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ぬいぐるみを持ち歩く心理とは?大人にも効果があった!

[最終更新日]2024/08/06

こんにちは、伊庭和高です。

 

私はぬいぐるみ心理学を開発し、

これまで5000名以上の方の相談に乗ってきました。

 

またぬいぐるみ自体についての質問も、

定期的に寄せられます。

 

「ぬいぐるみを持ち歩くのはなぜだろう?」

「大人になってもぬいぐるみを持ち歩く心理が知りたい」

 

こうした声も多いです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点から、

ぬいぐるみを持ち歩く心理背景を解説します。

 

またぬいぐるみを持ち歩くことの、

知られざる効果も解説します。

 

ぬいぐるみを持ち歩く心理背景

カバンの中に入れたり、

職場への移動中に持ち歩いたり、

ストラップがわりに身につける人もいます。

 

そもそも心理学の視点で言えば、

ぬいぐるみは私たちに無条件の安心感を与えてくれる存在です。

 

私たち人間が赤ちゃんの頃、

ぬいぐるみはお母さんの様な安心感をもたらしてくれました。

 

臨床心理学では移行対象という言葉で説明されていますが、

お母さんの様な安心感や愛着を感じるために、

肌身離さず持ち歩くことがあるのです。

 

ぬいぐるみは単なる物ではなく、

お母さんの様な安心感を感じる存在として、

私たちの身の回りにあったのです。

 

つまりぬいぐるみを持ち歩くのは、

安心感を感じるためだと言えます。

 

不安な気持ちを軽減してくれたり、

見るだけでリラックスできる効果があるのです。

 

大人がぬいぐるみを持ち歩くのは変ではない

大人になってぬいぐるみを持ち歩くのが、

恥ずかしいと悩んでいる人もいます。

 

ただし歴史を振り返ると、

ぬいぐるみは大人が使う物でした。

 

古代エジプトの頃からぬいぐるみは存在しましたが、

呪いをかけたり宗教の儀式で使われていました。

 

非常に神聖なものと考えられていたので、

子供は触れてはいけなかったのです。

 

大人がぬいぐるみを持つのは、

普通のことだと言えます。

 

また私がぬいぐるみ心理学を開発する中で、

大人がぬいぐるみで安心感を感じることも明らかになりました。

 

仕事でも、プライベートでも、

ぬいぐるみを持ち歩き安心感を感じられるのは、

私たちにメリットしかないのです。

 

ぬいぐるみに依存するのは危険

確かにぬいぐるみは安心感を与えてくれますが、

ぬいぐるみに依存するのは危険です。

 

ぬいぐるみがないと安心できなかったり、

ぬいぐるみの前でしか本音を出せないと、

日常生活で悩みや生きづらさを感じるでしょう。

 

たとえば仕事の人間関係に悩んでいて、

ストレスを抱えているとします。

 

ぬいぐるみを見ると安心できますが、

仕事の悩みが解決したわけではありません。

 

一時的なガス抜きにはなっても、

悩みが根本的に解決していないので、

苦しい状況が続くのです。

 

あるいは恋愛や夫婦関係が上手くいかず、

ぬいぐるみに癒されているとします。

 

確かに一時的に気持ちが楽になりますが、

恋愛や夫婦関係の悩みは解決していません。

 

最後に

ぬいぐるみは安心感を与えてくれるので、

持ち歩くのはオススメです。

 

ただしぬいぐるみに依存してしまい、

日常生活の悩みが解決していないならば、

別の解決策を探す必要があります。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

私はぬいぐるみ心理学を開発し、

悩みを解決する手段としてぬいぐるみを活用する方法をお伝えしています。

 

一時的に気持ちが楽になるのではなく、

悩みの原因を解決し現状を変えたい人に、

ぬいぐるみを使った解決法をお伝えしています。

 

ぬいぐるみを使いながら、

日常生活の悩みを解決していける人が、

一人でも増える様に願っています。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。