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パートの人間関係を割り切る3つの方法

[最終更新日]2021/06/14

こんにちは、伊庭和高です。

 

今回取り上げるテーマは、

私のお客様からもよく相談を受けます。

 

「パートの人間関係が面倒だ」

「パートの人間関係がストレスだ」

 

仕事の人間関係に悩んでいる人は、

想像以上に多いです。

 

パートの人間関係が原因で辞めたくなることもあり、

働く上で大きな影響を及ぼすのです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

パートの人間関係を割り切る3つの方法をお伝えします。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

なぜ人間関係に悩まされるのか?

「私たち人間の悩みは、ほとんど人間関係が原因だ」

 

『嫌われる勇気』でも有名になった

心理学者のアドラーの言葉です。

 

生きている以上、さまざまな人と関わります。

 

相手を変え環境を変え、

人間関係は続いていくのです。

 

「人間関係に悩んでいるのは自分だけでは?」

 

この様な気持ちを抱く人もいますが、

誰もが多少なりとも悩んでいるのです。

 

パートの人間関係の特徴

パートで働く上でも、

同僚との人間関係は存在します。

 

会う頻度も多いわけですし、

ストレスを感じずに働ければ理想的です。

 

実はパートの人間関係には、

独特の特徴があります。

 

固定化しやすい関係

パートの人間関係の特徴の1つが、

「人間関係が固定化しやすいこと」

 

10年以上も同じ職場で働く人もいるのです。

 

正社員として働いていれば、

定期的に異動があり人間関係がリセットされます。

 

ですが同じパートの同僚の場合は、

基本的には同じ場所で働き続けます。

 

自分か相手のどちらかが辞めないと、

いつまでも同じ悩みを繰り返してしまうのです。

 

社員との関係

また社員とは無意識のうちに、

上下関係が生まれてしまいます。

 

劣等感を抱いて働くこともあれば、

社員からマウントをとってくるケースもあります。

 

パートという立場だからこそ、

社員に気を使って疲れる場面も出てきます。

 

まだまだ古い体質の職場は多いので、

雇用形態によって人間関係に影響を与え、

ストレスをため込んでしまうこともあるのです。

 

パートの人間関係を割り切る3つの方法

 

パートの人間関係を気にしないために、

ここからは3つの方法をお伝えします。

 

すべて実践できれば理想ですが、

1つ実践するだけでも効果があります。

 

「ありがとう」と伝える

特に感謝していなくても良いです。

何かにつけて「ありがとう」と周囲に伝えてください。

 

感謝の気持ちを言われて嫌な気分になる人はいません。

 

感謝は人間関係を良好にするヒケツなのです。

 

苦手な人やストレスを感じる人にも、

積極的に感謝の気持ちを伝えてください。

 

感謝を伝えれば伝えるほど、

相手はあなたに悪い気がしなくなります。

 

その結果、相手から受ける対応が変わり、

ストレスを感じなくなることがあるのです。

 

相手の課題だと気づく

もし相手の言動にストレスを感じていたら、

自分に原因がないケースもあるのです。

 

相手の課題のとばっちりを、

たまたま目の前にいた自分が受けてしまうこともあるのです。

 

それこそ家で家族とケンカしてきたイライラを、

職場に持ち込んでしまう人もいます。

 

自分で抱え込みすぎたり、

いちいち相手にイライラするのではなく、

「相手のとばっちりが飛んできただけ」と気づけると、

自然と気持ちも落ち着いてきます。

 

塩対応を続ける

「ランチやお茶の誘いは断る」

「LINEの返事は遅くする」

「基本、業務上の会話のみ」

 

塩対応を続けていれば、

相手も次第に気づきます。

 

結果的に話しかけられることも減り、

相手と接点を持たなくなるのです。

 

必要最低限の関わりしかしなければ、

ストレスを感じることも減ります。

 

人間関係の悩みは一生続く

ここまで3つの方法を紹介しました。

 

とはいえ1つ結論をお伝えすると、

どれだけ頑張って対策をとっても、

人間関係を100%割り切ることはできません。

 

多少なりとも関わり続けるのは確かですし、

相手の言動をコントロールすることはできません。

 

それに目の前の相手との関係は割り切れても、

人を変えて似た様な悩みが繰り返されることがあります。

 

苦手だった同僚が辞めたのに、

新たに入った人が似た様な特徴を持っていることも普通にあります。

 

人間関係の悩みを根本解決するために

割り切ることで短期的な対処にはなりますが、

大事なのは根本的に悩まなくなること。

 

パートの人間関係に悩まなくなれば、

その分だけ心地よく働ける様になります。

 

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

詳細は無料メール講座でお伝えしますが、

人間関係の悩みも自信のなさが背景にあります。

 

自信のなさと向き合い行動することで、

そもそも人間関係に悩まなくなるのです。

 

また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

こちらもぜひやってみてください。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。