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虚言癖の行く末は2つ!自信のなさが原因です

[最終更新日]2022/07/05

こんにちは、伊庭和高です。

 

今回取り上げるのは虚言癖。

 

「すぐ嘘をついてしまう性質のこと」

 

これが虚言癖の辞書的な意味ですが、

本人も自覚なく嘘をついてしまうことがあります。

 

仕事でもプライベートでも、

気付けば嘘をついてしまい後悔することも多いのです。

 

「虚言癖をやめたいのに直らない」

こうした相談が寄せられることもあります。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

虚言癖の原因について詳しく解説します。

 

虚言癖を続けても、良いことはないのです。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

虚言癖の原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。

 

虚言癖の原因も、

自分の自信のなさです。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信がないからすぐ嘘をついてしまうのです。

 

自信があれば嘘をつかずに、

自分の気持ちに素直に行動できます。

 

たとえ嘘をついてしまったとしても、

すぐに訂正したりと対応が取れます。

 

つまり自信の有無が虚言癖の分かれ目なのです。

 

また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

こちらも合わせてやってみてください。

 

相手の反応を気にしている

そして虚言癖に悩まされる人は、

相手の反応を気にしています。

 

「怒られたらどうしよう」

「嫌われたらどうしよう」

「変な風に思われたらどうしよう」

 

相手にどう思われるか気にしているので、

つい嘘をついてしまうのです。

 

嘘をつけばその場をやり過ごせたり、

相手が喜び評価してくれることもあります。

 

相手に合わせて良い子を演じたり、

自分の気持ちを抑えがちな人ほど、

虚言癖に悩まされることが多いのです。

また見栄を張ってしまう人も、

とっさに嘘をついてしまうことがあります。

 

相手によく思われたりと思ったり、

評価されたいと思う気持ちが強くなると、

見栄を張るために嘘をついてしまうのです。

 

確かにその場で見栄は張れますが、

見栄を張り続けるのも苦しいです。

 

無理して自分を演じることになるので、

人間関係がストレスに感じやすくなります。

 

虚言癖の行く末

 

すぐ嘘をついてしまっても、

その場をやり過ごせるかもしれません。

 

ですが虚言癖を続けていても、

幸せな未来は待っていません。

 

虚言癖を続けた行く末は、

大きく2つに分けられます。

 

信頼関係が生まれない

すぐ嘘をついてしまうので、

相手との間に信頼関係は生まれません。

 

最初は好意的に捉えられることがあっても、

すぐ嘘をつくのが癖になってしまえば、

次第に相手にバレてしまいます。

 

「この人は何を言っているのか?」

「嘘をついているのではないか?」

 

この様に思われれば、信頼関係は生まれません。

 

仕事でもプライベートでも、

深い関係を築くことができないのです。

 

流されて生きることになる

たとえやりたいことがあっても、

相手の反応を気にして嘘をつきやすくなります。

 

自分の気持ちを飲み込んだり、

無理して相手に同調してしまいます。

 

これでは自分が望んだ展開にはなりません。

 

流されて生きることになるので、

「何のために生きているのか?」と突然ムナしさに襲われることもあります。

 

しかもすぐ嘘をついてしまうので、

自分の気持ちに蓋をする様になります。

 

流されて生きるばかりか、

自分が何がしたいのかもわからなくなってしまうのです。

 

虚言癖とは周りに嘘をつくだけでなく、

自分の本心に嘘をつく行為とも言えます。

 

どうすれば虚言癖を克服できるのか?

2つの行く末を紹介しましたが、

どちらに進んでも幸せな結末は訪れません。

 

何より嘘をつくのが癖になっていれば、

そんな自分が嫌いになってしまうでしょう。

 

虚言癖の原因は自信のなさ。

 

自信のなさに向き合うことで、

虚言癖は今から克服できます。

 

そもそも生まれた時から、

虚言癖だった人はいません。

 

生まれた時から嘘をつく人など、

どう考えてもいません。

 

つまり虚言癖は先天的なものではなく、

後天的に身についたものなのです。

 

自信のなさと向き合うことで、

誰でも虚言癖は改善できるのです。

 

虚言癖の克服法については、

別の記事で詳しく解説しています。

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。