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サザエさん症候群の乗り越え方は2つ!診断方法も紹介

[最終更新日]2022/07/27

こんにちは、伊庭和高です。

 

今回取り上げる「サザエさん症候群」

 

ブルーマンデー症候群とも呼ばれますが、

聞いたことはありますか?

 

日曜日の夕方に放送されるサザエさん。

 

日曜日の夕方から夜になると、

「明日からまた仕事をしなければいけないのか…」という現実に直面し、

憂うつな気分になってしまう現象のこと。

 

これを放送時間にちなんで「サザエさん症候群」と呼んでいます。

 

もちろんこれは土日休みの場合ですし、

人によっては平日休みやシフト制の場合もあるでしょう。

 

ですが仕事の前日の夕方から夜にかけて、

「明日から仕事だ…」と憂うつになってしまうことはあるでしょう。

 

よく考えてみてください。

 

1年は48週間。

単純計算すると48回は、

「明日から仕事をしないといけないのか…」と、

憂うつな時間を過ごしているわけです。

 

仕事を辞めるまでサザエさん症候群を繰り返すのは、キツくないですか?

(少なくとも私なら嫌です)

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

サザエさん症候群の乗り越え方を解説します。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

サザエさん症候群の原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。

 

サザエさん症候群が生まれるのも、

実は自信のなさが背景にあります。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

たとえば仕事が憂うつになるのであれば、

仕事に関して何らかの悩みを抱えているわけです。

 

・「ミスしない様に」と思い続けて気疲れている

 

・周囲の目を気にして働かないといけない

 

・相手を怒らせない様に関わらなければいけない

 

・上司との関係が良くない

 

・周りに合わせて良い子を演じるのが疲れた

 

・同僚にイライラしてしまう

 

・職場に不満を抱え続けている

 

・メールの返信に時間がかかりなかなか仕事が進まない

 

仕事も楽しく心地良く取り組むことができていれば、

「明日からまた仕事か…」という想いは生まれません。

 

あるいは仕事に充実感を抱いていたり、

自分が望む人間関係を築いていれば、

サザエさん症候群で憂うつな気持ちを抱き続けることもなくなります。

 

また楽しさや心地良さ等を感じられていなくても、

サザエさん症候群で憂うつな気持ちを抱き続けることはなくなります。

 

「仕事で悩みを抱え続けることなく、ストレスなく働けている」

 

この様に自分が感じられる状態になっていれば、

たとえ活き活き楽しく仕事ができていなくても、

十分に満足して仕事に取り組める様になります。

 

たとえば「周りの目を気にし続けることなく働ける」ことができれば、

仕事で悩みを抱えてプライベートに影響を及ぼすことはなくなります。

1日の時間の3分の1近くを仕事に費やします。

 

自信のなさと向き合うことなく、

何とか日々を乗り切ることはできても、

また翌日・翌週も同じ悩みを抱え続けてしまいます。

 

休みの日にリフレッシュすることはできても、

それで仕事の悩みが解決するわけではありません。

 

「また明日から仕事にいかないといけないのか…」

と憂うつになるスパイラルからは抜け出したい所です。

 

また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

こちらも合わせてやってみてください。

 

仕事とプライベートは分けられない

そもそも「時間」という概念を考えれば、

本来は仕事とプライベートという分け方は存在しません。

 

それこそ仕事で悩みを抱えながら時間を過ごしていれば、

プライベートにも影響を及ぼしてしまうのです。

 

・仕事の疲れを引きずってしまい、プライベートの時間を何となく過ごしてしまう

 

・仕事のストレスの発散のためにプライベートの時間を使ってしまう

 

・仕事の疲れを取ることに意識を向け、自分のやりたいことを後回しにしてしまう

 

サザエさん症候群にしても、

プライベートの時間に仕事の憂うつさが頭を支配してしまいます。

 

仕事とプライベートで時間を分けようとしても、

悩みは時間の枠組みを超えて抱き続けてしまうのです。

 

サザエさん症候群に悩まされる原因は自信のなさ。

 

サザエさん症候群から卒業できれば、

仕事もプライベートも悩みを抱えることなく、

自分が本当に望む形で過ごせる様になります。

 

サザエさん症候群の乗り越え方

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

サザエさん症候群の乗り越え方をお伝えします。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

現状を好転させることができます。

 

自分の気持ちを声に出す

まず最初の方法が、

「自分で自分の気持ちを声に出すこと」

 

サザエさん症候群になっている時は、

自分の気持ちを声に出せていません。

 

声に出さず頭の中で考え込んでしまうのです。

 

私たち人間は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が増大すると言われています。

 

次の日の仕事に対してネガティブに考えるのは、

決まって頭の中でモヤモヤしている時です。

 

頭の中でモヤモヤを増大させ、

負のスパイラルに陥っている状態です。

 

どんな気持ちも、まずは声に出して受け止めること。

これがサザエさん症候群から抜け出す第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座で解説していますが、

意識してぬいぐるみを活用することは、

サザエさん症候群から抜け出す上でも効果的です。

 

自分を主語にして問いかける

自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

サザエさん症候群の人ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分がしたいことを問いかけず、

周りを気にして流される様に過ごしてしまいます。

 

仕事においても主体性を持たず、

義務感を抱えながら働いています。

 

「して欲しい」

「してあげる」

「しなきゃいけない」

「した方がいい」

「するべきだ」

 

たとえばこれらの言葉は、

自分を主語にできていません。

 

これらの言葉を使い続けていると、

いつまでも憂うつな気持ちを抱いてしまいます。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

サザエさん症候群を抜け出す上では不可欠です。

サザエさん症候群を繰り返しても、

幸せな未来は待っていません。

 

毎週1度は憂うつな気持ちになってしまい、

次第に生きづらさを感じてしまうのです。

 

サザエさん症候群の根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合いながら、

2つの方法に取り組むことで、

サザエさん症候群から抜け出せる様になります。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。