9Feb
[最終更新日]2021/02/11
こんにちは、伊庭和高です。
人付き合いをしていく上で、
「長くこの人と関わりたい」
という気持ちが生まれたりします。
恋愛はもちろん、
友達や職場の人間関係で、
損得感情を超えて純粋に
「もっと一緒にいたいな」と感じる時。
なぜそう感じるのか。
これは人によって様々ですが、
居心地の良さというのは、
1つのキーワードになってきます。
「この人と一緒にいると自分を出せるな」
この様に感じれば、
何度も会いたいと思うでしょう。
もちろんこうした相手が常に
あなたの身の回りにいれば良いのですが、
なかなか見つからないこともあります。
せっかくなら心を許せる存在がいた方が、
より自分らしく毎日を過ごせます。
この記事では、
居心地の良い相手を見つける上で、
絶対に外してはいけない視点をお伝えします。
居心地の良い相手かどうかは「あなた次第」
多くの人がやってしまう失敗として、
「居心地の良い相手を探そうとする」
ことが挙げられます。
「いや…普通は探すんじゃないの?」
とツッコミが入りそうですが、
実はこれって相当危険なんです。
こうした言動って、
居心地の良い相手を探しているけど、
自分は変わるつもりがないですよ、
と言ってる様なものです。
居心地の良い相手は、
今の人間関係の中にいるかもしれません。
居心地の良い相手かどうかは、
あなたの関わり方次第で決まるんです。
あなたがどれだけ相手を思って関われるか
あなたが相手に遠慮せず、
本音で語り合うことができるか。
こうした部分をおろそかにしていては、
居心地の良い相手は現れません。
これはよくあるケースなのですが、
あなたにとって居心地の良い
相手だと思っていた人が、
次第にあなたと関わらなくなってくること。
好き放題に相手に関わっているので、
あなたの居心地は良いのですが、
相手はストレスをためている。
でも、直接伝えてあなたの
気を悪くしたくないから、
自然と関わる機会を減らそうとする。
これが原因であるケースが多いです。
一方が居心地の良さを感じていても、
もう一方が同様に感じているとは
決して限らないのです。
最後に
居心地の良い相手を見つけるただ1つの方法。
それは…
「相手にとって居心地の良い存在になること」
もちろん最初からなれるとは限りません。
相手にとって居心地の良い存在に
なるにはどうすればいいか、
これをひたすら考え、実行することです。
また、あなたが相手に対して
隠し事なく本音で関わることで、
相手も同様の関わり方をしてくれるでしょう。
一方が相手に気を使いすぎることなく、
本音で関われる関係であることも重要です。
「居心地の良い存在に、自分もなろう」
この様に決めるのが、第一歩です。
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。