21Mar
[最終更新日]2023/03/13
こんにちは、伊庭和高です。
今日は「人の目」について取り上げます。
…とその前に、
ものすごい調査結果を発見しました!
ブライダルダイヤモンド専門店の「銀座ダイヤモンドシライシ」は、
「周りからの目線に関する意識調査」を行い、
その結果を発表しました。
※対象は20歳〜39歳の女性です
「周りの人から自分がどう思われているか気になることがあるか」
この質問に対して、
・「気になる」が43.3%
・「やや気になる」が56.7%
・「気にならない」が0%
・「あまり気にならない」が0%
つまり女性の100%が、
周りの目を気にしていたのです。
もちろんこれは女性の調査ですが、
男性に対しても似た様な傾向があるかもしれません。
人の目を気にするあまり自分の行動に制限をかけたり、
窮屈な日々を過ごすことになる。
これだけは避けたいです。
私はぬいぐるみ心理学を提供していますが、
ほほ全員のお客様から相談を受けるのが、
「人の目が気になってしまうこと」です。
・なぜ人の目が気になるのか?
・人の目が気になった時にどうするのか?
原因とすぐできる解決策をお伝えします。
そして今回の記事の最後では、
そもそも人の目が気にならなくなる方法。
根本から解決する方法も解説します。
目次
人からどう思われているか気になる原因
私はぬいぐるみ心理学において、
「すべての悩みの原因は自信のなさである」と解説しています。
人の目が気になってしまう根本原因も、
実は自分の自信のなさなのです。
そもそも自分に自信があれば、
人の目を気にせず振る舞えます。
多少人の目が気になったとしても、
自分の意思で物事を選択できるはずです。
ですが自分に自信がなくなると、
自分の選択にも自信が持てなくなり、
周りの反応を気にしてしまうのです。
「相手はどう思うだろうか?」
「嫌われないかな?」
「失敗したらどうしよう?」
この様な疑問が頭に浮かび、
気づけば自分の気持ちを抑えてしまいます。
無料メール講座でも詳しく解説していますが、
自信のなさと向き合わなければ、
悩みは何度も繰り返してしまうのです。
また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。
12個の質問(二択)に答えるだけで、
自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。
こちらもぜひやってみてください。
自信のなさは誰にでも存在する
・一見ポジティブに見えるあの人も…
・世渡り上手に見えるあの人も…
実は誰もが自信のなさを抱えています。
そもそも私達は幼少の頃は誰もが、
周りを気にせずに振る舞えていました。
イメージしてみてください。
「泣きたい!」
「でも親がケンカして火に油を注ぎそうだから、今は泣くのをやめてこう」
こんなこと、赤ちゃんは思わないですよね?
泣きたい時に泣き、笑いたい時に笑う。
欲しい物を欲しいと言う。
誰もが幼少期の頃は自分らしく、
人の目を気にせず振る舞えていました。
ですが私達は大人になるにつれて
周りの目を気にする様になり始めます。
子供の発達心理学の分野では、
私たち人間は小学校低学年頃になると、
周囲との協調性を身につけると言われています。
確かに協調性は大事ですが、
周りの反応を気にし過ぎる様になると、
もはや協調性とは呼べません。
私は以前、高校で世界史を教えていましたが、
生徒に質問をしても手を挙げる生徒はほとんどいませんでした。
小学校低学年の頃は周りを気にせず数多くの手が挙がる一方で、
学年が上がるにつれ周りを気にして手が挙がらなくなっていくのです。
・人の目を気にする原因は自信のなさ
・誰もが自信のなさを抱いてる
この2点を理解していただけた所で、
具体的な解決策についてお伝えします。
人の目が気になった時にどうするか?
ここからは具体的な解決策を2つお伝えします。
まず1つ目の方法が、「主語を自分にすること」
人の目を気にしているときは、
主語を自分以外の何かにしています。
「友達がこう言うから…」
「職場の上司の反応が気になって…」
「世間的にはこうだから…」
自分の人生を生きているのは自分。
周りの目を気にして振る舞っても、
自分が幸せを感じることはありません。
それに周りの気持ちは周り次第。
当人にしかわかりません。
世間の目や一般常識も、
時代によって変わるものです。
自分以外の何かを主語にし続ければ、
正解のない迷路に入り込む様なものです。
だからこそ人の目を気にした時には、
「自分はどうしたいのか?」と問いかけること。
主語を自分に戻すことが大切です。
そして2つ目の方法は、
「課題の介入に気づくこと」
「こうした方が良いよ」
「こうしないといけないよ」
周りに何かを言われた時に、
「自分の課題に入り込まれているな」
と気づけるかどうかがポイントです。
自分の行動は自分で選択するもの。
誰かの自分の行動を強要された時は、
ストレスを抱えてしまうものです。
ちなみに誰かに行動を強要することを、
心理学者のアドラーは著書等の中で、
「課題の介入」と呼んでいます。
課題の介入をしないことと、
介入された時に気づけることが、
幸せな人間関係におけるポイントだとアドラーは述べています。
根本から人の目が気にならなくなるには?
