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思い込みが激しい性格を治す【たった1つの方法】

[最終更新日]2022/06/25

こんにちは、伊庭和高です。

 

「思い込みが激しくて悩んでいる」

こうした相談を寄せられることは、

私のお客様からも多いです。

 

思い込みが激しくて良いことは、

何1つとしてありません。

 

疲れもため込みやすくなりますし、

仕事や人間関係にも悪影響が出てしまいます。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点から、

思い込みが激しいのを治す方法を解説します。

 

たった1つの方法を実践することで、

思い込みが激しい悩みは克服できます。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

思い込みが激しいのを変えたい!

「思い込みが激しい性格を変えたい!」

こうした声は多いですが、

ほぼ100%「ネガティブな思い込み」に関するものです。

 

ネガティブな思い込みが激しくて、

日常生活で悩みを抱いているわけです。

 

ポジティブな思い込みが激しくて悩むことは、

おそらくほぼないと思われます。

 

心理学では「ネガティブバイアス」という理論があります。

 

ネガティブに考えるほど、

何事もネガティブな側面に注目しやすいという理論です。

 

つまり思い込みが激しい状況が続けば、

何事においてもネガティブな思い込みが生まれやすくなります。

 

本来はポジティブな側面があるはずなのに、

ネガティブな側面にしか意識が向かなくなるのです。

 

思い込みが激しいのは疲れる

仕事でも、恋愛でも、

思い込みが激しいのは疲れます。

 

あることないことを考え続け、

気づけば頭の中が疲れてしまいます。

 

気疲れをため込むことも多く、

肩や首が凝ったりと体に影響が出ることもあります。

 

思い込みが激しくて得をすることは、

長い目で見て1つもないのです。

 

思い込みが激しい人の特徴や心理背景

思い込みが激しい人には、

共通の特徴や心理背景があります。

 

これから特徴や心理背景を3つ解説しますが、

どれか1つに当てはまっていることもあれば、

複数当てはまっていることもあります。

 

相手の言動の裏を考えてしまう

思い込みが激しい人ほど、

相手の言動の裏を考えてしまいます。

 

「本当はどう思っているのだろう…」

「何か裏があるんじゃないか…」

「顔だけ喜んでいる様に見せているのでは…」

 

相手の言動の裏を考えている時は、

ほぼ100%マイナス思考です。

 

結局のところ、

相手の本心は相手にしかわかりません。

 

それなのに裏を考え続けると、

取り越し苦労を重ねてしまいます。

 

周りの目を気にしている

周りの目を気にして過ごしていると、

勝手に思い込みは激しくなります。

 

「これを言ってどう思われるだろう…」

「嫌われたらどうしよう…」

「変なウワサが立ったらどうしよう…」

 

周りの目を気にするほど、

思い込みは激しく辛くなってしまいます。

 

頭の中で考える癖がある

思い込みが激しい人は、

頭の中で考えることが癖になっています。

 

あれこれ頭の中で考えるほど、

疲れ果ててしまいます。

 

私の著書『ストレスフリー人間関係』でも解説していますが、

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

物事をネガティブに捉える習性があります。

 

頭の中で考え続けると、

思い込みは激しくなってしまうのです。

 

思い込みが激しい原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学で、

すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。

 

思い込みが激しいのも、

自信のなさが原因です。

 

自分に自信が持てないから、

ネガティブな思い込みをしてしまうのです。

 

相手の言動の裏を考えてしまったり、

周りの目を気にしたりするのも、

自分に自信が持てないからだと言えます。

 

また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

こちらもぜひやってみてください。

 

思い込みが激しいのは性格じゃない!

今回のタイトルは、

「思い込みが激しい性格を治す方法」ですが、

実は思い込みが激しいのは性格ではありません。

 

性格だと誤解している人も多いですが、

生まれた時から思い込みが激しい人はいません。

 

赤ちゃんが思い込みが激しかったら、

それだけで驚いてしまいますよね。

 

無料メール講座でも解説していますが、

思い込みが激しいのは性格ではなく、

後天的に身についてしまったもの。

 

だからこそ、誰でも今から治すことができます。

 

思い込みが激しい悩みを克服するたった1つの方法

思い込みが激しい悩みを克服する方法。

それは「自信のなさと向き合うこと」

 

自信のなさが原因だからこそ、

自信のなさと向き合いながら、

自信が持てる様になることで、

思い込みが激しい悩みは解決します。

 

「自信のなさと向き合うにはどうすれば良いのか?」

具体的な方法を2つ解説します。

 

自分の気持ちを声に出す

まず最初の方法は、

自分の気持ちを声に出すこと。

 

頭の中で考える癖があるのが、

思い込みが激しい人の特徴です。

 

頭の中で考え続けるのではなく、

声に出しながら自分の気持ちを受け止めることです。

 

ここでのポイントは、

「自分で自分の気持ちを声に出すこと」

 

思い込みが激しい人の多くが、

誰かに吐き出すことで声に出してしまいます。

確かに誰かに吐き出せば、

その瞬間はスッキリするでしょう。

 

