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会議で的外れな発言をする人の特徴とは?原因と改善策を解説

[最終更新日]2024/10/22

こんにちは、伊庭和高です。

 

「会議で的外れな発言をしてしまう」

 

年齢や性別や役職を問わず、

こうした相談はよく寄せられます。

 

その場の雰囲気も気になりますし、

会議の進行を妨げてしまうこともあるので、

早急に改善が必要だと言えます。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

会議で的外れな発言をする人の特徴や改善策をお伝えします。

 

会議で的外れな発言をする人の特徴

 

会議で的外れな発言をする人には、

3つの特徴があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

周りの反応を気にしている

周りの反応や評価が気になり、

的外れな発言をしてしまう人は多いです。

 

「評価が下がらない様にしないと…」

「浮いてしまったらどうしよう…」

「変な風に思われないかな…」

 

こうした気持ちが浮かぶほど、

自分の気持ちがわからなくなります。

 

周りを気にするほど緊張感も高まり、

言葉が上手く出てこなくなったり、

思わぬ発言をしてしまうことがあるのです。

 

失敗を恐れている

「間違えたらどうしよう…」

「ミスをしない様に気をつけないと…」

 

この様に失敗を恐れている人ほど、

会議で的外れな発言をしやすくなります。

 

当たり障りない発言をしたり、

無難な発言をしたと思っても、

発言後に場の空気が変になってしまうことがあるのです。

 

その意味では失敗を恐れ続けるのが、

実は最大の失敗だと言えます。

 

かまって欲しい

的外れな発言をすることで、

周りはネガティブな意味で注目します。

 

かまって欲しい欲求を満たすために、

的外れな発言をする人もいるのです。

 

気を引けたり目立てたりするので、

的外れな発言をしてしまいます。

 

心理学には承認欲求という言葉がありますが、

まさに承認欲求が強いと言えます。

 

自信のなさが原因です

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの根本原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

会議で的外れな発言をするのも、

自信のなさが背景にあります。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば的外れな発言はしません。

 

自分の意見を堂々と伝えながら、

建設的な議論ができるでしょう。

 

周りの評価が気になったり、

失敗を恐れてしまったり、

かまって欲しいと思ってしまうのも、

自信のなさが根底にあるのです。

 

子供の頃から自信が持てず、

親や友達などに意見が言えなかった人もいます。

 

また特に社会人になってから自信がなくなる人も多いです。

 

また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

こちらも合わせてやってみてください。

 

悩みは形を変えて繰り返される

会議で的外れな発言をする状況は、

時間が解決してはくれません。

 

異動や転職で環境を変えたとしても、

新たな環境でも的外れな発言をしてしまいます。

 

自分自身が変わらなければ、

環境を変えても同じ悩みが繰り返されるのです。

 

「転職したのに会議で的外れな発言をしてしまう…」

こうした声も定期的に寄せられています。

 

だからこそ自信のなさと向き合い、

まず自分が変わる必要があるのです。

 

会議で的外れな発言をしない方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点から、

会議で的外れな発言をしない方法をお伝えします。

 

2つの方法を実践することで、

現状は今から改善できます。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

まず最初に取り組むのは、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

会議で的外れな発言をする人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、頭の中で考えがちなのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に考えることの9割が、

ネガティブな事柄だと言われています。

 

周りの評価や反応が気になったり、

失敗を怖がってしまったり、

かまって欲しいと思うのも、

頭の中で考えている時です。

 

どんな気持ちでも大丈夫です。

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を変える第一歩です。

 

声に出すことで事前に気持ちを整理できるので、

的外れな発言をしなくなります。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたい?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたい?」と問いかけます。

 

「どうしたい?」の主語は自分自身。

 

会議で的外れな発言をする人ほど、

自分を主語に問いかけていません。

 

自分以外の誰かのことを考えています。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなければならない」

「してあげる」

「して欲しい」

 

たとえばこれらの言葉は、

自分以外の誰かのことを考えている時に浮かびます。

 

まさに他人軸になっているので、

周りの評価が気になったり、

失敗を怖がってしまったり、

かまって欲しさが強くなります。

 

「どうしたい?」と自分を主語に問いかけるのは、

会議で適切な発言ができる自分に変わるために不可欠です。

仕事は人生の多くの時間を占めます。

 

仕事の悩みを放置しても、

状況は悪化するだけです。

 

会議で的外れな発言をする悩みは、

すぐにでも解決する必要があります。

 

このまま現状を放置すれば、

どこかで必ず問題が発生します。

 

人間関係がギクシャクしたり、

周囲の信頼を失ってしまったり、

仕事ができずに落ち込んだりと、

幸せな未来は待っていません。

 

会議で的外れな発言をする根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

現状を好転していきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。