31Aug
[最終更新日]2024/09/02
こんにちは、伊庭和高です。
今回のテーマの恋愛については、
多くのお客様から相談が寄せられています。
「なかなか恋愛が上手くいかない」
「同じ課題に直面してしまう」
こうした声も多いですし、
過去の私も実感していました。
そして上手くいかない恋愛には、
「他人軸に左右される」という共通点があります。
他人軸に左右されている限り、
幸せな恋愛はできないのです。
今回はぬいぐるみ心理学の視点で、
他人軸の恋愛をやめる方法をお伝えします。
目次
他人軸の恋愛の特徴とは?
他人軸で恋愛をしてしまう人には、
一体どの様な特徴があるのかをまずお伝えします。
3つの特徴があるのですが、
どれか1つに当てはまることもあれば、
複数に該当することもあります。
相手の顔色を伺う
恋人の顔色を伺うほど、
相手ありきで振る舞ってしまいます。
相手が喜ぶ言動を意識したり、
自分の気持ちを飲み込んだりと、
相手にとって都合の良い自分を演じようとします。
まさに他人軸の恋愛であり、
相手に振り回されてしまいます。
相手の言動で不安になる
そして相手の言動を意識すれば、
その分だけ不安を抱きます。
「嫌われない様に…」
「機嫌を損ねない様に…」
こうした気持ちが出てくるのも、
他人軸の恋愛の特徴です。
どれだけ相手のことを考えても、
相手の気持ちはわかりません。
正解のわからない問題を解いている様なものなのです。
ネガティブな反応をされてしまうと、
途端に不安になってしまいます。
他人軸の恋愛は不安を抱きやすいのです。
第三者の言葉に影響を受ける
他人軸になってしまう相手は、
何も恋人だけに限りません。
親、友達、同僚、マスメディア…
第三者の言葉に影響を受けることもあるのです。
「あの人はやめておいた方が良い」
「その恋愛だと上手くいかない」
「結婚適齢期だから焦った方が良い」
周りの言葉に流されてしまえば、
自分を見失ってしまいます。
他人軸の恋愛をしてしまう原因
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。
他人軸の恋愛をしてしまうのも、
自分の自信のなさが原因です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自信があれば自分軸を持って恋愛ができます。
周りの顔色や言動に影響を受けず、
自分の気持ちに素直に振る舞えます。
その一方で自信が持てないと、
他人軸に左右され望まない恋愛をしてしまいます。
また私は、自分軸と他人軸の度合いを診断する心理テストを開発しました。
12個の質問(二択)に答えるだけで、
自分軸と他人軸の割合が判明します。
こちらも合わせてやってみてください。
他人軸の恋愛はやめられる
ですが冷静に考えると、
生まれた時から他人軸の人はいません。
泣きたい時に泣き、
笑いたい時に笑い、
欲しい物は欲しいと主張していました。
それが成長する中で少しずつ、
他人軸に左右される様になったのです。
生まれ持った性格ではなく、
後天的に身についてしまったものなので、
誰でも自分軸を持って幸せな恋愛ができる様になります。
恋愛で自分軸を取り戻す2つの方法
ぬいぐるみ心理学の視点で、
恋愛で自分軸を取り戻す方法をお伝えします。
2つのステップを繰り返し実践することで、
他人軸に左右されることはなくなります。
<ステップ1>自分の気持ちを声に出す
まず最初のステップが、
「自分で自分の気持ちを声に出すこと」
自分軸を持てていない人ほど、
自分の気持ちを声に出していません。
声に出さず頭の中で考え込んでしまうのです。
私たち人間は頭の中で考えるほど、
ネガティブ思考が強まる習性があります。
周りの目が気になったり、
周りの言動に不安になってしまうのも、
頭の中であれこれ考える時です。
どんな気持ちも、まずは声に出して受け止めること。
これが他人軸を抜け出すポイントです。
ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、
ぬいぐるみを活用するのが効果的です。
詳細は無料メール講座で解説していますが、
意識してぬいぐるみを活用することで、
自分軸を持って行動できる様になります。
<ステップ2>自分を主語にして問いかける
自分の気持ちを声に出した後は、
「どうしたいのか?」と問いかけます。
「どうしたいのか?」の主語は自分自身。
他人軸で行動している人ほど、
自分を主語にして問いかけられていません。
自分よりも先に相手のことを考え、