ですが自分の気持ちを吐き出しながら、

ネガティブな感情が乗っているのです。


たとえ自分がスッキリしても、

相手にネガティブな感情が飛んでしまいます。

 

「話を聞くのは疲れたな」

「もう会いたくないな」

相手にこの様な印象を持たれる可能性も高まります。

 

まず相手に吐き出すのは、

関係性を悪化させることにつながるのです。

 

まずは自分の気持ちを声に出すことを、

ぜひ意識してください。

ちなみに自分の気持ちを声に出す上で、

ぬいぐるみを活用することが効果的です。

 

詳細は無料メール講座で解説していますが、

ぬいぐるみの好き嫌いにかかわらず、

意識して関わることで思い込みは手放せます。

 

主語を自分にして問いかける

自分の気持ちを声に出した後は、

主語を自分にして問いかけること。

 

「どうしたいのか?」と問いかけてください。

 

思い込みが激しい人の多くは、

「どうしたいのか?」と日常で問いかけていません。

 

自分を主語にして問いかけないことで、

周りの目を気にしたり頭で考え続けてしまいます。

 

主語を自分にして問いかけないと、

再び思い込みが激しくなります。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

思い込みが激しいのを克服する上で不可欠です。

 

お客様の事例を紹介します

さて、ここからは実際に

思い込みが激しいという悩みを

改善できたお客様の事例を紹介します。

 

東京都在住の花田さん(女性)は、

仕事でもプライベートにおいても

思い込みが激しいと悩んでいました。

=====ここから=====

「思い込みが激しいのは性格ではないか」

「思い込みが激しいのは治すことは無理なのか」

 

解決策を探しながらも

その糸口がわからず悩んでいた時、

伊庭さんのサイトを発見しました。

 

「すべての悩みの原因は自信のなさ」

 

この言葉を聞いた瞬間、

今までの悩みの背景が腑に落ちました。

「仕事ができないと思われているのでは?」

「周りから良く思われていないのでは?」

「自分にはできないのでは?」

 

ネガティブに考えることも多かったですが、

その背景には私の自信のなさがありました。

 

自信のなさに気づけずに

思い込みが激しい状態を作り出していました。

 

思い込みが激しい原因は、

性格ではなく自信のなさ。

 

そもそも性格だとすれば、

生まれた時から変わらないはず。

幼い頃は思い込みもなかったですからね。

無理してポジティブに考えようとしても、

「本当はそんなこと思ってないのに…」と

ネガティブな思考が顔をのぞかせてしまいます。

 

だからこそポジティブネガティブは脇に置き、

自分の自信のなさと向き合うことに集中しよう。

 

伊庭さんと話をしながら、

現状を変えるために行動を始めました。

=====ここまで=====

 

花田さんに起こった変化

花田さんと直接お話しながら、

花田さん専用の行動メニューをお伝えしました。

 

自信のなさに向き合うこと。

この1点に集中してもらいました。

 

そして、花田さんにどんな変化が起こったのか。

その一部を紹介します。

=====ここから=====

 

「思い込みが激しい現状を治したい」

 

口ではこの様に宣言しても、

いかんせん習慣になっていたこともあり、

最初は日常生活でひたすら意識しました。

 

「すべての悩みの原因は自信のなさ」

この言葉を1日何度も声に出していた程です。

 

そして自信のなさに向き合う程に、

思い込みが激しい現状を手放せました。

思い込みが激しくて悩んでいた時ほど、

自分の頭の中で思い込みを作り上げていました。

 

思い込みという言葉が示す通り、

それが事実かどうかわからないものの、

頭の中だけで妄想をふくらませていたのです。

 

まずは自分の気持ちを言葉にしながら、

頭の中に思い込みを溜めない様に意識しました。

 

すると日々の生活が格段に

過ごしやすくなりました。

思い込みを抱え続けていた時は、

周りの反応をやたら気にしており、

心安まる瞬間がなかったです。

 

ですが自分の思い込みに気づくことで、

落ち着いて目の前の物事に対処できる様になりました。

 

自分で自分を否定することもなくなり、

周りからも「最近変わったね」と言われる様になりました。

 

仕事の悩みを休日に引きずらなくなり、

プライベートの時間を思う存分楽しめる様になりました。

 

肩に乗っていた重荷が外れて、

自分らしく心地良く過ごせています。

=====ここまで=====

思い込みが激しいと悩んでいる人ほど、

毎日の思考の大部分を思い込みが占めています。

 

自信のなさに向き合い、

思い込みを手放せる様になる程、

空いたスペースで自分のことを

考えられる様になります。

 

変に重圧を感じることなく過ごせ、

自分のやりたいことに時間を使える様になる。

自分らしく毎日が過ごせる様になります。

 

今から現状は変えられる

すべての悩みの原因は自信のなさ。

思い込みが激しい原因も自信のなさです。

 

自信のなさに向き合うことができれば、

思い込みが激しい悩みも解決できます。

 

思い込みが激しいのは性格ではありません。

自信のなさに向き合うことができれば、

悩みは解決へと向かっていきます。

 

詳細は無料メール講座で解説していますので、

合わせて活用してください。

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。