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ぬいぐるみが精神安定につながる時とつながらない時の違い

[最終更新日]2022/08/01

こんにちは、伊庭和高です。

 

私はぬいぐるみ心理学を伝えており、

ぬいぐるみに関する相談もよく届きます。

 

ぬいぐるみと関わるほど、

心がホッと安心する感覚を抱けます。

 

後ほど理由は解説しますが、

ぬいぐるみは精神安定につながるのです。

 

ですが関わり方を間違えると、

逆に精神不安定な状態を作り出してしまいます。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

ぬいぐるみが精神安定につながる時とつながらない時の違いを解説します。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

ぬいぐるみが精神安定に繋がる理由

 

そもそも一体なぜ、

ぬいぐるみは精神安定につながるのか?

 

理論背景をお伝えします。

 

実はぬいぐるみの好き嫌いに関係なく、

ぬいぐるみと関わることは心の安定に繋がるのです。

 

オキシトシンの分泌

近年の研究で明らかになったのですが、

ぬいぐるみに触れることで、

脳内でオキシトシンというホルモンが分泌されます。

 

オキシトシンが分泌されるほど、

安心感や癒しやリラックスにつながるのです。

 

「幸せホルモン」とも呼ばれていますが、

ぬいぐるみに触れることで気持ちが安定するのです。

 

ちなみに本来オキシトシンは、

親しい人との身体的接触で分泌されます。

 

家族や恋人と触れ合うことでしか、

分泌されないと言われています。

 

ですが親しい人との関係性もあります。

 

家族仲が悪かったり、

恋人とケンカをしていれば、

身体的接触があっても効果はありません。

 

その点ぬいぐるみは誰でも、

その場で触れることができます。

 

好き嫌いに関係なく、

精神的な安定をもたらすのです。

 

無意識に愛着を感じる存在

また心理学の分野では、

私たちはぬいぐるみの前で無条件の愛着を感じると言われています。

 

私の著書『ストレスフリー人間関係』で解説していますが、

ぬいぐるみの前では無意識のうちに、

ほぼ100%自分の本心をさらけ出すと言われています。

 

赤ちゃんがお母さんの次に愛着を示す対象が、

実はぬいぐるみだと言われています。

 

お母さんの次に心を許せ、

自然とリラックスしてしまうのです。

 

これも精神安定につながる背景なのです。

 

ぬいぐるみが精神安定につながらない時の特徴

 

ここまでは理論的に、

ぬいぐるみが精神安定につながる背景を解説しました。

 

ただし使い方を間違えると、

ぬいぐるみも精神安定にはつながりません。

 

もし次の様な関わり方をしている場合は、

要注意だと言えます。

 

現実逃避になっている

仕事で嫌なことがあったり…

恋愛で上手く行かなかったり…

 

ぬいぐるみと関われば、

確かに一時的には安心するでしょう。

 

ですがぬいぐるみと関わっても、

現実は変わりません。

 

仕事で人目を気にしてしまう悩みや、

恋愛で相手に求め過ぎてしまったりと、

ぬいぐるみと関わっても悩みは解決しないのです。

 

もしネガティブな状況が繰り返されている場合、

ぬいぐるみが現実逃避になっているのです。

 

一時的なストレス解消になっており、

根本的な解決にはつながっていません。

 

精神が不安定になる原因に向き合えていないのです。

 

たとえるならマイナスとゼロを往復している状態。

 

不安や寂しさやつらい気持ちが出た時に、

ぬいぐるみと関わることでゼロに戻ります。

 

ですが悩み自体は解決していないので、

プラスへ進まず再びマイナスに落ちてしまいます。

 

過去の私もぬいぐるみに触れることで、

その瞬間は不安が和らぎました。

 

ですが人間関係の悩みが解決せず、

再び不安を抱く様になっていました。

 

精神不安定になる原因と向き合うこと

ここで大事なのは、

精神不安定になる原因と向き合うことです。

 

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。

 

仕事でもプライベートでも、

もし上手くいかない状況があるなら、

根本原因は自分の自信のなさです。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信がないことで不安定な気持ちになります。

 

もし自信があれば自分で気持ちを安定させられます。

 

その上でどうしても不安定になった時に、

ぬいぐるみに触れながら気持ちを整えられます。

 

また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

こちらも合わせてやってみてください。

 

まとめ

もし仕事やプライベートで、

悩みが解決せず続いているのであれば、

一時的な安定は得られても根本的な安定にはつながりません。

 

ぬいぐるみが単なるガス抜きの手段になってしまっているのです。

 

ぬいぐるみ心理学では、

悩みを解決するためのぬいぐるみとの関わり方を伝えています。

 

またぬいぐるみと関わるだけではなく、

どうすれば悩みが解決できるのか、

本質的な方法を伝えています。

 

「いつでも安定した状態で過ごせる様になりたい」

 

こうした思いを持っている場合は、

無料メール講座でさらに学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。