友達の機嫌を取っていました。

 

まず自分からブレーキを踏んでいる様なもので、

必要以上に相手を刺激することもなくなります。

 

良い子を演じている

相手に良く思われたい人ほど、

相手の機嫌を取ろうとしてしまいます。

 

「認められたい」という気持ちがあれば、

相手の望む言動を取るのが一番です。

 

承認欲求を満たすために、

相手の機嫌を取ってしまうのです。

 

機嫌を取ってしまう原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

相手の機嫌を取ってしまうのも、

自分の自信のなさが原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば相手の機嫌を取ることはありません。

 

相手の反応を気にすることもないですし、

怒られるのを怖がり続けることもありません。

 

一方で自分に自信が持てない時に、

相手にどう思われるかを気にし始めます。

 

機嫌を取るというのも、

相手の顔色を伺っている状態とも言い換えられるのです。

 

また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

こちらも合わせてやってみてください。

 

機嫌取りをしても幸せになれない

確かに相手の機嫌を取っていても、

日々を生きていくことはできるでしょう。

 

当たり障りなく人と関われますし、

仕事であれば評価されることもあるでしょう。

 

ですが相手の機嫌取りをし続けても、

幸せになることはありません。

 

常に自分の気持ちを抑えて、

相手のことを気にして振る舞うので、

自分が望む人生につながらないのです。

 

「何のために生きているのか?」と、

漠然と人生に虚しさを抱いてしまうこともあるのです。

 

機嫌を取るのをやめる方法

 

機嫌を取るのをやめる方法を、

ぬいぐるみ心理学の視点で解説します。

 

2つの方法を実践することで、

自分の気持ちに素直に振る舞える様になります。

 

自分の気持ちを声に出す

まず最初の方法が、

「自分で自分の気持ちを声に出すこと」

 

機嫌を取ってしまう時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず頭の中で考え込んでしまうのです。

 

私たち人間は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

「変な風に思われないかな…」

「怒られたらどうしよう…」

「意見を伝えてどう思われるのか…」

 

こうした気持ちを抱いてしまうのも、

頭の中であれこれ考える時です。

 

どんな気持ちも、まずは声に出して受け止めることです。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座で解説していますが、

意識してぬいぐるみを活用することで、

機嫌を取らずに振る舞える様になります。

 

自分を主語にして問いかける

自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

相手の機嫌を取ってしまう時ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分よりも先に周りの目を気にして、

自分の気持ちを抑え込んでしまうのです。

 

自分を主語にして問いかけることは、

機嫌を取らず行動する上で不可欠です。

機嫌取りを続けていても、

幸せな人生は待っていません。

 

周りを気にして疲れてしまったり、

自分の気持ちを押さえ込むことになります。

 

機嫌を取るのは自信のなさが原因。

 

自信のなさと向き合いながら、

2つの方法に取り組むことで、

機嫌を取らず自分の気持ちに素直に行動できる様になります。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。