相手ありきで行動してしまうのです。
「した方が良い」
「するべきだ」
「しなければいけない」
「して欲しい」
「してあげる」
「してもらう」
たとえばこれらは自分軸ではなく、
周りのことを先に考えているので、
他人軸になっている状態です。
一方で自分軸で生きている人は、
自分を主語にして問いかけています。
「どうしたいのか?」と問いかけることで、
自分軸に気づき、強化されるのです。
自分を主語にして問いかけることは、
現状を根本から変える上で不可欠です。
お客様のエピソードを紹介します
ここからはお客様のエピソードを紹介します。
愛知県在住の椎橋さん(女性・仮名)は、
恋愛に悩む中で私のことを知りました。
私と話す中で他人軸が癖になっていると気づき、
自分軸を手に入れたいと強く思う様になりました。
===ここから===
周りの評価や反応が気になったり、
言いたいことを飲み込んだりと、
まさに他人軸の行動が習慣化していました。
何事も自分で決めることができず、
相手に決めてもらおうと考えたり、
相手の意見に同調することも多かったです。
他人軸で生きている自分が情けなく、
そんな自分を認めることもできませんでした。
「他人軸で生きる原因は自信のなさ」
伊庭さんの言葉を聞き、納得できました。
自信がないから他人軸になり、
自分よりも周りを優先して考えていたのです。
恋愛で言えば付き合う相手を変えたりと、
環境を変えても問題が起こり続けるのは、
私自身も何度も体験していました。
しかも恋愛だけでなく仕事や友達関係でも、
他人軸になっていることに気づきました。
「これは自分が根本的に変わらないとダメだ」
「自信のなさと向き合い自分軸を手に入れたい」
伊庭さんとお話する中で悩みの原因が整理でき、
現状を変えたいとより強く思う様になりました。
===ここまで===
椎橋さんに起こった変化
私は椎橋さんのお話を聞きながら、
先ほど紹介した2つの方法をお伝えしました。
また椎橋さんの現状を踏まえ、
個別に意識するポイントをお伝えしました。
ぬいぐるみ心理学を実践し始め数週間で、
椎橋さんは手ごたえを感じました。
===ここから===
自分の気持ちを声に出さず、
頭の中でグルグル考え続けるのは、
もう癖になっていました。
頭で考えるほどネガティブ思考が強まり、
結果的に他人軸になってしまうことを知り、
意識してブツブツ声に出す様になりました。
すると何が起きても冷静でいられ、
他人軸に流されなくなりました。
他人軸に流されなくなったので、
恋愛でモヤモヤと悩む時間が激減しました。
自分で自分の気持ちを声に出す効果は、
特に実感できています。
そして自分を主語に問いかけることは、
全くできていませんでした。
「どうしたい?」ではなく、
相手を気にして考えるのが癖になっていました。
「私はどうすればいいの?」という様に、
答えを相手に求めてしまうこともあり、
まさに他人軸が染み付いていたのです。
仕事でもプライベートでも、
自分がしたいことを意識して問いかける中で、
自分軸で行動できる実感が生まれました。
今までなら我慢していた場面でも、
意見が言えたりやりたいことをやれたので、
物事がスムーズに進む様になりました。
人間関係のストレスもなくなりましたし、
恋愛においてはパートナーとより良い関係が築けています。
他人軸ではなく自分軸で恋愛ができる様になり、
本当に良かったと思います。
今では他人軸と自分軸の違いが明確にわかりますし、
もし他人軸の一面が出てきても、
自力で自分軸に戻せると確信を持って言えます。
===ここまで===
他人軸に左右されても、
幸せな人生は送れません。
自分の人生の主人公は自分なのに、
自分以外の誰かの人生を生きている様に感じるのです。
そんな状態で恋愛をしても、
幸せな恋愛ができないのです。
他人軸に左右される原因は自信のなさ。
自信のなさと向き合いながら、
2つの方法に取り組むことで、
自分軸を持って生きれる様になります。
自分の気持ちに素直に振る舞い、
理想の恋愛ができる様になります。
「自信のなさとは何なのか?」
「どうすれば自信が持てる様になるのか?」
詳細は無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
また私は12個の質問に答えるだけで、
診断結果の画面では、
恋愛の悩みを克服した方のエピソードも紹介しています。
こちらも合わせてやってみてください。
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。