人の目が気になった時に、
すぐに解決する方法を2つ紹介しました。
ですが2つの方法を使った後に、
人の反応が気になってしまい
モヤモヤするケースもあります。
あるいは人の目が気になり過ぎて、
そもそも方法を使えなかったという声も
これまでのお客様からは聞いています。
根本から人の目が気にならなくなるには、
自分の自信のなさと向き合うことです。
自信のなさと向き合う上で大切なのは、
自分自身に問いかけること。
「なぜ人の目を気にするのか?」
「いつから自信のなさを感じるのか?」
「人目を気にせず振る舞ったらどうなるのか?」
頭の中に浮かぶ質問を、
次々に自分に問いかけて下さい。
ここでのポイントは、
「声に出して問いかけること」です。
頭の中だけで問いかけていると、
次第に何を問いかけているのか
自分でわからなくなってしまいます。
それに悩みを抱えている時の多くは、
頭の中で処理しようとします。
声に出しながら自分の気持ちに気づく。
これを意識するとスムーズに進みます。
また自信のなさと向き合うと、
今まで見て来なかった不安や怖れが出て来ます。
どんな不安や怖れを抱いているか。
これも合わせて声に出してみてください。
自信のなさと向き合うことで、
人からどう思われているのか気になることが、
そもそもなくなっていきます。
ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、
ぬいぐるみを活用するのが効果的です。
詳細は無料メール講座で解説していますが、
意識してぬいぐるみを活用することは、
人目を気にせず生きる上でも役立ちます。
お客様の声を紹介します!
ここからは私のお客様の中で、
人からどう思われているか気になることがなくなった事例を紹介します。
福岡県の青柳さん(女性)は、
周りからどう思われているのかを気にし続けていました。
本を読んだり友達に聞いたりしながら
解決策を探していたものの見つからず・・・
そんな中で私をこのサイトで知り、
個別相談に申し込まれました。
=====ここから=====
私の場合は特に仕事において、
周りからどう見られるかを気にしていました。
「この意見を伝えたらどう思われるのか?」
「定時で帰ったらどう思われるのか?」
「この資料を提出したらどう思われるのか?」
自分よりも相手のことばかり考え、
なかなか行動に移せず気を使ってばかり。
仕事中は何とか乗り切れても、
仕事が終わってドッと疲れが押し寄せる状況。
友達や家族にグチをこぼすこともあったのですが、
結果として関係がギクシャクしてしまいました。
「何か同じことを繰り返している」
「周りを気にする状況を卒業したい」
そんな時に伊庭さんのサイトを拝見し、
メルマガにも登録しました。
「周りを気にする原因は自信のなさ」
伊庭さんに言われてハッとしましたし、
確かに私は自分に自信がなかったです。
自信がない状態を抜け出すことで、
周りを気にし続けて苦しむことがなくなるならば、
このタイミングで行動したい。
伊庭さんのお話を受け、強く思いました。
=====ここまで=====
青柳さんに起こった変化
私は青柳さんのお話を聞きながら、
先ほど紹介した解決策をお伝えしました。
同時に青柳さん個別の状況を踏まえて、
専用のメニューをお伝えし実践してもらいました。
その結果。青柳さんに着実に変化が生まれる様になりました。
=====ここから=====
「主語を自分にすること」
周りからどう思われているのかを気にしていた頃の私は、
自分よりも先に周りに意識を向いていました。
自分を主語にして問いかけることも、
最初の内は慣れませんでした。
ですが意識して問いかけ続けるうちに、
周りを気にすることが激減しました。
周りを気にした瞬間があっても、
自分に意識を戻すことができるので、
モヤモヤを引きずることはなくなりました。
会議の場でも自分の意見を緊張せず伝えられたり、
同僚の意見に流されることもなくなりました。
断りたい誘いを断れる様になったり、
仕事のスピードも早くなったりと、
目に見えて成果を実感できる様になりました。
=====ここまで=====
人からどう思われているかが気にならなくなる
すべての悩みの原因は自信のなさ。
人からどう思われているか気になるのも、
自分の自信のなさが背景にあります。
自信のなさと向き合うことができれば、
人からどう思われているか気にすることがなくなります。
また周りの目を気にしてしまった時も、
すぐに自分自身へと意識を戻せる様になり、
モヤモヤした気持ちを引きずることがなくなります。
自信のなさとの向き合い方については、
無料メール講座で詳しく解説しています。
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んで下さりありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。