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他人の顔色を伺うのが疲れた人へ【心理背景と改善策を徹底解説】

[最終更新日]2024/10/01

こんにちは、伊庭和高です。

 

仕事でもプライベートでも、

他人の顔色を伺うのは疲れます。

 

相手の反応に振り回されたり、

常に気を張って過ごしてしまいます。

 

気疲れという言葉がありますが、

まさに気持ちが疲れてしまうのです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

他人の顔色を伺うとなぜ疲れるのかを解説します。

 

その上で他人の顔色を伺わずに生きる方法を、

独自の切り口からお伝えします。

 

なぜ他人の顔色を伺うと疲れるのか?

どれだけ相手の気持ちを考えても、

相手の心の中を読み取ることはできません。

 

超能力でもあれば話は別ですが、

相手の気持ちを透視することはできないのです。

 

他人の顔色をどれだけ伺っても、

他人の行動は他人次第でコントロールできません。

 

正解がわからない問題を解いている様に、

相手のことを考えすぎて疲れてしまうのです。

 

他人軸になっています

自分軸と他人軸という言葉があります。

 

他人の顔色を伺うのは、

他人軸になっているのです。

 

自分の気持ちよりも先に、

相手のことを考えている状態です。

 

次第に自分の気持ちがわからなくなったり、

相手の評価や反応を気にしてしまいます。

 

失敗を怖がっている

「間違えたらどうしよう…」

「怒られない様にしないと…」

「嫌われたらどうしよう…」

 

この様に失敗を怖がるほど、

他人の顔色を伺う様になります。

 

ブレーキを踏みながら人と関わっている様なものです。

 

確かに失敗を怖がっていれば、

実際に失敗するリスクは回避できるかもしれません。

 

ですが自分を抑え込んでしまうので、

失敗はしなくても成功はしないのです。

 

その意味で失敗を怖がり続けるのが、

実は最大の失敗とも言えます。

 

他人の顔色を伺う原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

他人の顔色を伺ってしまうのも、

自分の自信のなさが根本原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば他人の顔色は伺いません。

 

周りを気にせず堂々と振る舞えますし、

言いたいことも言える様になります。

 

自信がないから他人軸になり、

周りにどう思われているか気になってしまうのです。

 

また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

こちらも合わせてやってみてください。

 

幼少期の記憶も影響している

私たちの自信のなさは幼少期の記憶が影響しています。

 

生まれた時から他人の顔色を伺う人はいません。

 

泣きたい時に泣き、

笑いたい時に笑い、

欲しい物は欲しいと主張していました。

 

それが大人になるにつれて自信がなくなり、

他人の顔色を伺う様になったのです。

 

また私たちは親との関係が、

すべての人間関係のスタートです。

 

親と関わる中で自信が持てなくなり、

他人の顔色を伺う様になる人もいます。

 

「親の顔色を伺っていた」

「良い子を演じていた」

「親も他人の顔色を伺う人だった」

 

たとえばこうした場合だと、

子供にも悪影響が出てしまいます。

 

悩みは形を変えて繰り返される

異動や転職や引っ越しなど、

環境を変えれば一時的に楽になるでしょう。

 

ですが環境を変えても自分が変わらないと、

新たな環境でも他人の顔色を伺い始めます。

 

他人の顔色を伺う悩みは、

時間が解決してはくれないのです。

 

ただし生まれた時から他人の顔色を伺う人はいません。

 

生まれ持った性格ではなく、

後天的に身についた特徴なので、

誰でも今から他人の顔色を伺うのをやめられます。

 

他人の顔色を伺う改善策

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

他人の顔色を伺うのをやめる方法を解説します。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

現状は今から変えることができます。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

まず最初に取り組むのは、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

他人の顔色を伺う人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、頭の中で考えがちなのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に考えることの9割が、

ネガティブな事柄だと言われています。

 

他人の顔色を伺ってしまうのは、

頭の中で考えている時です。

 

どんな気持ちでも大丈夫です。

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を変える第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたい?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたい?」と問いかけます。

 

「どうしたい?」の主語は自分自身。

 

他人の顔色を伺う人ほど、

自分を主語に問いかけていません。

 

自分以外の誰かのことを考えています。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなければならない」

「してあげる」

「して欲しい」

 

たとえばこれらの言葉は、

自分以外の誰かのことを考えている時に浮かびます。

 

まさに他人軸になっているので、

周りの目を気にしたり、

失敗を怖がりやすくなります。

 

また「どうしたいのか?」ではなく、

「どうすればいいのか?」と考えがちな人も、

他人の顔色を伺う傾向があります。

 

「私はどうすればいいの?」という様に、

答えを周りに求め続けてしまうので、

自分で結論を出せず苦しんでしまうのです。

 

「どうしたい?」と自分を主語に問いかけるのは、

他人の顔色を伺わずに生きる上で不可欠です。

仕事でもプライベートでも、

他人の顔色を伺う状況は疲れます。

 

人間関係に悩んだり、

自己嫌悪の気持ちに襲われたりと、

生きづらさを感じる様になります。

 

疲れやストレスをため込んでしまうので、

幸せな未来は待っていないのです。

 

他人の顔色を伺う根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

現状を好転していきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。