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大人がぬいぐるみを使うと癒し効果が!間違った使い方に注意!

[最終更新日]2023/12/12

こんにちは、伊庭和高です。

 

今回は「ぬいぐるみ」について特集します。

 

私はぬいぐるみ心理学を開発し、

5000名以上の方の相談に乗ってきました。

 

ぬいぐるみの好き嫌いに関係なく、

ぬいぐるみと関わるほど癒し効果が生まれます。

 

仕事でもプライベートでも、

上手くぬいぐるみを活用することで、

幸せな日々が送れるのです。

 

そこでぬいぐるみ心理学の視点から、

ぬいぐるみが持つ癒し効果を解説します。

 

大人がぬいぐるみを使うと癒し効果が!

そもそも歴史を振り返ると、

ぬいぐるみは大人が扱うものでした。

 

ぬいぐるみは古代から存在したと言われており、

宗教儀式等で使われていたのです。

 

たとえば呪いをかけるために、

ぬいぐるみを使っていたと言われています。

 

呪いをかける手段であれば、

危なくて子供は触れてはいけないのです。

 

「大人になってぬいぐるみを持つのは恥ずかしい…」

 

こうした声も一部で聞きますが、

決してそんなことはないのです。

 

年齢や性別を問わず、

大人がぬいぐるみに触れるのは、

歴史をたどれば当たり前のことです。

 

幸せホルモンが分泌される

そして近年の研究では、

ぬいぐるみに触れると私たちの脳内で、

オキシトシンというホルモンが分泌されると言われています。

 

これは「幸せホルモン」と呼ばれており、

幸福感や癒し、安心感をもたらすのです。

 

枕元に置いて寝たり、

ぬいぐるみを持ち歩く中で、

癒される感覚が無意識に生まれるのです。

 

ぬいぐるみを使うと癒された様に感じるのは、

こうした背景があるのです。

 

ぬいぐるみは絶対的な安心感をもたらす

加えて心理学の視点から見れば、

ぬいぐるみは絶対的な安心感をもたらします。

 

著書『ストレスフリー人間関係』でも解説していますが、

私たちはぬいぐるみの前で気づかぬうちに、

素の自分をさらけ出してしまいます。

 

心理学では移行対象と呼ばれていますが、

ぬいぐるみは赤ちゃんにとって、

お母さんの様な愛情を感じる存在なのです。

 

つまり大人になってもぬいぐるみは、

私たちに無条件の愛情を伝えてくれます。

 

ぬいぐるみは単なる物ですが、

生きているかの様に感じることもありますが、

絶対的な安心感をもたらす対象なのです。

 

誰よりも自分の理解者であり、

どんな気持ちも受け止めてくれる存在です。

 

間違った使い方に要注意!

確かにぬいぐるみと関わるほど、

癒し効果も得られます。

 

ですが癒されるだけで終わるのは要注意。

 

仕事やプライベートで悩んでいて、

ぬいぐるみを通して一時的に癒されても、

現実の悩みが解決していないのです。

 

「ぬいぐるみの前でだけは安心できる」

この状態は危険なのです。

 

たとえば仕事の人間関係で悩んでいたとします。

 

自宅にあるぬいぐるみに触れることで、

気持ちが癒され楽になれたとします。

 

ですが仕事の人間関係の悩みは解決せず、

日常に戻ると再び苦しんでしまうのです。

 

この状態ではぬいぐるみが、

現実逃避の手段になってしまいます。

 

実際過去にお話した人の中には、

ぬいぐるみに癒されるだけで終わってしまい、

最終的には体調を崩したり転職を繰り返した人もいました。

 

ぬいぐるみに癒されて終わりでは、

マイナスとゼロの往復を続けるだけで、

自分の人生がプラスに進まないのです。

 

悩みを解決する手段としてぬいぐるみを活用する

私はぬいぐるみ心理学において、

ぬいぐるみを好きになって欲しいとは思っていません。

 

悩みを解決し幸せな毎日を送る手段として、

意識してぬいぐるみと関わって欲しいのです。

 

実際私のお客さまの約半数が、

ぬいぐるみに興味関心のない方です。

 

仕事やプライベートの悩みを解決するために、

ぬいぐるみを買って関わり始めています。

 

ぬいぐるみと関わる中で癒された感覚を、

日常でも感じられる様になることが理想です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

ぬいぐるみを活用して現状を変えていくことが、

私がぬいぐるみ心理学で目指すゴールです。

 

ぬいぐるみを通して癒し効果を感じながら、

現状を変えていける様になることが理想です。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。