24Apr
[最終更新日]2021/04/23
何かに申し込む時でも…
思い切って行動を始めるにしても…
「本当はやりたい!」と思っているのに、
なかなか踏み切れないと感じることもあるでしょう。
先日の個別相談でお話したお客様も、
「転職したい」と思っていたにもかかわらず、
踏み切れずに1年が過ぎてしまいモヤモヤしていました。
なかなか踏み切れないということは、
言葉を変えれば「前に進んでいない」ということ。
転職したいとどれだけ思っても、
実際に転職しなければ願いは叶いません。
あるいは転職活動を具体化させなければ、
実際に願いは叶いません。
気になるあの子に告白したいと思っても、
実際に告白しなければ願いは叶いません。
告白したいと思いながら時間が過ぎても、
告白していないので進展しないのです。
なかなか踏み切れない原因は自信のなさ。
自信のなさにとらわれている時ほど、
行動に踏み出せず時間ばかり過ぎてしまいます。
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ですが、心の中では気づいているはずです。
「本当は踏み出したい」ということに。
それだけ強く求めているから、
同時に不安や怖さもやってきます。
不安や怖さを感じないということは、
自分が本当は求めていないということです。
第一志望の学校を受験する時は、
不安や怖さでドキドキして当日を迎えるでしょう。
「どうしても入学したい」と思っているから、
ダメだった時のことも考え不安を抱いてしまうのです。
一方で滑り止めの学校を受験する時は、
たいして不安や怖さも感じないでしょう。
「入学したい」と思えていないからです。
自分が求めるモノを手に入れようとするほど、
同時に不安や恐れは感じるものです。
周りに流されて生きてきてしまったならば、
不安や恐れを感じないかわりに充実感も得られないでしょう。
大事なのは、思い切って踏み出すこと。
何事においても一番パワーが必要なのは、
「踏み出す瞬間」です。
自転車もこぎ始めが力を使いますし、
会社に入っても最初は覚えることも多いでしょう。
ただし、いざ踏み切って前に進んでしまえば、
あとは想像以上の速さで前に進んでいきます。
踏み切れずに時間ばかりが過ぎてしまうならば、
物事が一向に前に進んでいない状態です。
大事なのは、思い切って踏み出すこと。
「どうしたいのか?」を問いかけ踏み出すことができれば、現状は変わります。
私の中で導き出した結論です。
仕事でも、プライベートでも、
なかなか踏み切れない時は、
ぜひ今回の話を思い出してください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。